ゆっくりのんびりいきましょう♪

ゆっくりのんびりいきましょう♪

1歳から2歳まで



1歳のお誕生日に買ってもらった乗用車、バイクは、乗って遊ぶより逆さにしてタイヤを回す方が好きだった。
1歳3ヶ月頃、車のチラシがきっかけで、車に興味を示すようになる。
同じ頃、癇癪がひどくなり、気にいらないことがあると、頭をゴンゴン床にぶつけるようになった。外では、コンクリートの上でも叩きつけるので、目を話せない状態だった。
この癇癪・自傷行為は2ヶ月程続き、毎日がくたくたで、疲れ果てた時期でもあった。
歩きがスムーズになるにつれ、プチ多動が始まる。
手をつないで歩くことはせず、勝手にふらふらと歩いてしまう。
同じ方向へ歩きたがり、Uターンして歩くことはせず、ひたすら前方を見て歩く子だった。
しかし、興味がなければ、相変わらずのだっこ魔・・・

1歳4ヶ月位の時、指差しをするときに「こりゃば?」と言うようになり、それが「ばっ??」に変わり、3歳近くまで「ばっ?ばっ?」が続いたが、ようやく最近になって「これは?」になった。
1歳半頃までに出ていた単語は「バイバイ」「いないいないばぁ」「ぶーぶー」「わんわん」「まんま」etc・・・早い方とも言えないが、人並みだったように思える。
名前を呼べば「は~い」と手を上げ、「上手上手」と手をたたき「バイバイ」「どうも」「ちょうだい」などのジェスチャーもしていた。
電話をするまねも上手だった。なにやらコウ語で話しているのだが、雰囲気はお父さんにそっくりだった。

1歳半健診では、全く問題もなく、夜泣きによる睡眠不足を相談したくらいだった。
写真を撮られるのが大好きで、この頃までの写真は満面の笑顔のナイスショットがとても多い。
2歳になるころから、突然カメラの方を向くことをしなくなってしまった。
睡眠はなかなか落ち着かず、夜泣きも頻繁だった。2歳に近づくにつれ、昼寝をしない日も増えた。
1歳半頃、電車に興味を持ち、雑誌の付録についてきたポスターのポケトレイン(30種類くらいだったかな?)を全部覚え、「~~は?」と聞くと、指差しで答えた。
同じ頃、トイレトレーニングを始めようと、お風呂に入る前に補助便座に乗せたところ、大泣きとなり、それ以来、トイレにあまり近づかなくなった。
補助便座に乗ることを拒否し続けトイレトレーニングは見送りとなった。

友達の名前を覚え、隣の公園から声が聞こえれば、走って出て行くことも多かった。
機嫌のいいときは一緒に走り回ることもあり、乗用車に乗って競争したり、(スピード狂になり、ハンドルさばきは抜群にうまかった)今よりもずっとかかわりを持って遊んでいたように思える。

室外機、換気扇、扇風機など回るものが好きだった。「穴」に執着し、小石を入れようとする行為がよく見られた。「あな」「すきま」「換気扇」「空調」「室外機}など、あまり普通の子が言わないような単語が増えてきた。とにかく回るものが好き。
タイヤ、風車、水車、換気扇、室外機etc・・
車の名前もよく覚えた。
「おかあさん」と発音できたのは、2歳になる少し前のことだった。(おとうさんはそれから1ヶ月くらい後)
アルファベットにも興味をもち始めた。
外遊びは相変わらず頻繁で、1日5時間位は当たり前に外に出ていた。冬になり、日が落ちても、乗用車に乗って散歩をした。;

今思い返せば、自閉症の症状と言われる、回り物好き、多動、癇癪、自傷行為などは表れ始めてはいるが、健常児でもありがちな範囲であったように思える。


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