たぶんおもしろいので、よろしかったらどうぞ

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2021/12/20
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カテゴリ: 健康・医療

 ​​​11月21日に一泊入院したことは前に記したとおりです。詳細は追ってと言ったきり放り出していました。
 ​ 心筋梗塞で心肺停止から復帰 ​し、来年1月で7年になります。この間、検査以外で入院することはありませんでしたが、今回はとうとうお泊りすることになってしまいました。

 7年間で心臓の病はどんどん軽減し体調は良くなってきた来たと思うのですが、人並みに加齢による体調の低下は確実に進行しており、それらを合算した体調は、どうやらピークを越えたようです。
 どんどん体が良くなるという希望的観測は、捨てなくてはならないのかも知れませんね。

発症

 少し風邪気味か頭痛がありアセトアミノフェンの頭痛薬を飲んでいた。軽快したので一時間弱のWalking、帰宅し、おやつを摘んでいたところ、消化不良でも起こしたように胸のあたりがムカムカする。血圧を測ってみれば、心拍数の異常を示すサインが血圧計に出た。
 なんじゃこれはと手首で心拍数を測ってみると、周期がめちゃくちゃになっている。我慢できない不快さではないが、心臓の事ゆえ緊急を要するのか、放置して良いのか、それだけは判別しなければならない。
 かかりつけ医にに電話すると、受付時刻を過ぎているため応答なし、​ 心筋梗塞でお世話になった ​大病院に電話をすれば救急車が三台入り、余裕が無いと断られ、次の次に電話した循環器の診療で有名な厚生病院は診てくれるとのこと。すぐにタクシーで向かう。

検査 診察

 レントゲンを撮られ心電図を取られ、診断は心房細動。二十年以上前に何回かやったことがあり、その時は心拍数120以上に上がり、胸のあたりが「気持ち悪い」という状態だった。今回はそれほど心拍数も上がらず、他の不整脈かと思っていた。
 心房細動なら生命に危機が及ぶことはあまり無いと知っていたし、万一の時にも安心な病院内で横たわっていたので、それほど心配はしなかった。


心房細動の危険性

1.長嶋茂雄さんはこれで脳梗塞になってしまった。心拍数が早過ぎ、正常に血液を押し出せず、滞留した血が血栓になり、脳動脈に詰まると脳梗塞になる。
2.心拍数が早すぎるため心臓が疲弊し、心不全になる。


治療

1.血が固まらないようにアスピリンを飲んでいたが、より血栓に効く薬と、心臓のリズムを取り戻す薬を点滴で注入。
2.薬で収まらなければ電気ショック(患者も負担だが医者もやりたくないという。恐ろしいことを言う)


病室

 空きが無いのでナースステーション脇の「うるさいけれど」という部屋のベッドに横たわる。確かにうるさい。
・斜め向かいのお婆さんは、誤嚥で呼吸が止まり救急搬送されたらしい。一晩中「水、水」と騒いでいたが、気管にトラブルがあり直接は飲ませられないらしい。看護師さんがなだめたり怒ったり、本当に大変な仕事だと思う。
・夜中の3時頃、隣のベットに救急車で運ばれたお爺さんがやってきた。救急車で運ぶほどの緊急性は無いと思える症状ながら、耳が遠く大声で話をされるからこちらは眠れない。
・心拍数は落ち着いていなかったが、その後は熟睡できた。
・明け方、肩を揺すられて目が覚めた。いつもは遠くで声をかけるだけのカミさんなのに、今日はずいぶんサービスが良いなと半分寝ぼけていた。新婚当時なら抱きしめていたかも知れない。危ない、危ない。
血圧測定 血圧は落ち着いているけれど、心拍数は未だ落ち着いていないとのこと。
・8時過ぎ、先生の回診で目が覚めた。自分で脈を取るまでもなく、落ち着いたことを実感できる。心拍数は毎分60くらいになっている。
・退院前に診察室で先生から説明を受け帰宅。


事後の診断

・翌日、かかりつけ医に行き事後報告。定期薬の調整をしてもらう。
このような発作が起こった場合、何としても病院まで行くべきか、救急車を呼んで良いか尋ねたところ、心拍数を抑える薬を飲んでいるので、朝まで様子を見ていても良いという。
病院にはタクシーで行ったが、それは正解。自家用車では途中でどうなるかわからず、怒られたかもしれない。


原因 

 ドクターも自分でもそれがわからないと再発を心配しなければならない。肩が凝っていたので三日後にマッサージに行くと、背中がパンパンに張っているという。たぶんそれだ。
 珍しく仕事で図面を描いていた。図面を描くなんてここ数年無かったこと、パソコンで図面を描くCADも外してしまっているため、手書きで書かねばならない。0.5mmの精度で手書きで図面を描くのは、目をじっと凝らして息を止めて書かねばならず、目や背中の負担は並ではない。原因はたぶんこれ。
 そういえば背中が張っているときは、心室性期外収縮も多い。これは関連するのかどうかわからないが、一週間前にインフルエンザの予防接種をした。その後副反応として筋肉痛が出ていた。関係ないとは言えない。


対策

 健康雑誌に不整脈の対策として背中の張りを取るようにと書かれているものが多い。僧帽筋を緩める体操やストレッチを始めた結果、今まで一日十数回起きていた心室性期外収縮も、今は数回起きるか起きないか程度。

 健康雑誌に書いてあることだから、医学界で認められているわけでもなく私自身半信半疑だが、とにかく不整脈は減ったのだし、背中のストレッチをやったところで弊害は無いだろうから、当分続けてみようと思う。









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Last updated  2022/11/12 12:31:44 AM
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