飄々草は風の中

飄々草は風の中

そして、今




 長男は、この春高校一年生になりました。

入学までの紆余曲折・・・なんてかっこよさじゃなく

家族内ドタバタ劇の末、第一希望校に入ることができました。

 殆ど賭け!の受験!!

正直 そのときの彼の成績ではあぶない・・・というより

無理に近いものでした。

親も、「無理せず確実なところにすれば???」と

何気ないふりして、遠まわしに説得し

教師も、「ここも、いいよ」と、合格圏内の学校を勧めてくれるが

頑として聞かず、意地で突っ走りました。

受かったから、いやはや・・・と、笑い話にできるけど

落ちていたら・・・と思うとゾッとします。

 なぜこんなに意地になったか・・・

彼の将来の希望職種は、大学院まで出て、

国家試験を突破しないとならない、福祉関係の仕事なんです。

そのための学科があるのが、地元じゃ一番難しいが大学(ーー;)ゞ

親や教師が勧めた高校では、毎年合格者は2、3人。

でも本人が第一志望とした高校は、毎年、何十人と、

合格者をだしているんですね・・・・

だから、意地になったのも解る・・・が、

入ってから、周り中ができるやつばかりだということに

やっと気づいて、真っ青の青色吐息の毎日なんですけどね(^^;)

 そうまでして飛び込みたい、福祉の世界。

いつのまにやら・・・そう、親も知らぬうちに

将来の目標を決めていた長男。

それもやっぱり、二男・・・弟との暮らし、関わりのなかで

思い描くようになったんでしょうね。

だけど、どうも奴の思いは、安直というか、

なんとなく・・・で決めてしまったような、

意思とか、覚悟がイマイチで、

「すごいね、素晴らしい子だね」

とよく仰っていただけるけれど・・・・

母としては、「う~ん・・・」というのが正直な気持ち。

もっともっと、外に目を向けてから決めてもいいのに

と思っています。

なんかね、色々横道にそれてから、

広く社会を見渡してから、それで福祉の世界に戻ったほうが

関わる方たちのためにもなるのじゃないかと思ってしまいます。

もちろん、福祉以外にすすんでも いいのだし。

他の道に進んだとしても、外から福祉の世界を支える人にはなれるだろうし。

奴は、どうもこの母の性格が反映しすぎていて

端からみると、あまり障害者にやさしくなく

批判されていることが多いのですよ。

「守ることとは、なんでも手を貸してやることじゃない。

時間がかかっても一人でやらせなけりゃだめだ!!」と

支援学校の生徒たちとの交流活動で

ボランティア仲間に言い放ち、

「同じ状態の弟がいるくせに 偉そうなこというくせに 優しくない!」

と攻められて、弟がいるからこそ知った支援の仕方が

うまく伝わらずジレンマに陥ったりしているのです。

長男のこれからの一番の課題は、

福祉の道に進むということだけに囚われず、

「解らない人の気持ちを解ること」なのだと思います。

このまま障害者や障害児と関わる仕事についたら、

利用者のご家族に、真っ先に非難されてしまいそう。。。

私が関わったたくさんの、

心ある先生方が保護者との軋轢で苦労しているように・・・


 だからこその寄り道してみたら?・・・なんですが・・・。

まだまだ発展途上、選択肢はたくさんあったほうがいい。

これって、やっぱり親の身勝手な気持ちなんでしょうか・・・

以前から言ってますが、正直、二男のことより

長男の子育てのほうがしんどいなぁ~~と思う日々です。

                 2007,11,15




© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: