Leisurely jet turbine _

第25話~第27話



空中浮遊している物体が光を地面に向けて出している。
なんだこれは・・。
さらに近づくと、なんと光の中に吸い込まれ、飛行物体の中に入ってしまった!
宇宙人?「¶Σ〒〇§Δ~!?」
なんだかよくわからない。
自分の車体が震えてきた。
宇宙人?「Θ◆_¶☆☆☆☆☆~~~!!」
スタスト「え・・あ、はい・・。」
適当に返事をするスタスト。
宇宙人?「¶¶¨Ξ■☆☆☆??」
スタスト「はい、そうです・・よ?」
宇宙人?「▼Δ☆‰☆〇~~!」
最後には、宇宙人らしきチョロQはなんだか嬉しそうにしていた。

25話.jpg
 (挿絵― wcvさん 作)

この後、地上に返してくれた。
ふう、特に大したことされなくてよかった。
・・と、このときは思っていた。

サンドポリスに帰ったあと、Qsでしばらく休憩し、夜が明けてからQsを出た。
そろそろこの町は見終わったし、次の町へ行くことにする。
高速道路の出入り口を発見し、高速に乗る。
しばらく進むとトンネルに入った。
相変わらず対向車がいないのは心配だ。
トンネルを抜けると、大きな渓谷地帯に出た。
その先に分かれ道があったので右に進むことにした。

GT-S「ちっ!右に進みやがったか!」
スタスト「は?管理人、いきなり出てきて何を言ってる?」
GT-S「僕が来たときはここを左に行ってしまったもんだから、Qsファクトリーをスルーしたどころか、この町の存在すらも知らずに次の町に行ってしまったのだが。」
スタスト「そんなお前の体験談なんてどうでも良いわ!ってか、ここは町だったのかよ!」
GT-S「そうそう、ここが町だなんてわかりずらいもんだから、スルーしちまったんだってば。お前もここで左を選んでればそうなっていたものを。」
スタスト「さあ、それはどうだか。ともかく、そんなこと言うだけのために登場するな!」
スタストはGT-Sを払いのけて渓谷の道を進む。
この道は上り坂になっていて、だんだん崖の上の方へ行っている。
そして、少しきついコーナーを曲がった正面に、Qsファクトリーをはじめとする小屋が並んだ町が現れた。
まずはQsファクトリーへ。
レッカー「よっ元気だね。」
スタスト「あの、こんな町でもレースはできるんですか?」
レッカー「もちろんできるぞ。Cランクは、ここにちなんだ険しいオフロードコースのゴロゴロバレーだ。」
そうか。それならHGオフロードが効力を発揮してくれそうだ。
スタスト「じゃあ、参加します!」
レッカー「ゴロゴロバレーだな。頑張ってこいよ。」
スタストはレース会場へ向かった。


第26話

3.2.1.START!
初手から急な下り坂に加えての急コーナーだった。
スタストはこのコースを知らなかったためにアウト側に滑り落ちていくが、グリップ力強化が影響してか切り抜けることができた。
次は細い橋を通らなければいけないが、この系統のハンドル捌きは前町でもよくやっていたために難なくクリア。
緩やかなコーナーが続いた後は、連続ヘアピン地帯に出た。
しかし、これもHGオフロードのグリップ力が貢献してかスムーズに抜けていく。
既にスタストは7位だ。
スタスト「よっしゃ、どんどん抜いて行くぜ!」
アーノルド「ぐわっはっは、今度こそは抜かさせん!」
スタスト「だがインがあいてるぞ!オラ!」
アーノルド「げっ、お前このコース強いな!」
スタスト「といってもお前はいつも抜かされてるだろ。」
アーノルド「ガーーーーーーン!!」
スタスト「お前も何処か得意なコースとかあるのか?」
アーノルド「ふっ、今に見てろ・・ってもうアイツ先に行ってるし・・。」
こうして1周目が終了。
2週目からは1コーナー目もうまく進むことができるようになり、さらにペースUP。
3週目、1位のピーオーに追いついた。
スタストはヘアピン地帯で抜きに行く。
ピーオー「なに、俺が1位でゴールできそうなのに。」
スタスト「1位は貰うぜ!」
スタストとピーオーがここで並んだが、次のコーナーでインとアウトが反転してピーオーがリード。
今度こそ追い抜きたいスタスト。
最後のヘアピンで、スタストはスペースを有意義に使ってのコーナリングに出る。
ピーオー「また並ばれたか!」
スタスト「よし、今度は外側に回り込んだぞ。これならいける!」
最終コーナーを抜けていってゴール!
スタストが先にゴールとなった。
スタスト「やった!この町に来てから初の1位だ!」
ピーオー「うー、最後の駆け引きに失敗したな。」
アーノルド「ヤバい、だんだんこの小説のわき役になってきたような・・。」
GT-S「お前みたいなやつは元々わき役だろ!」
アーノルド「なに、作者め、なぜ俺様はこんなやられ役なんだよ!?」
GT-S「登場してるだけでもいい方だぞ。ほら、ここにいるモンドなんて登場すらしてないぞ。」
モンド「(-_-メ)」
GT-S「ん?何かあったか?事実をいったまd・・。」
アーノルド「ウラァ!」
モンド「ぶっ飛べ!」
ドガァ!
GT-S「ひょええええええぇぇ!!!」

スタスト「ん?何か向こうで起こっていたようだが・・、まあいいか。」
スタストは賞金の800GをGET。これで所持金は1550Gだ。


第27話

レースで1位をとったたスタスト。
今度は町探索に入る。
ワイルド「ちと、いきなりなんだが・・、今、俺の妹の誕生日プレゼントになるものを探しているんだ。何かいいもの持ってないかな?」
スタスト「そうですか・・。」
ガサゴソと荷物を調べ始めるスタスト。
妹というとミニタワーはいまいちだろうし・・、
こういうときにかぎってモモちゃん人形はマイシティのガレージに置いてきた。(モモちゃん人形、別に必要なかったんだが・・。)
団子をとっておいてあるけど、これも微妙か。
と、探っているといいものを見つけた。スーパーヒーローカードに代わって貰ったプリティドールだ。
スタスト「こんなのはどうですか?」
ワイルド「おお、それはいいかも!せっかくだし、お礼にこの印籠をあげよう。」
・・やっぱり、印籠もあまり必要ない。
まあ、プリティドールよりは、かさばらなくていいか。
その後、住民の家にも訪問。

ウォレス「君は汽車は好きかい?」
スタスト「あ・・まあ・・。」
スタストは汽車を知らなかったので、適当に答える。
ウォレス「汽車は、あの勇敢に走ってる感じがいいよね!」
スタスト「そうですね・・、勇敢に走っているのはすごいですよね。」
ウォレス「うんうん。あ、これを機にこれ持ってってよ。汽車のプラモデルだ。」
スタストは汽車のプラモデルを貰った。
このとき、初めて汽車とはなんなのかわかった。
そうか・・、ウォレスの家にたくさんあったこれが汽車か。
ああ・・、また荷物が増えた。
さらに、マーヤ・カータンというチョロQからも何やらおかしな絵を貰い、またも荷物増量。
まあ、記念としては悪くはないけどね・・。

それからも訪問を続けるスタスト。(それにしても、今のところショップを1つも見つけてない。ショップはこれまでの系統からQsの近くにあるはずだし、この町にはショップがないようだ。)
ジーン「なんかさ~。挨拶のいいアイデアないかな?」
スタスト「挨拶の?」
ジーン「やっぱり、共通の挨拶を言って相手と共有することが1番だと思わないかい?」
スタスト「・・そうなのかな?」
ジーン「共通の挨拶を使っていくと、相手とも親しくなれるしな。前にこの町で、”ドモド~モ”ってのが流行ったこともあるんだ。」
全く聞いたことがないあたり、この町特有で流行ったものなのだろう。
とりあえず、スタストも挨拶を考える。
スタスト「スタンダードに、挨拶は”あいさつ”ってのはどうですか?」
ジーン「なになに、~あいさつ。お!これはいい響きかも!早速広めてみるよ。」
え!?どうにも回りくどいね、とか突っ込まれると思っていたんだが。
スタスト「そんなのがほんとに広まるの?」
ジーン「大丈夫。この絶妙な響きの挨拶である”あいさつ”は絶対広まるよ。」
・・・。

次に入った家では情報が得られた。
ローリー「この町では、クラクラ!ロックというミニゲームをやっている場所があるんだけど、やったことあるかい。」
スタスト「いえ、やったことないです。」
ローリー「実は、俺もやったことがないんだ。だから、もしやったら感想を言いに来てくれないかな。」
スタストは、これをやりに行くことにした。



_意味不明な付録4_
ビーステ「ところで管理人、なんか周りを見渡してみると、この小説みたいにHG2の長編小説やってるとこ多くないか?」
GT-S「それがどうした?この小説は1年半以上前からやっているんだ。決してパクリではないぞ。」
ビーステ「そうそう、そこだよ。」
GT-S「は?」
ビーステ「この小説の方が長くやってるにもかかわらず、内容量が抜かされているか同等か、辺りまで追い付かれているのはどういうことだ!」
GT-S「げ!」
スタスト「まあ、もう更新ペースのことは日記にも散々ネタにしているのにも関わらずこうなっているわけだから、今後も改善されないんだろうけどな。」
GT-S「頑張るとしても、特別な休みとかで集中的に更新するぐらいだしな・・。」
スタスト「そうそう、その集中的更新、たまにやってるけど、それやると読者が戸惑うんじゃないか?」
ビーステ「で、休みが終わると、期待を裏切ったかのように更新が急に途絶えるし。」
GT-S「しっかし、更新できそうでやり損ねてしまうこともよくあるんだよ。あと、これからはさらに忙しくなるであろうしなあ・・。」
スタスト「まあ結局は、これからもこのローペース更新が続くことはほぼ間違いないようだ・・。」
GT-S「じゃ、このあたりで今回の付録終了ってことで。」
ビーステ「・・なんか、締めくくり方がしっくりこないぞ。」
GT-S「え?じゃあどうやって締めくくるんだ?」
スタスト「ということで、付録終了の際のセリフを募集します~。案がある人は掲示板まで。」
GT-S「っておい、そんなくだらないこと募集するなよ・・。」



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