米を入手し販売したアイリスオーヤマは仕事が早いことで有名だが、今回ほど見事にやったことは無いと思う。
随意契約で逸早く手をあげ、玄米の入荷から2日で白米を店頭に並べたのは見事としか言いようがない。
全国ニュースでもしばしば取り上げられ、宣伝効果は計り知れない。
こうしてみると、入札で購入したJA等からの米がさっぱり流通しないというのはどういうわけだ!
たまたま近所にあるアイリスオーヤマ傘下のダイシンで安いコメを販売し、行列ができたわけだが、全国ニュースで大きく報じられると、何だか貧民街と思われているのではないかと不安になる。
パレスチナや震災直後の東北が連想されてしまうかもしれない。
安価で販売する食料品は、本当に困っている人に優先的に販売できないものだろうか?
6月2日追記
今日も政府放出米の話題でTVワイドショーは持ちきり。
なんだか安い放出米を買うのがブームになってしまったか、食べ比べて楽しんでいる人の何と多いことよ。
家に米があるなら、安い米なんて買うなと言いたい。
ところでアイリスオーヤマが契約したのは玄米1万トン。白米にするとどのくらいになるのか知らないが仮に8千トンとし、5kgに小分けすれば何と1600万袋。
昨日売ったのはたった100袋、何もならばなくても在庫一掃の大セールが始まると思う。
8月まで売り切れと言っているのだから、90日として一日17万袋売らねばならなくなる。そんなに売れるのか販売能力の方が心配になる。
ついでに調べたので、備忘のために記す。
日本の年間米消費量 790万t、一日2.16万t、一人当たり一日178g
単位が大きすぎてわからなくなる。