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久米島通!本間孝武… 琉球一美しい島さん
2025.09.04
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         <在りし日、父 先祖に報告す>

 今日は、ご先祖様お迎えの日なので、御仏壇に「ウンーケージューシー(お迎えの混ぜご飯)」を差し上げて朝が始まりました。
 正式なやり方はご本家筋に譲り、我が家は分家の分家ほどの位置ですから、ざっくばらんに、自分のできる範囲でやっています。

 私の両親は、昔時代で言うと進歩的で、古い慣習をよしとせず、家で仏壇事をしたことがありませんでしたから、私も実はほとんど分かりません大笑い。正直、我が家に仏壇が備わってから、見様見真似でやっている次第です。


 時代の流れで、しきたりや習慣は薄れてきているのは残念ですが、一人お盆の私も冷蔵庫にあるもので、「自分が食べるもの+α」でお供えします。

 皆さん帰省家族との家族団らんで忙しいので、私は比較的ゆっくり過ごせます。
 という事で、我が家の小さなお仏壇を整えた後は、台所の片付けや玄関までの通路の清掃で過ごしました。ごあいさつ回りは明日しますけどね。

 もともと仏壇のない家でしたが、一人っ子の母が母方の仏事を受け継いでしまい、タンス仕様の仏壇を買って入れたのが我が家の仏壇の始まりでした。
 父は末っ子でしたので、父方の仏壇は長男筋が受け継ぎ、我が家の仏壇は、父方の親族はおらず、すべて母方の中に父が入っている形になっています。
 今はコンパクトに半手作りで、おもちゃのようなお仏壇になってしまいましたけど大笑い。このくらいで十分です。


 ただ父の親族は、皆、他界したり島外に出てしまったため、残された大きなお墓と屋敷跡は、一番近い血筋である父と私にかかってしまいました。
 父亡き後も「仏壇は母方」、お墓は「我が家」と「本家」とを私と娘で守ってきましたが、子供たちの勧めで我が家の墓は「墓じまい」をし、その後、本家のお墓も正当な持ち主である従兄が「墓じまい」をしてくれました。

 残された屋敷跡は、私が畑に変え、今やむなく閉鎖中の農園です。
 そして屋敷から2分も歩かない場所に「五枝の松」があり、その園内にあるウフガーの泉で、私の祖先「マキシチュラ」の物語が民話の中で語られることにもなるので、「五枝の松」はどうしても思いが入ってしまうのです。

 「お盆」と「お墓」と「五枝の松」が、私の中では連想ゲームになってしまいます。

 毎年「お盆」と「旧16日」の草刈りは年中行事でしたが、年齢とともにできなくなり、だんだん周りに木が茂りだし、ここ10年は草刈りを人様にお願いしていました。

<ご先祖様のお墓、草刈り終了のご報告、左隣のセメント作りが我が家のお墓>

          <左我が家、右本家>


 草刈りをさぼりだした結果だったのですが、私的には、割と気に入った形になっていました大笑い。おかしなものです。
 ですが、月日の流れる事をつくづく感じました。ハゲ坊主の丘が森になったのですから。

     <私がいなくなれば、今度は山になるのかしら・・・>






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最終更新日  2025.09.04 23:07:20
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