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ブーゲンビリア

ブーゲンビリア
色彩も鮮やかな夏の花 ブーゲンビリア を育ててみませんか?
オシロイバナ科、 ブーゲンビレア 属の小高木または半つる性植物。
花色、赤、紫、白、黄色、オレンジなど八重咲き種、葉に斑の入るものなど250種以上の品種があります。
ブーゲンビレア は熱帯地方の花木ですが割合寒さにも耐え、3度くらいで冬越します。
花を咲かせるポイント
ブーゲンビレアは熱帯や亜熱帯では年中花を咲かせていますが、
日本本土では真夏は花が少なくなります。
日本の夏特有の高温多湿や、長日条件が原因しているようで、
このような花芽の出来にくい環境下では花芽は生育の過程で刺になってしまいます。
また、水や肥料が多すぎると新芽の成長が活発になって花芽は出来にくくなります。
夏場でも乾燥気味に育てると花芽をつけることが出来ますが、
少し涼しくなってからのほうが多くの花芽を付けるようになります。
せっかく花芽が出来ても、大きくならずに落ちてしまうこともあります。
原因は日照不足、雨の日が続いた場合、水の与えすぎなどがありますが、
置き場所を移動させるなどの環境変化が原因の場合もあります。
花芽は小さいうちは落ちやすいので、
室内に入れる場合などは花が大きくなってしっかり色づいてからのほうが安全です。
ブーゲンビリアの育て方
春の管理
4月までは日当たりのよい室内に、5月以降は屋外の日当たりで管理します。
みずやりは土の表面が乾いたらたっぷり与え、
肥料は月1回固形肥料を与える程度でよいでしょう。
5月は植え替えの適期です。15度以上あればいつでも植え替えは出来ますが、
花後に選定とあわせて行うのがよいでしょう。
植え替え時の注意点としては根をあまり傷めないようにすることです。
根鉢はあまり崩さず、下のほうをほぐす程度にし、
用土を半分程度新しいものと入れ替えます。
用土は特に選びませんが赤玉土を主体にした配合土がよいでしょう。
剪定と整枝
仕立て方としてはアンドン仕立てやスタンダード仕立てがあります
花は次々咲くのではなく、一度花が咲き終わると新芽を出して
2ヶ月くらい経つとその先端部分に花芽をつけます。
新芽はよく伸びて樹形が乱れるので樹形を乱しそうな新芽は短めで切り詰めるようにします。
これを繰り返す事でこんもりした樹形に仕立てることが出来、
花つきもよくなります。
秋から冬の管理
9~10月は屋外の日当たりに置きますが、
寒くなるに従って水やりを減らしていきます。
これは耐寒性をつけるためで、開花中のものも同じです。肥料も与えません。
開花時のみずやりは、花にかけないようにしましょう。
そして霜の降りる季節になるとどの枝も
3~5葉を残して思い切って刈り込みます。
そして日当たりのよい室内に置き、乾燥気味に管理します。
みずやりは週1回を目安に温かい午前中に与えるようにします。
このようにみずやりを減らしてある程度の温度を保ち
休眠させるような管理をすると、翌年春に開花します。
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