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4月30日(日) 旧暦3月11日 六輝は 先勝(せんかち or せんぷ) 1年の3分の1が今日で終わりですね。今日は特に晴れというわけでもないですが、センターの事務所の中は、クーラーが効かないのでひどく暑く感じます。イベントもなく静かな日曜日でしたので、外に出て来年用のアキランサスの挿し穂の準備をしました。来年はここにはもういないし、準備して植えても見ることはないと思いつつ、やっぱり気になりますから。まあ、植えとけば花のない時も色合いの良さで、花壇をカバーできる植物なので、邪魔にはならないでしょう。 島のツツジは終盤で、裏庭のツツジのほとんどが花落ちしてしまいましたが、前庭のツツジが今頃咲きだしています。こちらも、数年来花の咲かない枯れ木に近い状態でしたが、なにげに咲いてくれました。嬉しいです。 農園に行けないので、ツツジで思い出した話になってしまいますが、島には「大岳遊歩道」と言う山道があり、ツツジの名所になっていました。最近、この遊歩道の噂が出回っていて、この遊歩道のツツジが全部切り取られてしまったらしいのです。あんな素晴らしいツツジの木が、切り取られるなんて「まさか?」と思いながら、友達3人で言ってみました。先々週の事です。 この遊歩道は、木々の緑が美しい素敵な山道で、「桜」や「椿」「ゴールデンシャワー」などの花が四季折々に鑑賞できる場所です。もちろん「ツツジ」の咲き誇る様は、島内外に自慢できるものでした。そのツツジが切り取られるなんて、ありえないことです。 ところが、確かにツツジの姿がなかったのです。よく見ると、切り取られたように地面近くから刈られていました。かなり雑な強剪定とでも言いますか。 ツツジがすべて切り取られ、「きれいさっぱり整理された」ような遊歩道 数年前のほぼ同じ場所ですが、ツツジはこんなに咲いていました。この満開の花が延々続いていた遊歩道でしたが、そのツツジがすべて消えていました。 まあ、これって花の咲く前に切ったのかしら、それとも咲いた後の整理剪定? この時期に? 病気でも蔓延したのかしら? 聞いたことないけど・・・ これほど見事なツツジ並木を切り取る事情って何なんでしょう。 数キロも続く名物の花を、すべて切り取るなんて、誰もが出来るわけでもないですし、これが噂話だけで終わっているのもおかしな話です。まったく摩訶不思議としか言いようがありません。
2023.04.30
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4月29日(土) 旧暦3月10日 六輝は 赤口(しゃっく or しゃっこう) 昨夜、東京からの知人と会食後、私の参加する模合の席にお誘いしました。沖縄の模合はヤマトゥ流に言いますと「頼母子講」です。月一で決められた金額と会費を持って集まり、集まった金額を模合の会員が順繰りにもらっていくという仕組みです。月1万円の模合金で10人の会員なら、10万円づつ会員の誰かが順に受け取ることが出来るわけです。千差万別ありますので、規則もそれに合わせていろいろですが、お楽しみ会の色合いも強いので、ほとんどの人が何らかの模合に参加しています。私は少ない方で、2つの模合に入っています。 昨夜の模合は中学校の同級生の模合です。12~3人くらいでしょうか、月1回集まって飲み会をしています。この年になると、ほとんど身体の衰えや病気の話になるんですけどね。これももう20年以上続いている会です。 他界した模合仲間も多いので、元気なうちに楽しんでおこうという気持ちもあり、パークゴルフや時にバーベキューなどしながら、6月には仲間で北海道旅行に行く事になっています。残念ながら、私は休みが取れないので同行できません。 東京からお越しのお客様は、実は御年87歳の女性で、これから一人で久米島に移住することを決意していらっしゃる方です。すでに土地を買い、家を新築することになっています。つまり71歳の私たちより16歳も年齢が上です。年に4~5回東京から島に通って、ますます島を気に入って、ついに移住となりました。こんな方がいらっしゃると、私たちはまだまだヒヨッコにすぎないと思ってしまいますよね。爺さん婆さんの上に超元気な婆さんがいらっしゃるんですから。私も弱音なんかはいていられません。 この元気を、模合のみんなにもアヤカッテ(エネルギーを分けてもらう・・的な意味)もらいたくて、お連れしたのです。新築予定の家は、現在設計の段階で、家が完成するのは来年の秋ごろとの事。今年は88歳になりますとおっしゃっているので、完成時は89歳です。ご自分の夢を持っていらして、夢を叶えるために移住するのだそうです。この勇気には拍手しかありません。 さて、今日も農園に行く時間が取れませんでした。やむを得ず、草刈りだけは友人に頼むことにしました。少々焦りますが、仕方ありません。 結局今日は、わずかの時間で種子の整理をすることしかできませんでした。いろんな物に保存してあった種子を、透明な保存袋に入れ直し、わかりよいように分類しただけですけど。農園や山野で採取したこれらの種子は、今年蒔く分です。 ああ、今頃ピタンガは落ち放題です。
2023.04.29
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4月28日(金) 旧暦3月9日 六輝は 大安(たいあん or だいあん)上弦の月🌓 センターの花壇の花芭蕉の花が咲いています。芭蕉には実芭蕉・糸芭蕉・花芭蕉があります。センターには花芭蕉と実芭蕉があります。先だって私が子株を持って行って農園に植えたのは食べる種類の芭蕉、きれいな色をして咲くのは花芭蕉、そして山あいに生えている糸芭蕉類です。糸芭蕉は繊維を取って織物を作る芭蕉です。小さな実はなりますが、食べるのに適しません。ちなみに芭蕉とは俗にいうバナナの木(草本)の事です。 センターの花芭蕉は、成長が早く私が何度も切り取りましたが、すぐに新しい株が生えてきます。少々厄介な存在です。一度住み着いたら二度と動くもんかと言っているようです。 今日また久しぶりにシロバナタンポポの種子を採取。これらは農園にばらまいておくつもりです。いつか農園がシロバナタンポポの住処になれるように。 センターは、私の相方がお休み中ですので、5月は多分フル出勤になりそうです。どうやって農園時間をひねり出すか問題です。草刈りは途中のままですし、ピタンガ満熟、マンゴー結実中、パッションも開花したばかり、そろそろ熟してくるバナナもあります。なにしろ年齢ですから、フルタイムのフル勤務プラス農園では、体力が持ちそうにありません。今晩は6時に東京から来られた知人に会う事になっています。8時から、月1回の定例で「模合」に出席の予定です。なんだかバリバリの現役サラリーババみたいじゃないですか。重なる時は重なると言いますが、今まさにそのようです。こんな状況ですから、もちろん農園には今日も行けません。 ひと月だけの辛坊だと思い、老体に鞭打って頑張るしかない様です。しかし、病気をしたことがないと言っていた相方が、病気になってしまったのです。私なんかほんとに注意しなければなりません。体力要注意!!と書いて壁に貼っておきます。 そういえば昨日も、注意事項のっけましたっけ。時々道路沿いにはいろんな注意事事項が喚起されていますね。意味は違えど、注意には違いないです。今日もおババは頑張ります。
2023.04.28
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4月27日(木) 旧暦3月8日 六輝は仏滅(ぶつめつ) 今日は、午後になるにつれてお天気が良くなりました。センターは久米島町老人クラブ連合会の総会でした。もしかしてこの年代の方々が一番活発なのでしょうかね。近年、こんなに大勢の方が集まる総会は見たことがありません。もちろん、すでに私も射程距離内の年齢ですが、お呼びがかかりませんので、当分失礼させてもらっています。そうそうたる大先輩たちがいらして準備も含め役員として頑張っておられました。 さて我が家の猫のチビチビですが、突然性格が変わってしまいました。今まで一番私に懐いてうるさいくらいくっついてばかりでしたのに、全然懐かなくなってしまいました。夜も一緒に寝なくなり、呼んでもあまり来ません。一人で暗い隅っこに隠れるように寝ていたり、家のどこかに入り込んで見つからなったりします。何を考えているのか全くわからなくなりました。 時に、風呂場に侵入し洗濯機の中で寝ています。蓋を開けておくと入り込んで、気が付かず洗濯物でも放りこもうものなら、一緒にスイッチポンになります。 危ないので気を付けていますが、蓋を閉じても上で座り込んでしまいます。娘が気にして、私が間違って洗濯機を回さないようにと注意書きをしてくれました。チビチビは全然意に介していませんけれど。 我が家のチビチビに何が起きたのでしょう? なぜか私から完全に離れてしまいました。 [ 何よ!! ] 猫の気持ちがわかりません。 センターでは相棒のHSさんが、脳内出血で突然入院となりました。休暇で那覇へ出かけての事なので事情も分からず、連絡待ちの状況です。ただしばらく入院を余儀なくされそうです。元気はつらつに見えても「年齢と健康」の問題はいつも絡み合っている事をつくづく感じてしまいます。軽くあることを祈るばかりです。どうやら今日は農園に出かけることは出来そうにありません。
2023.04.27
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4月26日(水) 旧暦3月7日 六輝は 先負(せんまけ or せんぷ) 昨日、夕方6時半を過ぎていましたが、やり始めた草刈りが気になって農園に出かけました。とりあえず、今は刈って刈って刈りまくるしかないので、ちょっとの時間でもやっておこうと出かけた次第です。7時半まで夢中で刈ったんですが、7時半にはさすがに暗くなって見えなくなりました。小雨模様の曇り空でしたので、余計に夕暮れが濃くなっていたのですね。 今朝、出勤前30分だけ、農園に寄りました。夕べは夜通し雨が降ったのか農園の中は水を含んでべっちょりです。 10日ほど前、センターのガーデンの手入れで、邪魔になった島バナナの子苗2本を掘り出し、処分しようと置いてあったのですが、これがまだ生きていました。かわいそうになって農園に植える事にしました。農園内には同族バナナだけでなく、よそからのバナナも入れたかったので、それに加えようと思ったのです。C地区とB地区にそれぞれ1本づつ植えました。 雨が降っていて幸いでしたよ。しばらく水かけも要らないくらいです。B地区はマンゴーハウスの隣に島バナナエリアがありますので、その空間に1本を補植することが出来ました。 B地区 島バナナエリアへ1本 C地区 空きスペースへ1本 バナナの1本作りを考えていたのですが、子株が次から次へと伸びてきます。切り捨てることが出来ず、どうしましょ状態で困ってしまいます。 とりあえず、センターの時間も迫っていますし、今日はピタンガを少しだけ摘んで出勤する事にしました。夕べ暗闇の中で刈った場所は、草刈り前とちっとも変わり映えがしません。よく見えなかったとは言え、腕が悪くて困ったもんです。
2023.04.26
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4月25日(火) 旧暦3月6日 六輝は友引(ともびき) 時々島のガイドを依頼されて、お引き受けするのですが、年に数回ほどで趣味のようなものです。一応観光協会の公認のガイド(かもしれない?)で依頼は観光協会が多いです。 コロナと言うこともあって、観光は下火でしたので、コロナ開けの兆しの中で徐々に回復中といったところでしょうか。今回珍しく6月・7月に予約が急増で、ガイド依頼のなかった中で、しぶとく生き残ってきた3人で組むことになりました。私はもちろん70代ですから島で最高齢のガイドかもしれません。自称「ババガイド」です。 集落散策が主で、周遊も時々します。ほかのお二人は若くて頭も回りますし、腰も軽くていらっしゃる。腰の重いババガイドとは違います。今日は1件「城めぐり」を男性のNHさんが担当でしたので、おババと一番若いANちゃんとバスに同乗させてもらい、実地勉強をさせてもらいました。 お金をいただくガイドとなるとそれなりのお勉強をしないと、とても座が保てません。いつも無料のお友達ガイドで鍛えているつもりではありますがね。今日のコースはどんなものかとかと言いますと、「宇江城 城」 沖縄一高い場所にある「宇江城城跡」のパノラマは、残念ながらお天気が曇り空で、水平線がくっきり出なかったのですが、島の様子が一望できる観光名所の花形です。 「具志川 城」 金銀財宝が集まったと言われる 具志川城跡は城主の恋物語と、首里王府の久米島討伐の際の、幼き王子の逃亡劇が伝説となったロマンある城。 「伊敷索 城」 伊敷索(チナハ)城跡は、島を統一し、伊敷索一族の繁栄をもたらした父王の城、3人の息子に「宇江城城」「「具志川城」「登武那覇城」の按司の権限を与え、権勢を誇った一族の長です。石垣も十分残っていますが、崩れた石垣に絡みつく大木はさすがに時の移ろいを感じさせます。 石垣に絡みついて大きくなった樹 伊敷索城は、コンパクトですが、なかなか面白い場所で、今日も、木登りトカゲが遊んでいましたし、昨年のクルブ(シークヮーサー)が、今年の新しい実をつけながら、まだ木に残っていました。黄色く熟し、シークヮーサーの苦手な私でも甘くて食せるほどです。満熟味でした。 昨年の実(シークヮーサー) 木登りトカゲ 末王子の登武那覇城は、今はジャングルに覆われて、崩れた石の後しか残っておりません。島では知る人ぞ知る人気の若按司の城です。 これらの城の物語は、島の誰でも知っているストーリーとして、民話の中でも語り継がれています。 ガイドは意外に体力のいる仕事ですので、仕事としてお引き受けするのは少ないのですが、おババのボケ防止を兼ねて、ボケババガイドにならないように、ガンバ、するしかない!!。
2023.04.25
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4月24日(月) 旧暦3月5日 六輝は先勝(せんかち or せんしょう)一粒万倍日 お天気良好 出勤前の1時間、朝食もそこそこ農園へ・・・。 昨日の集落清掃で、集落の方たちが農園の周辺を刈り取ってくれていました。清掃はお休みが合わなくて参加ができません。今朝は刈り草で散らかった道路を大急ぎで掃除をしに出かけたのです。毎日30分でも農園周りをきちんとしておけば、いつも慌てることはないのですが、なかなかそれができません。「五枝の松」への観光道路ですので、花を植えたりして見栄え良くしたいのは山々なんです。「農園」「バイト」「やりたいと望む生活」を3立させながら、のんびり人生を楽しみ、1年目を終えるつもりでした。予定通りには行かず「バイト」の分野が膨らんでしまいましたが、まあ、何とかなるでしょう。とりあえず、3分野を「農園」「仕事」「私事」に軌道修正、「農園」をライフワーク、「仕事」をお金を生み出す分野、「私事」をお金を生み出さない家事・趣味の遊びの分野に分類することにしました。 「農園」は足腰立たなくなるまで私の必須ですし、「仕事」は生活を支えるために必要ですし、「私事」は好奇心を満足させるために必要な分野です。仕分けできないものもありますが、頭の中を仕分けしておけば、なんとなく気楽に行けそうな気がします。 「引退のんびり」と少し違うのかなーと思いつつも、まあ婆さんが楽しく生活できれば、これも終活ライフでよいのかなと言うところです。 またん、なまからどー です。 昼間の時間がだいぶ長くなりました。農園にかける時間も増やせそうです。前回メジロが作り損ねた巣はまだあるのですが、人の住まない家がすぐに荒れるように、少しづつほころびがでてきました。 次の小鳥たちがリフォームして住んでくれないかな、なんて馬鹿げた事を考えながら、一応そのまま残してあります。 今日からやっと草刈り開始。少しづつキレイにしていきます。通路を邪魔していたユリも思い切って刈り取りました。これでやっと通路の整理にもかかれます。でも、これから先の草刈りを考えると、ちょっとだけ気が遠~くなりそうですけど。 次はここから草刈りを始めようかしら。 これから月桃の花の季節です。農園の月桃もそろそろ花が開きます。
2023.04.24
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4月23日(日) 旧暦3月4日 六輝は赤口(しゃっく or しゃっく)お天気は朝から良好でした。 昼間の目の効く時間帯にパソコン作業をしたいのですが、仕事が増えた分、時間管理がまだうまくいきません。最近はいつも押せ押せの午前様近くになってしまいます。 2~3日農園に寄れませんでしたので、夕方用事のついでに回って見ました。ピタンガが熟れきって手を伸ばせばポロポロ落ちてきます。収穫が間に合いません。 マンゴーもちょっと見ない間に大きくなっていました。 (今 日) (ちょっと前) (今 日) (ちょっと前) マンゴーは、ちょっと前までの実に比べると、2倍の大きさになりました。これからは日を追うごとに大きくなっていきそうで、楽しみです。 パッションにも花が咲いていてびっくりしました。今回選定しすぎてハゲてしまいましたので、今年は実をあきらめていたのです。でもなんと、花が咲いてくれました。まだ十数花ですが、蕾もそこそこ見えています。過去のパッションは全くの野放し状態で、高く伸びたチャーギ(イヌマキ)に絡まって、木のてっぺんで勝手に開花・結実していましたので、実のところ生育の様子はぜんぜんわかりませんでした。気がつけば実ができていたという感覚です。 ほんとは午前中に人工授粉した方が確実だそうです。私のお休みのタイミングに合えばよいのですが、なかなかそうもいきませんので、今回も虫さん任せになりそうです。 花も実も生育する中で、楽しみいっぱいなんですが、実は草刈りがまだ済んでいませんし、農園周りの整理も終わっていません。農園ライフもせわしいものです。
2023.04.23
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4月22日(土) 旧暦3月3日 六輝は大安(たいあん or だいあん)はまうりです。女の子は海におりて身を清めます。今はこの風習も廃れました。 改善センターは、夕方から「球美軽音楽クラブ」の演奏発表会です。 このクラブのメンバーさんたちには、ずいぶんお世話になりました。私たちはコロナ前まで社交ダンスをしていて、毎年クリスマス頃に「チャリティー社交ダンスパーティー」を開催していました。コロナでまったく集まることが出来なくなり、ダンスクラブはもう3年以上も休止状態です。 ダンスパーティーには、彼らが生演奏で花を添えていたのです。しばらく前から彼らのクラブも休眠状態になり、ここ十数年は皆さんとご縁が薄くなっていました。指導者も亡くなられたので、心配していましたが、最近復活し活動を再開していました。 昔のお礼もあり、この発表会はぜひ行こうと、センターに予約が入った時から決めていました。 「みんなもう50代、60代です」とおっしゃりながら、手話サークルの手話での歌、中学2年生の男の子の見事なピアノソロも上手に組み入れて、楽しい演奏を聞かせてくれました。久しぶりに昔のメンバーさんの顔を拝見することも出来ました。いろいろな場所で花を添えるも、独自の発表会は初めての事と、第1回の球美軽音楽クラブの「吹奏楽演奏会」となったようです。「大丈夫、ダンスメンバーなんて、みな70代よ」と思いながら、昔を懐かしく思いだしました。確かに、皆さんも若かったですね、20年くらい前の彼らの写真を見ながらちょっと思ったりして・・・だって見つけた写真は、2004年ですもの。 けれど、まだまだ十分頑張れる年齢、皆さんが復活すれば、ダンスメンバーも気持ちが奮い立ちます。私たちの社交ダンスクラブもかれこれ25年以上続いてきた古株です。ただ寄る年波に勝てなくて再起が難しいだけです。昔はこんなに若かったという懐かしい写真集の中から、軽音楽クラブの演奏で踊ったパーティー参加の皆さん、楽しかったですね。 あの頃には、もう戻れない?。
2023.04.22
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4月21日(金) 旧暦3月2日 六輝は仏滅(ぶつめつ) 3日前に71歳になりました。昨年の春70歳からスタートした終活ライフです。1年が経ち、ゆっくりと「のんびり生活」を続けるつもりでしたが、なかなかうまくいかず、あれこれと過去の仕事に引きずられて忙しい生活が続いています。「75歳まで仕事を」と言う手相見さんの言葉が現実になりそうで困っています。今更娑婆に戻るなんてさらさらありませんし、頭と一緒で脳みそまで真っ白になっています。センターのアルバイトが終われば、お家で小さな雑貨屋さんでもしながら、農園ライフをしたいというのが夢です。そして、やりたかった小さな趣味を楽しむのです。 71歳と言う舞台に向けて、改めて自分に問うてみます。「どうする?あちらにはあなたを待っている仕事が結構あるわよ」 70歳で描いた夢に、プラン外の事が飛び込むことで、自分の時間が盗られていくのにイラっとして、半ば不機嫌に対応していました。「私の時間には限りがあるのよ!」みたいな感じです。(最も、仕事を完全に断りきれずに、生半可な返事をしてしまった私も悪いのですが。) 「」マークになったのは、昨夜、種類別に区分けをして整理をしてみたら、頭の中も整理されたらしく、すんなり解決策が出てきました。 みんな織り込んでやっちゃえば良いのだ。自分のスタイルはそのままで、外野の事は趣味に織り込んじゃえ・・・。 70歳で踏んだ「終活ライフ」の初舞台、71歳の二幕目は登場場面を増やせばよいんでない? という結論でした。・・・・う~ん、時間管理と体調管理、ますます重要か・・・な。 どんよりと曇った空が続く久米島、何か島らしい雰囲気の写真がないか、パラパラとアルバムをめくりましたら、こんな1枚を見つけました。どんな風に見えるかはその人次第、私には海の妖精の坊やに見えましたが、何事も見方ひとつ、とらえ方ひとつで変わっていきます。ならば入れてこなして掃き出しちゃいましょう。二幕目はもっと楽しい冒険が待っているかもしれません。
2023.04.21
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4月20日(木) 旧暦3月朔日 六輝は先負(せんまけ or せんぷ) 新月🌑 不成就日 16日間続いた天一天上が終わります。穀雨 本来、赤口の次は先勝となるはずですが、今日は旧暦の3月1日、月が変わります。6輝はそれぞれの月にも当てはめられていますので、3月は 六輝の中の3番目 先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の、先負からのスタートです。 穀雨(こくう)、春雨は田畑を潤し、穀物の成長を助けるという事ですが、今日の久米島は土砂降りでした。夕べも相当の雨が降ったと見え、センター前の坂道は、上から押し流されて来た雑草ゴミがかなり溜まっていました。 さて昨日は、鳥取さんたちとアナガー(石切り場)散策をしました。ユリもグラジオラスもまだ咲かず、漂着ごみいっぱいの中、足場の悪い道を歩いてもらいました。たまにはそんなありえない観光も良いかもしれませんので。 単に昔の石切り場を見てもらっただけですが、その前に、この石が何に利用されたのか、軽く見てもらってから出かけたので、サンゴがいっぱい含んだ石を、昔の人がどこから探して、どう切り取ったのか興味を持ってもらえました。お天気が悪くおまけに夕暮れで、海の色さえ出ない観光マイナーな時間帯です。しかし、ま、漂着ごみは異国情緒でかわし、岩にへばりついて生きている植物たちの様子やその草たちの食味を加えて、星砂・太陽の砂探し30秒(夕暮れでは見つけることはできませんでしたが)、海岸通りの岩場の風葬墓、カーミ御嶽・軍艦岩、廃港、具志川城の石積の景観はもちろん、城主マニクダルの逸話を加え、何気に石や岩をテーマに回ってみました。実は昨日はアーラ林道に登る前、島尻の石墓も見てもらっています。 通常の観光はご自分たちのレンタカーで回り、私は退勤後の17:00後からの同行でしたので、スペシャル版を案内。あっという間に暗くなりました。 鳥取さんたちは、半ばお仕事もかねていましたので、2泊3日の滞在中、ご一緒できたのは合間を縫った夕方合計5時間ほど。あまり接待をすることができませんでしたが、今日無事に帰りました。 ところで、この石切り場は非常に魅力のある場所です。もちろん漂着ゴミ問題など考えると、ゴミだらけのこの一帯は観光ルートとしては似つかわしくないですが、知る人ぞ知る野生の鉄砲ユリとグラジオラスのメッカ、陸側の岩の景観を含めると、なかなか捨てがたい観光資源です。ただし、かなりマニアックな。 そういえば、昨夜雨の中、別件の島の友人たちを送りに行った際、ヘビさんを引いてしまいました。ヘビなのかハブなのか見分けがつかなかったのですが、道路を横断中のヘビさんに乗り上げたあの感触、生ものを引いた感触がまだ残っています。戻って確認しませんでしたので、死んだか無事だったかは・・・わかりません。
2023.04.20
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4月19日(水) 旧暦2月29日 六輝は 赤口(しゃっく or しゃっこう) 朝一番で大きな雷、大雨になるかと思いきや小康状態。今日は4日ぶりの出勤ですが、雨に打たれたアマリリスがこうべを垂れながらも、よく咲いていました。 これから球根類や宿根草など、あまり手入れをしなくても、きれいな花壇が保てるように花種を選びながら植栽をしていきます。多分私の仕事としては、センター最後の年になるでしょうから、次が楽になるように段取りをしておきませんとね。 1年の4分の1経過を前にして、はたと思うのは、家と農園と仕事を3立させながら、自分の事を楽しもうとスタートした人生の終活ライフが、どうも余計な事に振り回されて時間がそがれています。 以前、手相占いで「92歳まで生きるから、75歳までは今の仕事をしなさい」と言われたのですが、最近とみに「以前手放した仕事」が戻ってきたり、今まで年に数回の「趣味の分野の仕事」が急増したりするのは、「仕事をせよ」と言う事なのでしょうか。 70歳から始めた終活ライフ、順調な滑り出しだったのに、71歳を迎えた今、なんだか急展開しそうな気配です。えっー神様 もしかして 75歳まで働けって?
2023.04.20
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4月18日(火)旧暦2月28日 六輝は 大安(たいあん) 自己管理がなっていないのを重々知りつつ、今日もそんなに体調は良くないのに、朝から夕方まで出かけてしまいました。仕事の会議やらボランティアの会議やらが、たまに同日にバッティングしてしまうので、1日通しになってしまったりするのです。 ただ夕方は、1年ぶりに鳥取の知り合いさん達が来島したので3時間くらい楽しく過ごしました。2時間ほど、観光がわりに出かけたアーラ林道は、全く花のない桜木の景観でしたが、それもまた良し、新緑が美しくなかなか良い山道でした。 途中、カエルの卵が小川の木の幹にくっついていたり、数種の小鳥の鳴き声が聞こえたりで、久しぶりに農園でない自然を味わいました。 林道とは言え、道路のど真ん中で蛇の抜け殻を見つけたときは「やったね!」という感じでした。 口を開け、目玉の形まで残るこんな抜け殻は、私は初めて見ました。蛇さんは、ほんとに丸ごと抜けてしまうんですね。一人分ならぬ1匹分がきれいに残っていました。一緒に行っ鳥取さんの一人が茶目っ気を出して、桜木の根元に抜け殻を移すと、風に揺られて抜け殻のしっぽが、ブルルっと微妙な動きをするんです。これは、発見した人は「なんだ!?」と思うはず。 近くで見ると抜け殻の中で、何かがうごめいているようです。こんな「たかが抜け殻」の発見が面白くて、しばらく話題が尽きぬ皆さんでした。 今日はまた、とても嬉しい発見を友達がしてくれました。 例の緑色のカタツムリ、アオミオカタニシです。私が農園で見つけて見失ってしまったアオミオカタニシが、よその森にもいました。いることは聞いていましたし、私はヤンバルでは見たことがありました。自分の農園に生息していたことは、びっくりでしたが、とても嬉しかったものです。 夜の農園にたくさんの蛍が飛んでいるのを見て感動したのは去年の事です。種類はわかりませんが、それこそたくさんの蛍が農園を飛び交っていました。何十年も農薬を使わず、自然(ほったらかし?)に任せている畑だから蛍がいるんだと言われた時は、農薬を使わなくて良かったと心から思ったものです。それと同様、ちょっと貴重なアオミオカタニシなども、あまり人為的な事をしていないおかげかも知れないと一人勝手に納得しているのです。 Y子ちゃんが今日メールで送ってくれたアオミオカタニシです。 生き物万歳です、久米島も万歳です、植物も人も含め、久米島は十分味わい深い島です。
2023.04.18
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4月17日(日) 旧暦2月27日 六輝は仏滅(ぶつめつ) 仏滅の日曜日、最近体調を崩しがちなので、できるだけ大人しく過ごすことにしているのですが、なんだか次から次へと舞い込んでくる用事に、疲れが取れなくて困ってしまいます。 仕事先の同僚HSさんには「僕は体調を崩すという事がないからわからんが、君は自己管理をしなさすぎるんだ、自分の仕事の量を考えて体調管理をするのは当たり前じゃないか」と言われてしまいました。先輩のおっしゃる通りではあるんですが・・・・。 この先輩76歳で自己鍛錬だけはかかしません。数年前に車も返上し、毎日歩いて通勤していますし、食にもうるさい。姿勢もピシッとして歩く歩幅も私の2倍以上です。そんな風ですから他人にも厳しい。でもこの方、20年前はのんだくれのアル中でした。アル中は言い過ぎですが、とにかくノンベーで有名でした。自分の帰る家がわからなくて道路で怒鳴っていた事もあったほど。 そんな彼が仕事を定年退職した後、まったく変わってしまったのです。 何があったのかわかりませんが、恐らくかなりの努力をしたのだと思います。今も酒は飲みますが、自分の限度を知っているので、それ以上飲むことはしません。 もともと仕事には厳しい人だったようで、その辺は今の仕事ぶりを見てもわかるのです。仕事の手順は把握しておくのが当たり前・・・・というような方。 人間いくつになっても、変われるんだなあ と彼を見ていると思います。 口では厳しいことを言ってますが、いつも仕事を代わってもらったり、大変な仕事をしてくれたり、助けられています。感謝してますよ、HSさん。 農園はいつものごとくピタンガの盛り。木々の間を抜けながら、赤い実をほおばりつつ、 きりがないので、今日は、このくらいの収穫で。今度HSさんを連れて来ようかな。
2023.04.17
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4月16日(日) 旧暦2月26日 六輝は 先負(せんまけ or せんぷ) 不成就日 お天気良好。今日は1階「会議室」と言う呼び名のついている部屋の清掃です。贅沢なんですが、私は自由に使える部屋を持っていて、多目的に使用しています。将来(将来があるのかわかりません)お勤めが終わったら、そこで小さな雑貨屋さんでもしようかなと、考えている場所です。今は、いろんな用途に使っています。今まで雨漏りがひどくて、使い道がなかったのですが、昨年補修をして、使えるようになりました。そこそこの広さで、椅子テーブルが揃っているので、私の関係している団体が、ここで良く会議をするのです。 でも、まだ物置のように雑然としているので、これをもう少し整理したくて、今日から取り掛かっているわけです。 木工したりペンキを塗ったり、書類を広げたり、大きく場所を取る仕事にはとても重宝しています。今日はと言うと、実はかっこよくズーム会議と、農作業系のカラシナの種取りに使いました。少し違いすぎる使い方ですが。 切り取ってあったカラシナの花の穂をビニール袋に入れてシャカシャカ振っていると、種が零れ落ちます。何せ小さな種ですので散らかったら大変です。結構たくさん採れましたが、まだまだ採れそうです。 まだたくさん採れそうです。 このカラシナ、虫もつかずに育ってくれたので、今年は2世の自家採取を試みました。カラシナは主要作物でもありませんから自家採取大丈夫ですよね、自家用ですし。しかし住みずらい世の中になっていきますね。すべてが管理されて、植物も種までコントロールされてしまう。 私の農園はエサ(肥料)をほとんどあげないけど、自然に自由に育ってほしいです。
2023.04.16
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4月15日(土) 旧暦2月25日)六輝は 友引(ともびき)一粒万倍日 久しぶりにまともな雨になりました。 私は、たまに観光ガイドをやっていますが、先日観光協会さんからガイドの依頼があったので、ガイド予定の3人でコースを回ってみることになり、午前中の雨の中を予定コースをたどってみました。ところが、このところ体調不良だったので、車酔いであえなくダウン。珍しくツウーアタイ(ひどく悪くなる事)してしまいました。 全く! 年と共に体力がなくなる事を痛感してしまいます。 今日は1日、猫のチビチビと寝床で過ごすはめに・・・。うちの子はイビキをかいて布団のど真ん中で寝ています。この態度、誰が主人やら・・・。 最近、草刈りをしていて感じるのですが、草がだんだん変化してくるのがわかります。西のC地区と名付けた農園は、もともとサトウキビ畑で、刈り残ったキビや草を、馬さんに食べてもらった後、農園にしました。ここはシロバナセンダングサの占有地で、最初はセンダングサとの闘いでしたが、人間の背丈ほども伸びていたセンダングサが、だんだん短くなり、そのうちチドメグサが生え始めヨモギと二分しました。 それから、ノゼリやアメリカフウロ、シラホシムグラなど、背丈の低い柔らか葉っぱの草たちと変わっていったのです。メヒシバやオヒシバなどのイネ科は、都合よく通路だけに残り、車の出入り通路の泥はね防止になってくれました。もちろん草との戦いは今も続いているのですが、以前ほど躍起にならなくても、手狩りでも楽になったのです。 A地区・B地区と違って、ここは借りて2~3年の土地なので、草の変化がよく見えるのです。何も植えない場所を残したからわかるのですが、たぶん今まで使用されていた農薬や肥料もほぼ抜けたのではないかと思います。草は大地を知るバロメーターと言います。私は理屈はあまりわかりませんが、確かに今まで限られていた雑草が、バラエティに富んできていますので土の質も変わったのでしょう。 今年初めて農園で発見したコマツヨイグサ。いつの間にか入り込んでいました。彼女は勢力拡大をもくろんでいるようです。ポツンポツンですが、あちらこちらに顔を出しています。 アメリカハマグルマと同様外来植物で「要注意外来生物」に指定されています。さあ、困りました。お花は可愛いんですが、要注意植物だとすれば処置に困ってしまいます。
2023.04.15
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4月14日(金) 旧暦2月24日 六輝は先勝(せんかち 0r せんしょう) 時々降りそうで降らず、夕方からしょぼくれ雨になりました。黄砂の予報が出ていますが、島ではあまり確認出来ません。センターでは久しぶりにシロバナタンポポが咲きました。他の日にも咲いているようですが、私の出勤日に合わせてくれませんので、今日久しぶりのご対面です。 今日も愛らしく、蕾も次々出て来ますね。 シロバナタンポポ、島で初めて見つけて、友人たちに自慢したのですが、しっかり「オチ」がありました。昨日、婦人会の用事でセンターにきたKちゃん、以前にも「うちに咲いてるのと似てる」と言っていましたが、スマホに写真をおさめてきてくれました。「おーっ、これこれ、なんで?」「昔からうちで咲いてるよ、屋敷中これだから、雑草のごとく抜き捨てている。タンポポって雑草さね」Kちゃんちの庭は山と一体化した広~いお庭、そこら中にタンポポが咲いている、しかも白色。と言うのですから、アララ ラ。 先日もSさんが「うちにあるよ」「えっ何で?」「カミさんが花好きだから」。島の人ってすごいです。何でもありなんですよ。「黄色もあるけどこれも普通だと思っていた」そうです。九州・四国の一部地域が根城だったシロバナタンポポ、こんなところまで南下していたのですね。 私の大発見は、ごく当たり前のお話になってしまいました。 しょぼくれ雨をぬって、昨日までの刈り草を集めに、農園に寄りました。ここは農園の入口です。道路に長時間駐車ができませんので、畑の中に私道を作りました。奥に止めてあるのは私の愛車、軽トラックです。通勤も軽トラックです。幌の中には、混合ガソリンやら、草刈り機やらカマやらスコップやらが入っています。どんなところからでも農園に直通できるように準備万端です。 農園には物置小屋もあるのですが、奥まで行って取るのが面倒で、ついついのっけてしまうのです。 手前のバナナで隠れてしまっていますが、バナナの奥、軽トラの左横にパッションが、右横には刈り残した草の中で、ユリの花が咲きだしているところです。トラックの正面奥にも通路を邪魔したユリたちが咲いています、この時期はどの農道でも道端でユリが咲いています。ユリもここでは雑草の仲間です。 パッション これから咲きだすユリたち 四季折々の花が農園の中で見れるのは楽しいんですけど、ユリはほんとにどんどん増えていきますので、これ以上中央に侵蝕しないようにしませんとね。今日はピタンガまで手が回らなかったので、トマトだけ摘んで帰りました。明日のサラダ用です。 PS 田舎の町作り様へ紙面を借りてご連絡します。コメント欄へお返事させていただきました。いつもありがとうございます。 ニック様へ長年の知り合いのニックさん いつもありがとうございます。
2023.04.14
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4月13日(木) 旧暦2月23日 六輝は赤口(しゃっく or しゃっこう)下弦の月🌗 不成就日 私は、あまりアマリリスと言う花は好きではありませんでした。どちらかと言うとすみれとか野草系で名もない小さな花が好みだと思っていました。 ところが、私の農園の通り道に咲くアマリリスを見てから少し気持ちが変わりました。花は大きかろうが、小さかろうが、清楚であろうが派手であろうが、やっぱり花、美しいのです。 このアマリリスは、私の農園の隣家のSさんが、自分の畑の脇に植えているアマリリスですが、この畑の脇とは、国指定天然記念物「五枝の松」へ通るメイン通りなのです。毎年4月頃、満開のアマリリスが、通りを行く人の目を楽しませてくれています。 ほんの十数メートルの短い距離に真っ赤なアマリリスの群れなのですが、この花のおかげで、私も農園に出かけるのが楽しくなるのです。 毎年通りを彩るSさんのアマリリアス センターのガーデンでもアマリリスが咲き始めています。私もアマリリスは赤の方が良いと思っていますが、センターのアマリリスは、ほとんど切れ目の深いピンク系でした。 思い出してみたら、このピンクは、数年前知り合いが、「要らないから捨てる」と言うものを、例のごとくかわいそう気分でもらって、私が農園の隅に埋めておいたものです。植える気がなく埋めておいたものですから、球根が大きくなり過密状態で、花も蕾の段階から、妙に形が悪かったのです。素直に伸びないというか・・・もしかして球根自体が悪かったのか、もともとこんなものだったか・・・。 増えてしまったので、センターに移して正解でした。小さな球根の花は来年咲きでしょうけど、程よい球根は、次々花芽を出してきています。 赤系 輝くほどの美しさ 白系 内気 ピンク系 おしゃべりそのほか、虚栄心・臆病とか色々な花言葉があるようです。私は赤が好きなので「輝くほどの美しさ」?まあ、お上手。 100球あまりあれば、農園の脇にこのようにアマリリスを植えてよかったんですが、私はもう少し野性味を持った花を植えたかったので、アマリリスはセンターのガーデンに植える事にしたのです。来年までたっぷり太らせて、一斉に花開く様子を見てみたいものです。 農園は、ユリの花が咲き終わらないと綺麗に草刈りができません。いつもの通路のユリはまだ通行を邪魔していますし、農園の隅のユリたちは、これからです。この時期の農園はいつも隅っこが刈り残っています。困ったものです。
2023.04.13
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4月12日(水) 旧暦2月22日 六輝は大安(たいあん or だいあん)一粒万倍日 夕方6時過ぎ、大急ぎで農園に向かいます。センターでガーデンの草取りとバタフライピーの種子を蒔いてみました。成長しきれないまま、萎えてしまったサヤの種子でしたので、あまり期待は出来ませんが、芽が出てくればグッドです。 夕方6時はまだ間に合います。草刈りは出来ませんが、少しの草取りくらいならできそうです。トマトの下草取りをして、頂いた鶏糞をまいてみました。すでに終わりかけのトマトですので、再度盛り返してくれたら、まあグッドです。実験です。 バナナが、前回相当数切り倒したバナナから子株が、にょきにょき出てきました。 成長するときは早いものです。気が付かないうちにどんと伸びてしまいます。下手をするとまた乱立してしまうので、どれを残して、どれを処分するか早く決めないといけません。小さくてかわいいのでなかなか切れなくなってしまうのです。 でも、今日はわずかな時間をトマトの整理と、ピタンガの収穫に来ましたので、いったんバナナを据え置いて、ピタンガの植えてあるA地区に向かいます。昨日にもまして熟しています。 毎年、食べても追っつかないので、そのまま捨て置いているのですが、今年は出来るだけ収穫することにしたのです。ジャムを作るのが目的です、冷凍保存で後々使えるかもしれませんし。でも実は冷凍庫はバナナでいっぱいなんです。食べきれなくて冷凍にしてあるのですが、食べきる前に次のバナナが出来てしまうので、結局、1年後は「ごめんなさい、冷凍庫整理させてくださいね」になってしまいます。島ではどこにでもバナナが植わっているので、差し上げてもあまり喜ばれないのです。昨年は出来すぎちゃって、誰ももらってくれなくて、とても困りました。 ピタンガもその傾向があって、好まれて食べられていません。私はバナナもピタンガも好きですが、一人で食べる量なんてしれていますし、私の知り合いは、同じものを皆さん持っています。だからあげられないのです。自家製でも、作りすぎるとこんな困りごとが出てきたりするんです。ほんとはバナナもピタンガも2~3本あれば十分なんですよ。でも、勝手に増えて行っちゃうんです、困ったものです とはいえ、出来たものはしょうがない。とりあえずせっせせっせと摘み取ります。今日はボールにいっぱい、ジップロック一袋分、冷凍庫行きです。時間が出来たら、ジャムかドリンクか作ってみましょう。 でも実っている様は、とてもかわいく愛らしく、何しろ癒されます。 でも正直なところ、昨日からずーっと憂鬱なんです。今日は友の葬式でした。昔色々な事を一緒に活動した仲間が、10日に亡くなりました。同じ仲間を3年前にも亡くしましたが、実にやるせない気持ちです。できるだけ考えないように、ガーデンや農園やと気を紛らわしていましたが、やっぱ思い出が蘇ってきます。仕方ないですね。今日はやるせなさを抱いて過ごしましょう。70歳も過ぎると私より先に逝ってしまった友がたくさんいます。みんな向こうで何してるのかしら? おーっし、ピタンガジャム作ってやっからね~。
2023.04.12
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4月11日(火)旧暦2月21日 六輝は仏滅(ぶつめつ) 従弟たちもヤマトゥ帰り、今日から静かな時間が戻ってきました。 何日かぶりに農園に向かい、草刈りの続きをします。最近草刈り機がうまく動かなくて、エンジンをかけるだけで一苦労なんです。一発でかかる草刈り機が欲しいです。タンクひと缶分の草刈りしかしかしません。途中であっても燃料が切れたら今日は終わり、という具合です。年齢ですので、無理をしないことを心掛けているのです。人様に頼めば1日で終わってしまうんですけどね。 今日は仕事がお休みでしたので、3時間くらい農園作業をしました。私の畑があまりに痩せている、と思っているYMさんが、鶏糞肥料を3体置いていきました。う~んどうしましょう?。とりあえ少~しだけ、ちっとも大きくならないトマトにやってみますか。小さいままでも、トマトはできるので、今日も収穫はしたんですけどね。農家の方から見ると私のは一体なんだと覆うのでしょう。 マンゴーは、ハウスの外から見ても実が確認できる大きさになってきました。受粉できなかった花は枯れ落ちて、花枝に数個づつ実が残ってきました。小さな働き者さんたちは、まだ元気に飛び回っています。この小さな実があの大きなマンゴーに育つまでには、まだまだ時間がかかりそうですね。 その前にピタンガの方が熟してきました。もうすぐ収穫を迎えます。もうすっかり熟しているのもあります。ピタンガの実はどんどん採って行かないと、実が落ちて行ってしまいますので、これから忙しくなります。 一応、今日の収穫はトマト・ピタンガ・ノニというところです。どっちかというと、みな、野摘みの感覚の収穫ですけど。ま、明日も草刈り頑張るぞ!!
2023.04.11
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4月10日(月) 旧暦2月20日 六輝は先負(せんまけ or せんぷ)良いお天気に恵まれました。これも日ごろ良い行いをしていた賜物ですね。 数年に一度くらいしか会えない従弟たちと、最後の墓終いにのぞみました。移転先の墓所の関係者の手を借り墓開けの準備を行い、お坊様をお呼びして、簡単なお祈りをしていただきました。 ひと月前に内部調査をしていたので、中の様子はよく知っていました。ハブもいなければ、ゴキブリもいない、アリの姿さえ見当たらないきれいな墓内でした。しいて言えばゲジゲジを見たくらいです。 移転先の墓所の方々は、とても丁寧に手際よく作業をしてくださり、無事すべてを片付けてくれました。このような古い墓の中では、外も墓内も奇麗に保たれている方だということです。修理も出来なくて、屋根も石囲いも崩れそうになっているのですが、何とか120年間持ちこたえてくれました。その25年間を墓守りした私の仕事もほんとに終わってしまいました。 今は、誰もいなくなった墓内は、なんだか役目を終えたように安堵した感じがしました。墓内の壁に手をやれば、しっとり濡れていました。ひと月前、中に入った時は気が付かなかったのですが、2~3日前までは天気が悪く、降ったり曇ったりが続いていましたので、水分が入り込んでいたのです。とても頑丈に見えた石積みの墓内も多分寿命が来ていたのです。これ以上ほおっていたら、崩れていく一方だったでしょう。良いタイミングでした。 長い間一族を守ってくれて、ほんとにありがとう。おかげで私も数世代前のご先祖様方と対面できました。昨年は我が家の墓終いをし、母方のご先祖様方に会えました。今年は父方のご先祖様方に会うことができるなんて不思議な思いです。墓内の石には、施工年月日、作主、そして「首里人大工 宮城 蒲」と刻まれていました。首里でも名の売れた大工さんだったのでしょう。 大きな仕事がまた一つ終わりました。
2023.04.10
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4月9日(日) 旧暦2月19日 六輝は友引(ともびき) 少し寒気はしますが、お天気は良いので、予定通りお墓掃除へ。2月の初め頃、草刈りをしましたので、思ったほどでもなく2時間ほどで綺麗にする事が出来ました。明日の墓じまいを終わると、もうお墓掃除をすることもなくなります。ホッとするような、寂しいような。草刈機を使う手にも力が入り、いつもより心込めてお掃除しました。 正面の墓壁に、戦時中アメリカ軍の弾が撃ち込まれたと、父が話していた「弾の跡」を眺めながら、なんだか感慨深い思いになりました。 120年間先祖を守り続けたお墓に、明日終止符を打つのです。我が家の墓じまいの時もそうでしたが、つくづく時代は変わっていくのだなと感じてしまいます。 広島と埼玉から従兄たちも着きました。用意を整え、明日を待つばかりです。
2023.04.09
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4月8日(土)旧暦2月18日 六輝は先勝(せんかち or せんしょう)花まつり 灌仏会 お釈迦様の誕生日ということです。 我が家は仏教徒というわけではありませんので、行事は行いません。ですが、この日になるといつもお釈迦様の映画を思い出します。はっきりと覚えているわけではありませんが、お釈迦様の誕生のシーンで、生まれてすぐに天と地を指さした赤子が、花の咲き乱れた庭に立っているというところです。インドの国の王子で「ゴーダマ シッダールタ」という名前だったように思いますが、このシーンがとてもきれいだった事だけ妙に覚えているのです。 特に意味があるわけではありません。4月8日→花まつり→お釈迦様→映画のシーン→花いっぱいの庭 頭の中の連想ゲームのようなものですね。記憶はつながって覚えていると、はなかなか忘れないのかもしれません。 春の寒暖で、体調を崩してしまったようです。外に出るには少し身体が重いので休養です。明後日は父の実家の墓の墓終いをすることになっています。明日はお墓の掃除もしなければいけないので、体力を温存しておきます。120年前の古いお墓ですので、もったいない気もしますが、もう誰もお墓を守ることができないのでやむをえません。 本家の直系の従弟たちも、お墓を次代に継いでいくことの難しさを、痛感しているようです。誰も島には戻ってこないのですから。 ところでお墓と言えば、お墓の庭に桜の木があるのですが、夏になるとこの木によく蜘蛛が巣を作っていました。それがまたこの蜘蛛の巣に、よく大きな獲物がかかるのです。夏にお墓掃除に行ったりすると、必ずと言っていいほど、蜘蛛の巣に捕まってもがいている虫たちがいました。 セミやカナブン、たまにあり得ないモノが捕まることもあります。私は蜘蛛の名前は知りませんが、蜘蛛の巣や蜘蛛たちの色々が面白いので、写真に凝った事があり、掃除の合間によく写真を撮りました。ここではセミがよく捕まっていました。明後日、墓終いをすると、この付近での蜘蛛たちともお別れです。いやいや、お墓ともお別れです。
2023.04.08
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4月7日(金) 旧暦2月17日 六輝は 赤口(しゃっく or しゃっこう) あいにく雨になりました。昨日からセンターのガーデンの草取りをしていたのですが、今日は降られてしまいました。2月に植えたサルビアがまだ花落ちしていませんので、切り戻しをしつつ次の苗に植え替えていきます。キンギョソウとコスモスとキンセンカはすでに植え込み済みです。成長した苗のふくらみを考えて、今回はだいぶ間を開けました。おいおいアマリリスも咲きだすので、来月頃には少し見れる花壇になると思います。 東サイドの花壇の隅に小さなオオバギの木が生えていました。毎日見ていたにも関わらず、気が付けばオオバギの葉がすごく大きくなっていたのです。大葉木と言うくらいですから、葉っぱはとても広くて大きいのですが、この木はまだ1メートルくらいなのに、私の顔がすっぽり隠れるほど葉が大きくなっていました。子供の頃はよく、物を包んだりして遊んだものですが、今は紙も袋もいっぱいありますから、まったく使いませんね。島には至る所に生えていて、あっという間に成長してしまいます。そのうち鉢に植えて観葉植物代わりにしようと思っていたのです。似た植物にウンベラータと言うのがあって、花屋さんでは結構高かったりしますもの。でも、今から掘り返すのはもう無理かもしれません。隣のハイビスカスと根っこがばっちり絡まってしまいました。 この木は面白い事に、切り倒すと血のように赤い樹液が出てくるのです。最初切り取った時はびっくりしました。樹皮にもうっすらと染みています。 自然界の中では、無駄なことは何もないそうですので、この赤い樹液もそれなりの理由があるのでしょうね。 昆虫(アリ)の力を借りて身を守っていることも、プロポリスの起源植物であることも、最近知ったので、もしかして昆虫を集めるための蜜成分かなとか思ったりしていました。 プロポリスはミツバチが集める色々な植物から作られるのですが、その材料となる植物を起源植物と言うのだそうです。その一つがこのオオバギだと言う訳です。 知り合いがミツバチを飼っていてハチミツを作っていたので、その販売の手伝いをしていた時、ハチミツの事を一生懸命勉強しました。その時、このプロポリスの起源植物の一つにオオバギがあり、このオオバギ類は、草食生物から身を守るために、樹液でアリを誘引するのだいう事も知りました。 いつもながら、植物の頭の良さには感心させられます。雌雄異株と言うのも、進化している植物らしい感じがして親しみがわいていたのです。 ウンベラータ代わりに、鉢植えの観葉植物にしちゃおうと思ったのもその時ですが、せっかく見つけた幼株を、大きくさせてしまいました。「すぐやる」は最近「すぐやらない」になっていたので、今回も失敗です。 それにしてもこのオオバギ、もしかしたらまだ知られざる秘密を持っているかもしれません。要注意、注目植物です。
2023.04.07
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4月6日(木) 旧暦 2月16日 六輝は 大安(たいあん or だいあん) 昨日は、忙しくて気がつかなかったのですが、十方暮れ(もの事がうまくいかない時期)が終わり、天一天上(神様が天上に行かれているので、何事もお目こぼしがあり、どこへ出かけるにも良し)と言う良き日が始まる日だったのです。天一天上はこれから16日間続きますので、私もちょいと羽を伸ばそうかな? 昨日はツイタチジュウグニチのヒヌカンのウチャトービーでもありましたが、私は完全に忘れてしまいました。 今日は、満月🌕で俗に言う「ピンクムーン」です。昨夜も、ベランダから月をみましたが、きれいなお月様でした。今晩は、もっと美しいだろうと楽しみにしていましたのに、残念ながらお月様は顔を出してくれませんでした。せっかくのピンクムーン、仕方がないです、私はピンクサーモンで我慢します。カラフトマスは抗酸化作用成分がたっぷり入った食材と言いますので、私たちにはピッタリです。 いつだったか「ピンクムーン」に引っかけて「ピンクサーモン」の話が出た折、どちらを選ぶか話題になり、居合わせた年配の女性群全員が「ピンクサーモン」を選びました。目の保養より胃の腑を満足させるのが女性群には大事だったのですね。私は「両方好き」な欲張りさんです。 昨日、愚痴ったおかげで、今日は少しさっぱりしましたが、口は災いの元、これからは何事も、軽々しく引き受ける事はしない!と大決心をしました。でも、引き受けて失敗したこの件は、実は1年続く長丁場です。先が思いやられます。まあ、いつもの通り気が滅入ったら、お花と猫ちゃんに慰めてもらいます。 農園の方では、最後のグミを収穫しました。熟した実は美味しいと皆さんおっしゃるんですが、私は熟すくらいではまだ渋みが感じられて、美味しいとは思いません。赤さも過ぎて少し黒みが入り満熟した方が、渋みも取れ美味しく感じます。野生のフルーツってやはり満熟までいかないと、甘味が出てこないような気がします。 今回収穫したグミは、甘味がのって美味しかったんです。鳥さんが食べる分を残して、私が全部いただきました。 2~3日前に、実はSCさんがトマトと一緒に大きな赤い実を持ってきました。てっきり小玉のトマトかと思いきや、グミでした。 私のグミと比べても段違いに大きな実です。 「園芸種の改良グミだよね」と話しながら味見をすると、だいぶ渋みがあり、今のところ味は私のグミの方が上です。知り合いの家にあるとの事ですので、今度訪ねて行くことにしました。満熟した実はきっと美味しいに違いありませんので。 2個いただきましたので、さっそく種を取り出しました。でも、種まきの苦手な私の事、うまく育てられるか心配です。
2023.04.06
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4月5日(水) 旧暦2月15日 六輝は仏滅(ぶつめつ) 今日もなんだか1日に追いまわされてしまいました。計画していた事が、後手後手に回るのはいつもの事ですが、反省しても治らないのは性分なんですね。余計なことはしないと決めているのに、何でまたこんな事引き受けたの? 引き受けなかったら、したいことができたでしょ? と、毎回自分に言い聞かせているんですけど、「お願いね」って言われると、考える前に口が勝手にしゃべっちゃうのです「いいわよ」と。 そうすると、今日みたいに自分の事は最後になってしまい、「ああ、時間ない」とあわててブログを開く羽目になってしまうのです。いつもの事ながらおバカをしてしまいました。仏滅でしたものね。 つまり今日は、以前にちゃんと断っておけば今頃時間がたっぷりあったはずなのに、ついうっかり生返事をしたおかげで、そのツケを払わされてしまったのです。農園の時間がパーになってしまったのでご機嫌が悪いのです。でも、このまま寝られないし・・・・そういえば、今日からセンターに春の花植えを始めましたっけ。今回は確かコスモスとキンギョソウとキンセンカでした。そういえば、昨年農園から移植した約100球のアマリリスも、花が咲き始めましたっけ。球根が大小あったので、全部咲きそろうのはきっと来年ですね。今年は何球咲くのか楽しみです。そういえば、お花写しましたっけ。載せちゃいましょう。そういえば、少しご機嫌直りそう・・・・・単純ですかね。そいえば、「仏滅」の次は「大安」ですもの。 何怒ってんの?お婆ちゃん。 チビチビ
2023.04.05
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4月4日(火) 旧暦2月14日 六輝は 先負(せんまけ or せんぷ) 一昨日、農園の様子を見に行ったら、マンゴーハウスの「小さな働き者」たちは、やはりだいぶ減っていました。まだ花は咲き続けていますので、「小さな働き者」たちを失えません。早速、冷凍サンマを買って出かけました。 ころころっとした実が、あちらこちらに付いてきましたから、少し期待できるかもしれません。でも、取らぬ狸の皮算用になってしまうと困るので、ここは慎重に。 ちなみに久米島には狸がいませんので、同じたとえで古いお話の中に「取らぬ人魚の皮算用」のお話が載っていたのを覚えています。人魚と形容されるジュゴンは、昔から島の界隈にも住んでいたんですね。さあ、「働き者」さんたちに、サンマを分け与えます。しっかり受粉をお願いします。 わあー、いっぱい実がついてる 1月以来、手を付けていなかったC地区の草刈りを再開することにしました。C地区は道路と直に面していますから、草の具合がすぐに人様に見られてしまうので、出来るだけ刈っておきたい所です・・・なかなかできませんけどねえ。 とりあえず端から刈って、次に手を付けやすいように準備です。いつものごとく草が深すぎていっぺんに除草できません。よんなーよんなー刈っていきます。いつも、今年度は絶対計画的に行きますよーと言っているので、また皆に皮肉られそうですが。 草刈り始めます パッションにもやっと手が入れられそうです。前回だいぶ切り落としたので、さっぱりはしましたが、枝の誘因の仕方が今イチわかりません。元茎から出た枝を探しながら、あれやこれや悩み中です。 あれこれ手をつけているうちに、すっかり日暮れてしまいました。1時間はあっという間です。春になったとは言えまだ日は短いのです。鉄砲ユリの花たちも、闇に溶け込みそうに暗くなってきました。どうやら今日はここまでのようです。
2023.04.04
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4月3日(月) 旧暦2月13日 六輝は友引(ともびき) 昨日、空港へ向かう途中、食材を求めて入ったスーパーに、車椅子に乗った年配のお婆様がいらっしゃいました。80歳はゆうに過ぎておられたのではないかと思います。ニコニコしていらっしゃって、とても無邪気な笑顔でした。もしかしたら少し認知が入っていたのかもしれません。付き添いの方が何か話しかけても始終ニコニコと笑っていました。 私も婆さんですが、このお婆様を見ていると、自分はまだ子供みたいなもんだなと思い、なんとなく曾祖母を思い出してしまったのです。このお婆様と違い、私のお婆ちゃんはニコニコする人ではなかったのですが・・・。 少し現実離れをした話になりますが、私は6歳まで曾祖母に育てられました。両親が仕事をしていて、幼い私は、朝に曾祖母に預けられ、夜迎えに来てもらう、あるいはそのまま泊ってしまうかで、幼いころの思い出と言えば、曾祖母と曾祖母の家の思い出しまありません。祖母もしばらくいましたが、この人は半身不随で寝たきりでしたので、早くに亡くなってしまいました。 この曾祖母はよく幽霊を見る人でした。 曾祖母の名前はウシーと言いましたが、道を歩いているとウシー婆ちゃんは、時々道端で立ち止まっては、私を反対側によけて「えー、〇〇、あまかてぃ いなぐぬ たっちょん(○〇、あそこに女の人が立っているよ)」「あまに、へーたいさんがたっちょーん、みらんきよー(あそこに兵隊さんが立ってるから、見るなよ)」とか言っていました。おばあちゃんの後ろに隠れてこわごわ覗くのですが、もちろん私に見えるはずがありません。 夜一緒に寝ると、お婆ちゃんは、枕元にいつも太い棒か、包丁を置いて寝るのです。そして時々夜中に外に向かって叫ぶのです。「そこにいるのは誰だ、一歩でも入ってくると殺してやるぞ!!」そして棒か包丁を握ってどんどん床をたたくのです。全くお化けが怖いのかお婆ちゃんが怖いのか、子供の私にはどっちも同じように怖かった記憶があります。 幽霊に向かって「入ったら殺すからなあー」と脅すこのお婆ちゃん、日本語は全然話せず、47年前99歳で亡くなりました。よく漁に出かけ、私の好物のシャコガイを取ってきてくれました。バナナが好きな私のために、美味しいバナナをいっぱい食べさせてくれました。「ハジチ」と言って両手に幾何学模様の入れ墨をしていました。結婚したら入れるタトゥーだとウシ―お婆ちゃんは言ってっていました。そして髪を結いジーファーというカンザシをさしていました。 沖縄の昔スタイルのお婆ちゃんです。育ててもらったのに、私は大人になるとウシ―お婆ちゃんの事を構わなくなりました。ヤマトゥに行くときも、結婚する時もお婆ちゃんに会いに行くことはなかったのです。 このお婆ちゃんが亡くなるとき、私は具合が悪くて臥せっていたので、死に目にも会えませんでしたが、お婆ちゃんは幽霊を見る人だから、死ぬときはきっと私に会いに来てくれると信じていました。 ところがお婆ちゃん、会いに来なったのです。それっきり私もお婆ちゃんの事を忘れてしまいました。 喫茶店をしていますと、いろんな方たちがお客様でお見えになります。中には霊感の強い方とかユタと呼ばれる霊的仕事をしている方などもいました。この方たちが、お店に来て言うには「いますね」「何がです?」「お婆ちゃんらしき方がいます」 その方たちの能力によって、雰囲気だけ感じる方、足だけ見える方、短い着物を着ているとか言うのですが、不思議な事にそこにいるという場所だけは、ほぼ一致なんです。 そこは裏庭の場所かそれに面した屋内ですが、ほぼ全員がその辺といいました。お互い面識のない方々が、たまたま寄られた喫茶店で、同じことを言うのも不思議ですが、まったく何も感じない私はなんとも答えようがありません。 そのうち私もお店を離れましたので、この話はうやむやになってしまいました。 ただ、この裏庭、陽も当たらない狭い土地なのに、バナナだけはよくできていたんです。 喫茶時代に裏庭で実ったバナナたち
2023.04.03
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卯月 4月2日(日) 旧暦2月12日 六輝は先勝(せんかち or せんしょう) 三隣亡 一粒万倍日 昨日、所用で那覇へ行って参りました。以前はホテルでパソコンを貸してもらえたので、今回も大丈夫だと思っていました。ところが久しぶりに1泊したら、そのサービスがなくなっていたのです。ロビーに置いてあるのも1台のパソコンだけ、何人かそれを使う方がいて、独占できませんでしたので諦めました。 4月1日は新年度の始まりでしたね、大勢の方が新しい旅立ちをする日です。私にとっては最後の勤務の年になるかもしれませんが、まあ、気合を入れてスタートです。 昨日今日と、久しぶりの都会、美味しい食事をして、映画を見て、ウインドーショッピングをして、出来たら何か素敵なものを買ってと、考えていたのですが、用事の後は疲れ切ってホテルへ直行、今朝は本と食材を買って帰るのみ・・・となってしまいました。昔は那覇へ出ると、友人に連絡して一緒に遊び、一人の時はレンタカーを借りてヤンバルまでというのがザラでした。ヤンバルでは喫茶店探しです。残念ながら今はそんな元気がありません。マンゴーハウスの働き者たちはエサ不足してないかな?、ピタンガどのくらいになったのかな?、と気になって仕方がありません。3~4日農園に行かない事もあるのに、たかが1泊2日で心配になってしまうのです。おかしなものです。 そういえば、花を植え残してあるな、鳥対策もしないといけないな と、次から次へと仕事を探しています。やっぱり貧乏性でしょうかね。 明日から日常に戻ります。 ただいま、私の島、やっぱり私は「シマンチュ」です。
2023.04.02
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4月1日(土) 旧暦2月11日 六輝は 赤口(しゃっく or しゃっこう)沖縄本島今日は雨です。 所要にて沖縄本島 那覇に出ています。ホテルの片隅に設置された小さなスペースで、順番を待って、使うことができました。本日は休業でございます。明日、夕方島に戻ります。では、後がつながっていますので、今日はこれで失礼致します。 …チビチビも明日ね、お休み。
2023.04.01
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