黒猫と金魚の共同生活

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September 1, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ここ数日でぐっと秋が近づいてきたように思います。

夕方仕事が終わって外を眺めていると、スズムシの音が聞こえてきました。



スズムシといえば。

陶芸教室で働いていた頃

ちょうどこのくらいの時期だったでしょうか、

教室のオーナーがカゴにスズムシをたくさん入れて持ってきました。

たくさんスズムシが入ったカゴが6箱。

「これ、育てなさい。

もし生徒さんで欲しいという人がいたらカゴごとあげなさい。



そう言い残し、スズムシの餌を置いて帰っていきました。


かごの中には大量のスズムシです。

こんなに育てるのは不可能です。

でも育てないわけにもいかない。

もし絶滅なんてさせてしまったら私まで絶滅します。




たまに水を与え、たまに餌をあたえました。

そのうちオーナーが持ってきた餌はなくなり、

自腹でスズムシの餌を買うはめになりました。

どのくらい水をあげてよいのかもわからず、

時に土をカラカラにさせ

時に土を浸水させ



仕事が忙しい日は餌をやることを忘れ

スズムシの存在すらも忘れていました。



数ヶ月経つと、明らかに数が減っていました。

陶芸教室に来るお客さんに、必死になってスズムシを差し上げようとしました。

でも、断られ続けました。





何匹かのスズムシが卵を産み、

冬にはカゴの中は卵だけになりました。


「春…ちゃんと孵化するだろうか。
もし孵化しなかったら…」


土が乾燥しないようにカゴをビニールで包み、

陶芸教室の奥の奥へと眠らせました。




そして春、なんとか卵の孵化に成功しました。

成功しましたが………









ここでこの話は終わりにしようと思います。





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Last updated  September 2, 2006 12:40:46 AM
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nanakock @ こばまささんへ♪ 駐車までお隣りだったんですね! すごい!…
こばまさ@ すごい確立でしたね 声をかけてもらう瞬間まで分かりませんで…
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