和草子 暮らしの歳時記

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統合医療とEBM



漢方や鍼灸アロマセラピーなどの代替医療と、近代西洋医学の優れた面を組み合わせて治療すること
代替医療は根拠に乏しいことが多く、科学的な検証が始まりつつある。
使いこなせる専門家も少なく課題が多い。



EBM
Evidence-Based Medicine・・・科学的根拠に基づいた医学



ロハスの響きのの中に、自然的療法がよいというニュアンスが取られる。しかし実際上記のEBM:科学的な根拠がどのくらいあるのか見極めることが大切だと思う。
漢方薬とかアロマテラピーなどは経験で用いられていたものに現代の科学的根拠を持たせているものが多い。経験上よいとされていても、科学的に調べると根拠がなかったというものもある。
何年も前に流行った『癒す心、治る力』(ワイル博士)を読んだとき、面白いと思いつつ、根拠が読み取れず、中途半端な気持ちに終わっていた。最近になって日本でまた統合医療がクローズアップされ、今回はEBMも伴った形になっているというので興味深い。

アンドルー・ワイル博士(アリゾナ大学医学部教授) 
「統合医療」の第一人者。現在、自らも患者の診療に当たる傍ら、大学で統合医療プログラムのディレクターを務め、医師や医学生の教育にあたっている。
ワイル博士のホームページ ”DrWeil.com(ドクター・ワイル・コム)”
http://www.drweil.com/app/cda/drw_cda.html 
主な著作『癒す心、治る力』(角川書店)▽『ナチュラル・メディスン』(春秋社)





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