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Hard-boiled or soft-boiled
徳島滋賀静岡
『ノンストップ1851』
今回の旅はドラクエ2、
つまり、3人パーティだ。
みんなのおな兄、金剛力士、
orz(オアーズと読む)、
どれが誰のコードネームか、
そしてそれぞれがどんな由来を
持つのかは諸事情により伏せるが、
かすかに性的な香りが漂っているのは間違いない。
間違いない。
夕方、6時半、家で最後の食事をとった。
カツ丼だった。
ちょっくら西に行ってくる、としか
旅行について語らない息子の
口を割らせるためにカツ丼は
用意されたものかもしれなかった。
食べ終わり歯磨きをしていると、
セブンにいるとのメールが入った。
早速、毛布を背負いながら、
家から100mほどの地点にある711に向かった。
そして、セレナに乗って
ただひたすらに西を目指した。
千葉、東京、神奈川と快調に飛ばし、
静岡の大きさにやや辟易しながらも
国道1号線をたくさんのトラックとともに進んだ。
免許保持の3人なので、
理屈の上では、1人が運転し、
もう1人が助手席でナビをし、
残りは後ろで仮眠という
ローテーションを組むことができたが、
ペーパードライバーがいたので
それは机上の空論だった。
出発当初はまだ寝る時間でもなく、
テンションも上がりっ放したったため、
後ろの人間も前の会話に加わることが多かった。
しかし、あまりにも広大な静岡県を
ようやく通り過ぎた辺りから、
車とともにテンションもガス欠しだし、
名古屋手前でまず最初にペーパードライバーが
後部座席で眠りについた。
奈良を目前にした三重のコンビニで
目が覚めた時には、
前の2人も限界が近づいていた。
そして、いよいよ、
ペーパードライバーが
免許証を身分証としてではなく、
本来の使い方で使用する時がやってきた。
明け方の薄暗さ、豪雨による視界の遮断、
そして知らない道、この三重苦の中、
俺は右がアクセルで左がブレーキであることを
確認しながら運転席に乗り込んだ。
============================
長期間運転をしないでいると、
車を走らせるために必要な操作のうち、
どちらかというとアクセサリ的な
操作を忘れてしまう。
例えば、ライトの付け方、
ワイパの動かし方、
そして鍵の抜き方。
発進、加速、車線変更、
右折左折、減速、停車といった
基本的な操作はどうにか体が覚えていた。
ナビをしたおな兄の好アシストもあり、
2年ぶりの運転にしては
まずまずスムーズなものだった。
しかし、順調に天理の里あたりを通過していたある時、
後ろから悲鳴が聞こえた。
急ブレーキの音を擬人化した悲鳴ではなく、
驚きと不安の混合物としての悲鳴だった。
千葉で地震があったらしい。
ハンドルを握る手が震えた。
どうやらかなり大きなものだったらしく、
我々が旅行で千葉を留守にしていることを
知らない人間が後部座席で寝ていた男の
安否をメールで確認してきたのだった。
早速、パーキングエリアに寄り、
それぞれが家族の様子を確認した。
どうやら千葉よりももっと北が
震源地で千葉はそれほど大したことは
ないという返事を得て、
車に乗り込み、再び西を目指した。
危うく突然のニュースを聞いた驚きから、
千葉から遠く離れたところで、
局地的な地震を起こすところだった。
そんなこんなで無事に奈良を抜け、
大阪、兵庫と進み、
いよいよ瀬戸内海が見えてきた。
淡路島から四国に入り、
そこから海岸に沿って
半周し、北上する計画だった。
しかし、意外に淡路島で時間をとられた。
橋を渡る時の絶景と言ったらなかったが、
中の道はクネクネと山あり谷ありと
狭い道でスピードに乗り切れなかった。
途中、イオンに寄って昼飯を食べようとした。
やっぱ淡路は魚だな、魚介だなとハイテンションで
鮮魚コーナーに向かった我々は
アラスカ産、北海道産といった文字に閉口した。
地元の魚屋が見つからなかったので、
こうした事態を覚悟してのイオン突撃だったが、
おかげで我々は昼飯を抜くことになった。
昼飯を抜く代わりに、
家から持ってきた豆乳×青汁ドリンクで
栄養補給をし、瀬戸内海を見ながら乾杯した。
その後、四国に渡ったら、
徳島ラーメン、讃岐うどんと
名物を満喫する予定だったので、
どうにか空腹を堪えることも出来た。
PM 4:30
有名な徳島ラーメンの店である
いのたにに到着した。
まず驚いたのがその駐車場の多さ。
普通は駐車場は広いのだが、
ここは店を取り囲むように何箇所かに分散して、
合計で30台以上が駐車できるようになっていた。
ガイドブックに載っている店が本当に旨いかと言ったら
経験的に全然そんなことはないと思うが、
この店の駐車場を見て、まずは一安心だった。
のれんをくぐり、食券を買い、席に着く。
オーダーしたのは肉ラーメン、
卵のせ、ご飯付きだった。
しばらくして出てきたラーメンは
本当にすきやきラーメンだった。
徳島ラーメンはご飯のおかずとして食される、
徳島ラーメンはすきやきラーメンだ、
徳島ラーメンは煮卵ではなく生卵をのせる、
徳島ラーメンは…、徳島ラーメンです…ヒロシです…
数々の伝説を持つ徳島ラーメンだが、
それに相応しい独自の世界を
どんぶりと茶碗の中に展開していた。
その世界の虜になる芸能人も少なからずおり、
店の壁一面には彼らの色紙が
ところ狭しと並んでいた。
ゆずと阿藤快ぐらいしか
認識できなかったのはやや残念だが。
ラーメンとご飯を交互に食す我々に、
店員の一人が小声で囁いた。
「さださんですよ」
一瞬何のことかわからなかったが、
店内に視線を走らせ、走らせ、走らせ、
ようやく気付いた。
眼鏡をかけていないさだまさしが
ラーメンを食べていた。
果たして眼鏡をかけていても
自力で気付くことができたかは疑問だったが、
それぐらい特別なオーラを発していなかった。
よく芸能人は独特のオーラがあると言われる。
かつて新幹線のホームで見た鈴木京香は
確かにオーラを発していたが、
さだまさしに関してはただの、まったく普通の、
本当に平凡なおっさんにしか見えなかった。
女優と歌手の違いだろうと思うが、
やはり歌手は歌ってナンボなのだろう。
車に戻り、今後の予定を話し合ったが、
讃岐うどんをどうするかで少し迷った。
讃岐うどんはセルフの店に有名店が多かったが、
どこも早く開店し、早く閉店する店ばかりで、
高松への道中にある店で食べるのは
ちょっと難しそうだった。
しかし、翌日の朝まで開店を待っていた場合、
予定通りの帰宅もちょっと難しかった。
そこでとりあえず高松を目指しながら、
途中に夜でも食べられる店があったら、
そこへ入ろうということになった。
そして、まごころという素朴な
名前の店を見つけ、入ってみた。
3人ともが釜あげ醤油うどんを頼んだ。
天かすが生卵と醤油でとろけながら、いい味になり、
シコシコのうどんに絡み付く。
しばらく前に讃岐うどんブームが起きたが、
どうやらそのブームの最中に味わったものは
まったくの別物だったようだ。
徳島ラーメンを食べてから
2時間弱しか経っていなかったが、
中学生ぐらいの年齢の店の女の子に
ついお代わりを頼みそうになってしまった。
そして、あっと言う間だが、
その日の夜には瀬戸大橋を渡り、四国を出た。
橋の途中にある小島におりてみたが、
もう夜も更けていたため、
お土産屋も開いておらず、
ひどく寂しい島だった。
パーキングエリアの駐車場には
多くのトラックとセレナを含めて
たった2台の普通車。
そのもう1台の普通車は
どうやらカップルが「休憩中」らしく、
全面カーテンとスモークガラスで覆われていた。
切なくなり、車内に戻っても
しばらくは無言だった。
そうしているうちに岡山に着いた。
============================
残り24時間を切った。
パーティの職業は院生2人、
福祉施設に勤める社会人1人、
社会人は有休を使っているが、
18日は仕事があるため、
17日の深夜までには
帰宅しなければならなかった。
しかし、岡山で迷った。
リアル迷子だ。
瀬戸大橋を渡ったら、
そのまましばらく下道に降りずに
走り続けていればよかったものを、
最初のインターチェンジで降りたため、
海岸のグニャグニャした道で迷いに迷った。
それでも何とか国道2号線へのルートを探し、
2号線を見つけてからはもう一直線。
一気に兵庫まで突き進んだ。
そこで、神戸の夜をちょっとだけ
味わってみようと三ノ宮を巡回したのだが、
タクシーが2車線に渡り駐車していたため、
プチ渋滞が発生しており立ち往生した。
必死でテンションをあげ、
神戸ギャルを見つけては、
窓からリラックマのぬいぐるみを出して
3人で「クマー、クマー」と高音で連呼した。
一度、超絶美人がシャナリシャナリ
闊歩しているのを見つけた時は、
あんな美人がここでは働いてるのかーと
テンションは最高潮となったが、
その女性がシャナリシャナリと
ココイチに入って行ったことによりすべて鎮火した。
そしてそのまま大阪に向かったが、
大阪では悪臭が我々を待っていた。
池袋とか新宿を夜中の3時とかに
徘徊したことがないから、
大阪だけの現象だとは言えないが、
深夜の大阪にはなんとも言えない悪臭が漂っていた。
その悪臭に酔いそうになり、
逃げるように滋賀県へと向かった。
滋賀県には3人のうちの1人のメル友がおり、
時間があればそのメル友が住んでいる街を
探してみようということになっていた。
京都を過ぎて、滋賀に入った頃、
まだタイムリミットまで20時間ほど
あったので約束通り、その街を探した。
しかし、見つけたその街は
街ではなく、集落だった。
そして、ちょっと車を走らせたら、
すぐに本人の家らしき建物が見つかった。
リアルストーカーだ。
しかし、田舎の人の朝は早い。
6時そこそこだというのに、
そこら中の家で灯りがついており、
生活の音がかすかに聞こえてくる。
結局、その家の前でパチリと
記念撮影をし、帰路を急いだ。
やはり、リアルストーカーだ。
そして滋賀も逃げるように出て、
いよいよ中京圏まで帰ってきた。
ここでブランチとして味噌カツを
食べようかどうしようかで一悶着。
代替案としてあがっていたのは
浜松まで行ってしまってのうなぎ。
浜松のうなぎといってもやはり店による
当たりはずれはかなりあるだろう。
そして、時間的にランチが終わって休憩に入る
リミットである2時に、ギリギリ浜松に
着くか着かないかだったことも揉めた一因だ。
しかし、この小競り合いは、
たった一言で決着が着く。
「静岡って美人多いよ(ボソッ)」
どういうわけか静岡は美人が多いのだ。
個人的には京都と双璧の美人産地だと思っている。
というわけで元気を取り戻し、
いもけんぴをバリバリ食い散らかしながら、
朝食は抜いて2時まで我慢した。
そして、やはり浜松に着いた時には
2時を僅かに回っていた。
残念ながら以前に食べて感激した
あずみ(だった気がする)はのれんが降りていたので、
目に付いたのれんをとりあえずくぐってみた。
するとやはり焼き立てなので、香りはいい。
だが、うなぎの肉にプリプリ感がなく、
あの感動をもう一度というわけにはいかなかった。
広大な静岡を過ぎれば、
もう帰宅したも同然。
首都高で迷うこともなく、
京葉道路でガス欠することもなく、
無事津田沼の某台湾料理屋に
帰ってくることができた。
オーダーしたのは
チャーシューメン2つと
台湾風焼そば1つ。
中国の松浦と思われるアイドルが
歌うポップスが流れる中、
違和感があるくらいスローな時の流れを堪能した。
ノンストップで1851kmを
交替しながら運転し切った3人は
グッタリと全身で疲れを表しながらも、
後日開催予定のロードムービー上映会での
それぞれの見せ場を思ってはニヤけていた。
-了-
(2005年、バレンタインデイの翌日から)
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