シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

2010.10.01
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1集団の個体数は種類によって異なりますが、ヤマトシロアリは1~10万匹、イエシロアリは数十~100万匹といわれます。

シロアリは、このような多数の個体での集団生活を営むために、主に次のような階級で役割分担をしています。


 ■  生殖虫~女王アリと王アリ

    ・女王と王は常に一緒に生活し、交尾・産卵を繰り返し、多くの子孫を残す。

 ■  継承生殖虫(副生殖虫)~副女王アリと副王アリ

    ・女王か王のどちらか、又は両方が死亡した場合などにその代わりをする。

    ・副女王アリや副王アリは1つのコロニーに一対とは限らず、複数匹存在することがある。

 ■  職蟻

    ・集団の構成員の90%以上を占める。

    ・餌の採取活動や巣の構築・修理・清掃、女王や王・幼虫・兵アリに食物を与える役割を
     担う。

    ・下等なシロアリは、生殖器官の発達が抑制されているが、職蟻から副女王や副王などの
     生殖活動をともなう階級に成長した場合、生殖能力が発揮される。

 ■  兵蟻

    ・発達した集団では、数パーセントを占める。

    ・種類によって頭部の形状が異なるので、シロアリの種類を判別する場合、頭部の形状を
     比較することで判定できる。

    ・兵アリは外敵からの防衛を担っている。

    ・自ら摂食できないため、餌は職アリから口移しでもらう。

 ■  ニンフ

    ・羽アリや副生殖虫に成長する前段階の幼虫

 ■  羽アリ

    ・巣を飛び立って女王、王となる。


 ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)






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最終更新日  2011.09.13 14:45:47
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