シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

2011.02.15
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畳は日本の伝統的な床材で、芯材になる 畳床 畳表 には藺草を使って作ります。

最近では 稲わら に代わって インシュレーションボード などが畳床に使われるようになり、畳表にもい草に代わって化学素材が使用されることが多くなっています。

又、縁には畳表を畳床に固定するためと装飾を兼ねて、 畳縁(たたみべり) と呼ばれる帯状の布を縫い付けています。
 (※ 縁のない畳もあります)
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【畳の主な特性】

・調湿作用

   湿度が高いときには水分を吸収し、低くなれば(空気が乾燥すると)今度は水分を放出し、
   湿度調整をします。

・保温、断熱効果

   畳床に使われる稲藁には熱を伝えにくい特徴があり、優れた断熱性を有します。
   夏は涼しく、冬は暖かく室温を保ちます。

・吸着効果

   稲藁畳床は、発生するVOCの量が極めて小さく、VOC の吸着効果があります。
   二酸化窒素を吸着するはたらきがあります。

・振動や音を吸収する

・弾力性があり、衝撃が少ない

   倒れて転んだ場合も、衝撃が少ない。

・難燃性

   材料を圧縮させて作られおり、又、適度な水分を含んでいるために燃えにくい。
   有害ガスを発生させる心配がない。


ここに挙げた畳の特徴だけをみると、畳は非常に優れた床材の一つということになりますが、従来の稲わらやい草を使用した畳や現在普及している化学素材を使用した軽量畳にも問題点はあります。


では、一体どのような問題点があるのでしょうか?


その辺りについて畳を構成する下記の部材ごとに述べていきますので各項をご覧ください。

   →  畳床

   →  畳表

   →  着色料






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最終更新日  2011.02.15 10:56:24
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