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最終日(2日目とも言う)のランチは、 シャトーレストラン ジョエル・ロブション
しかも、ラ・ターブルの方ではなく、メインのレストランのランチです!!

フーッ!(鼻息)

では、参りましょう。


で、階段を一歩一歩踏みしめ、お城(笑)のドアの前に。
このタイミングでドアボーイがドアを開けてくれると思ってたんですが、
ドアボーイがどこにもいない。

前回、来たときはドアボーイが開けてくれたんだけどなぁ。


ドアボーイシステムはやめてしまったのかなぁ。
・・・前回はいなくてもよかったけど、今回はいて欲しかったなぁ。

まぁ、開かないものは仕方ありません。
自力でドアを開けて中へ入りました。


で、コートや荷物を預けて、エレベーターで2階へ。
レストラン内はゴールドが基調。でも、落ち着いた雰囲気です。


私たちは遅めの時間に予約してたんですが、
テーブルについていたのは、私たちのほかに4組ほどでしょうか。

などと、落ち着いた様子を装いつつあれやこれやと観察していると、
ヤクルトの古田に似たサービスマンがにこやかにテーブルに登場し、
「食前酒にシャンパンなどはいかがでしょう?」などとおっしゃる。


ワインは予算の中に入れてあるけどさー、食前酒は聞いてないよー。

と一瞬ひるみましたが、
ゴールドな雰囲気にのまれて健全な金銭感覚はすでに崩壊。
「せっかくだから頼んじゃえよー。予算オーバーしてもカードで払えばいいんだし」と、
耳元で天使がささやき、



・・・まぁ、よろしい。
今年はしゃかりきになって働きましょう。


で、シャンパンで乾杯して、お食事がスタート。


まずは、スタイリッシュな器に入った小さなアミューズの登場。
フォアグラやあわびなどが入った洋風茶碗蒸みたいなもんかな。
なんか素材の味が複雑に入り混じってます。
(解説が超庶民的ですまぬ)


と、ここでパン皿が登場。
お皿の右上部分には小さなくぼみがあり、そこにオリーブオイルが注がれています。

で、オリーブオイルの底の部分に小さな黒いシミがひとつ。
「えっ?、ゴミ入ってる」と一瞬、思いましたが、どーもこれはバルサミコのよう。

古田に似ていないもうひとりのサービスマンの方に
「底に沈んでいるのはバルサミコですか?」と質問すると、
「はい、そうです!オリーブオイルに少し酸味を加えてお召し上がりいただこうと・・・」
とゆー答え。


サラダにオリーブオイル&バルサミコとゆーのは食したことがありますが、
パンにオリーブオイル&バルサミコとゆーのは初めてです。
(バルサミコはほんの少量なんですけどね)

続いて登場したパン(自家製天然酵母を使用したロブションのスペシャリテ小型版)に
つけて食べましたが、うまかったですよ。
(パン自体もおいしいし、オイル&バルサミコ酢もいいモノを使ってるんでしょうが)

今度、家でも真似してみよう。



で、次は前菜。
青森産活帆立貝
アンディーヴのマリネと共にサラダ仕立てにしサフランソースと“柚子”のエアーをのせて

これ、非常に美しい一品でした。(写真なくてごめん)
ホタテとアンディーブの上にふわふわプックリとしたメレンゲのような物体がのってる。
これが、「柚子のエアー」ってことなんだけど、ホントにふわふわしてて、いつまでもつぶれない。

これが私にはとっても不思議で、
「柚子だけではこんなにふわふわ状態にならないですよね、このふわふわって何ですか?」
と、思わずサービスのお兄さんに質問してしまいました。

だって、味覚的に考えるとぜったいメレンゲではないでしょう。
でも柚子果汁だけを泡立てても、こんなにふわふわ状態は続かないはずだもん。
不思議でしょ?

で、正解はナントカっつー奴を柚子果汁に加えて作ってあるそうです。
すみません、「そこまでつっこんだなら名前を覚えとけよ!」なんですが、
その後のお料理に味覚と頭と心をうばわれて覚えられませんでした。

とにかく、それを加えて泡立てると、ふわふわが長持ちするんだそうです。
(さすがに長い時間ほっておくとつぶれるそうですが)

ふーむ、お料理っていろんな技があるんですね。なんか感動してしまいました。

お味の方はちょっと酸味が勝つ感じ。ヘルシーな一品という印象です。


と、感心してる間に、カゴいっぱいに盛られたパンが登場。
いろんな種類があるんですが、
どれもプティフールのような大きさですんごいかわいいんですよっ!
で、どれもこれも食べたくなり、たくさんいただいてしまいました。

で、あまりにもかわいらしいパンたちのため、どうしてもカメラにおさめたくなり、
またまた、サービスのお兄さんにお声がけ。
(ちょっと店の雰囲気上、ここまでは撮影を遠慮してたのです)

「ケータイで写真撮ってもいいですか?」と質問したら、
「もちろんです!!」と快くお返事をいただいたので、撮影を開始いたしました。


パン ←とりどりのパンの図
写真中央奥から時計まわりに、
エスカルゴ(バターたっぷりのクロワッサン)、ミルクパン、ドライトマトのパン、
アンチョビー入りクロワッサン、サフランパン、真中はオリーブのパン。
ミルクパンの下にちょこんとのぞいてるのがオリーブオイル&バルサミコ。
この時点でバターも登場。


さて、お次はスープ。
季節の茸 ラングスティーヌに森の香るブイヨンを注いで
スープ
※ラングスティーヌはエビのこと

盛り付け(と言うより演出か)がとってもキレイですよねー。
で、とっても上品なお味で、かつ茸のいい香りがぷわわーんとする。
実は全部のお料理の中で、私が一番気に入ったのがこのスープです。
本当にうまかったなぁ。また食べたい。


次はお魚。
自家製塩鱈 現代風“ガルビュール”に仕上げて
タラ
※ガルビュールはフランス南西部、ベアルヌ地方の実だくさんのスープのことを言うそうです。

いやー、鱈って鱈汁か煮付けか蒲鉾になる運命を背負った魚だと思ってたんですが、
スタイリッシュなお料理にも変身できるんですねぇ。

お野菜も豊富に盛り込まれていて、非常においしゅうございました。



お肉は鴨とイベリコ豚の2種からの選択制で、今回は全員イベリコをセレクト。

イベリコポーク クレピネットに包みローストし、 レンズ豆とポワールのラグーと共に
イベリコ

こちらは粗く刻んだイベリコ豚を網脂(クレピネット)で包んだもの。
ぷっくら丸くてかわいらしい形状です。

お肉の味がしみじみとうまいっ!
ソースもおいしかったですよ。パンでぬぐっちゃいました。


アヴァン・デセール(お口直し/デザートの前のデザート)
口直し

これも「うゎ~、ステキ!」と言いたくなるくらい
器がスタイリッシュだったんですけど、よくわかりませんね。
フルーツ、シャーベット、ゼリーと、さわやかな一品でした。


デザートは、
アニス風味の洋梨のスープに浮かべたキャラメルのスフレ 栗のはちみつのアイスを添えて
デザート2

アニス(八角の親戚)って独特の風味があって、ちょっと苦手。
でも、キャラメルのスフレはめちゃくちゃおいしかった~。


コーヒー
コーヒー

コーヒーカップがおもしろい形状をしてたんだけど、写真ではよくわかりませんねー。
(つば広帽子をひっくり返したような形のソーサーに、細長いカップがすっぽりはまってる)

コーヒーに添えられたフィナンシェも、うまかったーっ!



以上で、ココロ躍るお食事タイムも終了。
大変、おいしゅうございました。


ここのお料理は何より見た目が美しいと思う。
そんで、本当に手のかかったお料理。

フレンチって、ちょっとこってり・ぐっつりとしたイメージを抱きがちだけれど、
(最近はヘルシー志向になっているという話も聞くが)
ここのお料理はぜんぜん違いました。


なんか、改めてフランス料理を見直しました。


今回のランチは7500円のコース。
それに飲み物やらサービス料やらを加えて、ご予算はひとり12000円強でした。


スタッフの方々の感じもとてもよかったし、
お値段の都合上、そう度々訪れることはできないレストランではあるけれど、また行きたい!!
夜のコース(3万5000円!)も、食べてみたいなぁ・・・。

カジュアルテイストのラ・ターブルのランチにも今度、行ってみよう。


あっ、お帰りの「おみや」として、イチヂクとくるみのパンをいただきました(一人1個ずつ)。
これも、とってもうまかったです。



さぁ、本日メインの豪華ランチも無事に終え、
後は甘味みやげを購入して、新幹線に乗り込むのみです。

ってことで、このお話は「その9」に続くっ!





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最終更新日  2006.01.15 00:16:41
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