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所用で京都入り。
のついでに、奈良入り。

薬師寺すぐそばの しらかわ でお昼ごはん。

ここんちのお食事メニューは、
そば系数種、うどん系数種、柿の葉寿司といったところ。


で、その中から、
新潟ではあまりお目にかからないメニューを食べてみようと思い、
梅うどん(650円)をオーダー。
NEC_0060.JPG


「ま、観光地だし、こんなもんかな」というところだったけれど、
おつゆはおいしかったです。

とろろ昆布と梅干が合うー。
風邪ひいたときとか、あまり食欲がない時とかでも、
するりと食べられて、かつ、温まるぅ~、
「家でもマネしてみよう」と思えるおうどんでした。



で、柿の葉寿司も食べたかったのだけれど既に売り切れてたので、
ここんちの名物・西ノ京だんごをオーダー。
NEC_0061.JPG

よもぎ、抹茶、小倉、あやめ(いわゆる醤油だんご)、ごま
の5種の味が楽しめて350円(おだんごは七つ)。

やーかくて、なかなか美味でございました。





お昼ごはん&おやつを満喫してお店を後にし、薬師寺へ。


興樂門から入って最初に目を引いたのはやはり東塔。
NEC_0055.JPG
ケータイで撮ってるのでいまいち不満な写真ですが。


明治時代、岡倉天心とともに日本の文化財保護に尽力したフェノロサが、
この塔のことを「凍れる音楽」と評したらしいのだけれど(←んなこと言ってないという説もあるようですが)、


でも、実際に自分の目で見て納得。
リズミカルとでも言いましょうか、
いや、本当に「凍れる音楽」という感じの建造物です。

この東塔、今年の秋以降から解体修理をおこなう予定だそうで、
(写真には、解体修理の調査のために組まれた足場が写ってますよね)
そうなると約10年間はその姿を見ることができなくなります。
(平成31年に修理が終わる予定だそうです)

なので、
「凍れる音楽」がどのようなものかを目で見て感じたいという方は、
今年秋までに訪問を。



で、白鳳伽藍で坊さんの話を聞いたり、お参りしたり、
ホーホーと言いつつさまざまなものを見学したり、ボーっとしたりしたあと、
玄奘三蔵院伽藍へ。

玄奘三蔵院伽藍に向う途上にある淡墨桜は、若干の開花。
NEC_0051.JPG

玄奘三蔵院伽藍から東塔をのぞむ。
NEC_0053.JPG


実は今回の奈良入りの最大の目的は、
玄奘三蔵院伽藍に奉納されている
平山郁夫さんが描かれた大唐西域壁画を見ること。

大唐西域壁画は、
国禁を犯して、中国からインドまで「真の仏教の教え」を学びに行った
玄奘三蔵(←西遊記の三蔵法師のモデル)の旅を描いたもので、
通常は期間限定で公開されているようですが、
今年は平城遷都1300年の年でもあるということで、通年公開されているのです。


この壁画、
・長安
・嘉峪関(かよくかん:万里の長城最西端の関所)、
・高昌国(こうしょうこく:玄奘三蔵に惚れこんで旅を支援した王様がいた国)
・ヒマラヤ連峰(画のタイトルは「西方浄土 須弥山」)
・バーミアン(現アフガニスタン)
・デカン高原、
・ナーランダ寺院(目的地:玄奘三蔵がお勉強したお寺)
と、西へ西へと向う旅を7つのシーンで描いているのですが、
明け方の長安からはじまって、月夜のナーランダ寺院まで、
旅の道筋を、朝、昼、夜という一日の時間経過でも表現しています。

壁画が納められている部屋の天井には空が描かれていて、
それも、スタート地点は太陽が、ゴール地点には月が描かれているんですよね。

・・・って、ずらずらと文字で書いてもよーわからんですよね。

ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。


完成までに要した時間は二十年、
無償で描かれたそうです。



というようなことを、なぜ、私が知っているかというと、
壁画のそばにいた薬師寺のハッピを着たおじさん(ボランティアの方かな)が、
ものすごーく丁寧に教えてくれたからです。
(質問しない限り教えてくれませんから、解説を聞きたかったら質問してくださいね)

壁画については、もひとつ、とっておきのネタがあるのですが、
それは、各自調査ということで。



平山郁夫さんについては、お名前と、
文化財保護活動に尽力されていることを
薄ぼんやりと知っていた程度だったのですが、

ごく最近、
関わりのあった方からお話を聞く機会を得て興味を持ち、
平山さんが書かれた本などを何冊か読みました。

で、「平和への祈り」を生涯のテーマにされていた平山さんの
お考えやその行動力に感銘を受け、引き続き、お勉強しています。



ゲージュツとかアートとか言われると、
「いや、知りません、関係ありません!」と一歩ひくタイプでありながら(苦笑)。




壁画は見るだけでも感じるものがあると思うけれど、
その背景や、描かれた方の想いなども一緒に知ることができれば、
より一層、理解が深まると思うし、何か考えるきっかけとなるかもしれません。











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最終更新日  2010.03.26 14:21:24
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