Outside A Base

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Novel




















・・・・・・・・・・・・地下迷路の研究所・・・・・・・・・・・・


研究者「・・・・できた!この方式が正しければ別の次元へ飛べるはず!」

この研究者は以前に「タイムユニット」という過去や現在を行き来できる機械を作っていた。
しかし、それだけでは物足りず、ついには別の次元(ワールド)を行き来できる機械まで作ってしまった。

・・・事の発端はここから始まった。
研究者「ありきたりなのかわからんが、「ワールドユニット」と名づけよう。とにかくコイツを早く試そうではないか!」


---------ブラックシティ------------


研究者「・・よし・・誰も見ていないな・・・。・・行くぞ!」

ブゥゥゥゥン・・・・


研究者「150・・・・170・・・もうそろそろだな」

「ワールドユニット」は「タイムユニット」と違い、次元を飛べる速度の設定が可能になった。
これによりジェットタービンや改造を加えたエンジンなどを載せずに次元を飛ぶことを可能にした。

研究者「200!今だ!」


ピシュゥゥゥゥゥゥゥン!













----------マジハタウン-----------






シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・

研究者「お・・・おおおおおお!?どこだここは!」

Q達「ざわざわ・・・・ざわざわ・・・」


研究者「いかん、目立ってしまった。ここはいったん外へ出よう」






-----------ドラグ平原------------




研究者「これで方式はあっていたんだ!ばんざーい!ばんざーい!」





???「何を喜んでいるんだ貴様?」

研究者「うぇっぇえ!?いや、その・・・」
???「ん?見たことのない顔だな・・・。すべてのQの顔を見てきたが、なんだそのボディは・・。」
研究者「あなたこそすごい派手な・・・。み・・みつおか・・お・・おろ・・?」
???「光岡オロチっていうらしいが。そこらへんで売ってるぞ?お前は本当に何者なんだ。」
研究者「わたしは時間や空間を勉強している科学者です・・って・・あなたこそ誰ですか?」
アクマ「アクマだよ。」
研究者「ああっ!?・・ア・・ああ・・ああ・・あ・・アクマ・・?」
アクマ「いまどき珍しくねえだろ。天使だっているこの世の中。それにしてもそれ、おもしろそうだな。貸してみろ」
研究者「え!?てってんし!?そんなの・・いやアクマだっているんだし・・ってちょ、ちょっとあんた!」
アクマ「別にいいだろ。ちょっと使い方教えろ」
研究者「ええ?だからそのボタンを押して速度を設定して次元をとべる・・・ってなに言わすんですか!?」
アクマ「ははっ、ありがとよ。最近つまんなかったんだ。これで遊べる。じゃあな!」


ボォォォォァァアアアアアアア・・・ピシュゥゥゥゥゥン!


研究者「あ!ちょっと!・・・ああ・・どうしよ・・」



















---------数時間くらい------------







アクマ「おお、いろんな世界があんのか。これはおもしろそうだ。



・・・・!いいこと思いついたぜw」




アクマ「んんんん・・・・・・・。」






ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・。







---------ピーチタウン-----------

Q「じ・・地震か?」




----------ブラチータウン---------

Q「な・・なんだ・・?」

















--------------第一話「期待・・・?のレーサー」----------




--------数分後--------



クルス「やっぱ俺のが速いなwwww」
Q「事前にオイル撒くとか卑怯だろ・・。おかげでケビンママに怒られたじゃないか・・・。」
クルス「あいつザマスザマスうぜーんだよな。語尾にザマスとかもう古いw」
Q「だよなwwww」





Q「なぁ、結局あの地震はなんだったんだ?」
クルス「さぁ・・・・たまにあるじゃんw地震とかさ津波とかさ」
Q「津波はさすがに無いわ」
クルス「うるさいこの・・ん?テレビみてみろ」
Q「なんだ?」





アナウンサー「えー、先ほどの地震の影響でしょうか、海上を散歩していたQから突然大陸が現れたとの模様です。繰り返します、先ほど・・・」




クルス「まじ?すげーな。」
Q「どうなってんだろ。見よ見よw」




アナウンサー「海上をさん・・・あ!情報が入った模様です!映像が送られてきました!」




それは見たことも無い五つの島だった。




クルス「なんだこれ・・!?」
Q「エコーフォレストとかノイズシティじゃないの?新しくできたとか」
クルス「いや、それは無い。もう埋め立てる事が不可能と法律で決まったし、第一大陸クラスの埋め立てができるはず無いだろ。」
Q「それもそうだな・・・。」



※一つ補足をしておきます。グランジガーデンなどのHG3ワールドは後にHG2ワールドに建設されたという設定になっています。※



クルス「いったいなんなんだろうか。。」
Q「そういえばお前今日初レースじゃなかったのか?」
クルス「あ、そうじゃん。やべぇw」
Q「急げよww筆記試験でどんだけ落ちたの?お前」
クルス「それは言わないで・・・・・。とりあえずQ'sファクトリーに急ぐわ。」
Q「いってらー。」






------------Q'sファクトリー-------------



レッカー(以下レ)「お、新人さんか。ニュースみたか?」
クルス(以下ク)「見ましたよ。新大陸発見!て」
レ「それだけじゃないぜ。あっちは「HG4ワールド」っていうらしいんだが。

ク「へぇ・・・それで?」
レ「こっちと違って格差が激しいな。レースだって格差によって出れるレースも決まってくる。まぁ、それを克服したヤツもいるんだがな・・。」
ク「へぇ・・・貧乏とか金持ちとか経験したこと無いからわかんねw」
レ「ま、仕方ないか。まずお前はランクCからだったな。コースはピチピチサーキットか。始まる前に準備してきな」
ク「ありがとうございますw」






パーツショップ(以下パ)「いらっしゃーせー」
ク(やる気ねぇぇぇぇ)「えーとー・・1000Gか・・何かお勧めって?」
パ「そーっすね、新人ならまずパンサーなんてどうっすか?ノーマルよりはマシっすよ。」
ク「へぇ」
パ「それとクイックステアっすね。まずは曲がることが大切っすよねwwwww」
ク「お前の性格かなり曲がってるだろ絶対」
パ「あとスポーツタイヤっすかね。値段は張るっすけどグリップききますよ」
ク「スポーツタイヤ・・1000Gか・・・」
パ「早く決めてくださいよ」
ク(マジでうぜぇなコイツ)「じゃあパンサーとクイックステアください」
パ「1000Gっすよ?wwwwそんな金あるんすかwwwww」
ク(殴りてえ)「はい」
パ「あwww持ってたwwwwあざっすwwwwwwwまたのご来店お待ちしやっすwwwww」
ク「死ねばいいのに」



-----------Q'sファクトリー--------


ク「となりの店なんなの?」
レ「パーツ売ってるけど・・・」
ク「いや、店員」
レ「ああ・・・たまにウザいのがいるんだよ・・」
ク「辞めればいいのに・・・・」
レ「それはそうと、パーツ交換しなくていいのか?」
ク「あ、お願いします。」


ガコッガッキュルキュルキュルキュルキュル・・・カチッ





レ「おっけー!できた!」
ク「ありがとうございます・・・おお、少し速い!」
レ「レースを始める前にちょっとした情報を教えよう。レースは仲間を連れての参加はOKだ。ただし仲間は2人までしか連れて行けない。ワールドグランプリは3人一組じゃないと出れないがな。前の大統領はワールドグランプリの優勝者に負けて大統領の座を譲ったんだぞ。今はノイズシティに住んでるって話だ」
ク「それ筆記試験にでたから知ってるよw」
レ「ん、もうそろそろレースが始まるな。行ってこい!」
ク「じゃあいってくるわ」










---------------第二話「始まり」-------------






審判(以下審)「・・・・・では、出場者とグリッドの発表をします。」

1・・・ディーツ
2・・・ピーオー
3・・・アンジェリーナ
4・・・ジェームズ
5・・・ジョーンズ
6・・・ニューマン
7・・・パステル
8・・・キハチ
9・・・オリバー
10・・・ジョゼット
11・・・クリーン
12・・・クルス


ク「12番手か・・・・。」





---------------ピチピチサーキット-----------


ワーワー!ワーワー!

審「では12番グリッドについて下さい」
ク「いよいよか・・・緊張するな・・」



ざわざわ・・ざわざわ・・

ク「始まるな・・。」



ポ  ポ  ポ  ポーン!

ブォォォァァァァァァン!

ワーワー!


実況「さあ今レースが始まりました!皆一斉にスタートしています!」

ク「うわっみんな速ぇ・・。」

実況「今回新人は一人ですね。期待しましょう!」



ク「よし!まずクリーンをパスした!いい感じか?」
クリーン「ああやっぱり・・・。」


ブオォォォォォン!
ク「パンサーのおかげで加速がいい!」

ジョゼット「うは・・・ちょっと速いんじゃないの?」
オリバー「加速さえあってりゃこっちが勝ってるのに・・。」


ク「キハチも抜いた!このままコーナーにいっちまえw」
キハチ「ぬかれt・・・ってそのスピードでコーナーに突っ込んだら・・」

キキキキキキキ!

ク「うわわわわわ!滑ってく!ブ、ブレーキ!」
キハチ「ほれみろ・・・」
ク「あぶねー・・・抜かされたし・・。まぁストレートで挽回すればいいや」


実況「さあ2週目に入りました。トップはディーツのままです。さすがディーツ選手と言ったところでしょうか」


ク「よし2週目だな・・・今度は慎重に・・。」

キキキッ
パステル「あれは新人だったかしら?コーナリングうまいわねぇ・・」
ニューマン「うおわ、びっくりした・・・。スレスレだったよ・・」

ク「よし、コーナー抜けたな。次はストレートだ!一気に抜くぜ!」

ブゥゥゥゥゥゥン!

ジョーンズ「んんんんん・・・加速が少し劣った・・・。」

ク「よし、一人抜いた!前のはたしかジェームズとかだったよな」

ジェームズ「一応上位にいるんだから抜かれたくない!」

キキキキ!

ク「うおわわ、さっきよりマシだがすべる!」
ジェームズ「よし、ミスって離れてくれた・・。」




実況「さあ、もうラストです!既にディーツはコーナーを抜けてストレートに入りました!速いぞディーツ選手!」

ク「くぅ、もうラストか・・。せめてジェームズは抜きたい!」

キキキッ!
ジェームズ「やばい!横に並んだ!」
ク「いけるか!?」

ブゥゥゥゥゥゥゥン!


ク「よし!前に出た!そのままいくんだぜ!」
ジェームズ「あああ・・僕のプライドが・・・orz」

ブァァァァァァァァァァン!


アンジェリーナ「余裕で3位通過よ~♪あとは慎重にコーナー曲がればいいだkグボァァァ!」

ガッシャーン!

アンジェリーナが曲がろうとしたとたん、クルスが突っ込んできた。
スピードが出すぎて曲がりきれなかったらしい・・。

ク「すいません!スピード出しすぎちゃって・・。」
アンジェリーナ「危ないじゃない!どうしてくれんの!」
ク「いやあのほんと・・時間ないので!」

ズザザザッ!ブゥゥゥゥゥン!

アンジェリーナ「あ!ちょ!ああ・・・私の3位がぁ・・・。」




ゴール!
ク「3位入賞だ!やった!」



実況「さぁ全員ゴールした模様です。結果を見てみましょう。」

1・・・ディーツ
2・・・ピーオー
3・・・クルス
4・・・ジェームス
5・・・アンジェリーナ
6・・・ジョーンズ
7・・・パステル
8・・・ニューマン
9・・・キハチ
10・・・オリバー
11・・・ジョゼット
12・・・クリーン




レ「3位入賞だから400Gだな。よかったなw」
ク「ありがとう・・・何が買えるんだよこれで・・。」
レ「それとニュースの続きだがまた大陸が発見されたらしい。なんだか妙だな・・・。」
ク「どんなの?」
レ「んー最初に見たのはボディの種類が少ないとかなんとか。次に見たやつはほとんどレース場だったな。ほかにもまだあるらしいぞ。」
ク「へえ・・・行けるようになったら是非行ってみたいなw」
レ「もうHG4ワールドは行けるぞ?」
ク「えっ」
レ「こっちの大統領とあっちの大統領で話が決まってな。クラウドヒルに新しく虹ができたんだ。時間が立てばそのうち橋ができるそうだ。」
ク「へぇ・・・どんなやつがいるんだろうか・・。楽しみだな・・。」
レ「次のレースはグランジガーデンかフジシティに行けばいいと思うぞ。」
ク「分かった。じゃあ行ってくる!」






----------クラウドヒル-------------

???「ここがHG2ワールドか!すげー!空とぶ町とか初めて!」
Q「うるさいな・・・なんだこいつ・・・」
???「うわー!すげえ!虹だ!虹!虹!虹とか久しぶりだなぁ・・。あはははは!ははは!ははっ・・・あああああ!」
ヒュー・・・・・。

Q「落ちてった・・・なんだったんだあいつ・・・。」












---------------第3話「仲間?」----------




ブーン・・・・


ク「グランジ遠いな・・・・。最近できたから行ってみようと思ったけど・・。」
???「え?グランジってどこ?てか何?」
ク「え・・・・。グランジはそこを・・・ってあんた誰だよ」
トラッド(以下ト)「俺の名前はたしかトラッドだ!多分!」
ク「多分ってなんだよ・・・・・ん、あんたそういえば仲間・・というよりチーム組んでるか?」
ト「ワークス?みたいなの?そういうのは所属してないけど!」
ク「いちいちうるせぇなコイツ・・・。仲間になってくれないか?」
ト「いいけど・・・条件がある!」
ク「なんだ?」
ト「グランジガーデンってどこ?」
ク「・・・・。」









------------グランジガーデン------------



ト「すげえぇぇぇぇぇ!湖!湖!真ん中になんか家みたいな!すげえええ!うわ!すげえええ・・・うわあああああああああ」
ガボガボガボ・・・



ク「なんだコイツ・・・。」

ザパーン!
ト「俺はトラッド!」
ク「んなこと知っとるわ」





ク「そういえばここってQ'sファクトリーが無いな・・・。」
ト「あ、そうじゃん。お前頭いいな」
ク「お前頭は悪すぎだろ・・・・とりあえずレース場探さないと。そういえばお前速いの?」
ト「知らんな。ただ1位くらいはとったことある」
ク(うっ・・・まだとったこと無い・・・orz)
ト「そう気にすることねえよ!はじめは誰でも3位くらいだって!」
ク「なにコイツなんで心読めるんだよ」





ク「あった!なんか豪華だな・・。」
ト「すげー!城!し」
ク「お前うるせえ・・・・あれ?ここはフラッグがいるんじゃなかったのか?」
Q「ああ、最近無くなったんだ、それ。」
ク「え?なんでですか?」
Q「あれ?ニュース見てない?HG4ワールドって出てきただろ?あそこもフラッグ制度が無くてここだけあっても面倒だからって廃止されたんだ。まあ走れるコースはライセンスによって決まるがな。」
ク「へぇ・・・ありがとうございます。とりあえず行ってみるか」
ト「おっけぇ」






------------準備室-------------


審「では、グリッドを発表します。」



1・・・コブラン
2・・・マウロウ
3・・・オルフェ
4・・・ピーオー
5・・・ポーリー
6・・・トラッド
7・・・パステル
8・・・ピロー
9・・・テグニス
10・・・コウタ
11・・・クリーン
12・・・クルス



ク「また12?呪われてんの?なんなの?」
ト「どどんまいwwwwwwwwww」
ク「こいつ仲間にするんじゃなかった」



----------レイクサイドキャッスルS---------



ク「そうか、スタンドがないから客もいないのか。」



審「では、はじめます」


ポ     ポ       ポ     ポーン!


キキキキキキィ!


ク「お、スタートの仕方が少し分かってきた」


第一コーナー


ズザザザザッ!
ク「慎重に・・・・。よし、二人抜いた!」
クリーン「まーた抜かされた・・・。」
コウタ「ヴィッツみたいなFFじゃキツいなぁ・・。」


キキキキィ
ク「よし、次は左だな・・・・・あれはなんだ?」

グォッ!

ク「うおっあぶねぇ!ここはクランクコーナーって事になってんのか。。めんどくせぇ・・。」


第三コーナー

ク「ここは思い切ってオフロードで!」

ズザザザザザザ!
パステル「えぇぇ、そういうのいいの?」

キィッ!
ク「よし、トラッドも近いな・・。」
ト「前の黒いバス速いな・・・・バスの癖に・・・。」
オルフェ「水の中にいたんだ!バスなめんな!」

キキィッ!
ク「よし、クランクで一人抜いた!」
ポーリー「んんん・・4WDでもさすがに重いとなるとな」
ク「よしストレートか?」
ピーオー「あいつは確か新人だったよな・・・抜かれたくは無いな・・」



最終コーナー
ク「またオフロードか!キッチリ減速しねぇと・・。」
ピーオー「ははっwざまぁねぇなw」
ク「!!あんなスピードだと滑りすぎてぶつかるぞ!」


しかしピーオーはぶつからなかった。


ピーオー「タイヤが違うんだよ!こっちはスポーツタイヤだ!」
ク「タイヤだけでこんなに違うのか・・。」
ト「あ、クソ。フェラーリ野郎に抜かれた・・・。」


2週目


ク「とりあえず慎重にはしるぞ!」
ト「おっけい。」

第一コーナー

ズザザザザッ

ク「よし・・差が詰まってる。」
ピーオー「ちっ、スポーツタイヤを過信しすぎた・・・。」


クランク

ク「よし、ここだな!」
ピーオー「!?やばい!抜かれる!」

シュンッ!

ク「あと少しで壁にぶつかってた・・・」
ピーオー「ちぃぃ!まさか新人にぬかれると」
ト「あ、お先にwwww」
ピーオー「・・・・。」


果たしてクルスは初一位をとれるのか?





----------第4話「初めての栄光」-----------


ク「もっかいオフロードでいくか。」

ズザザザザザッ

オルフェ「やっぱそう来るか・・・。だが抜かせはさせん!」

キキッ!
ク「!?な、なんだ?急にこっちむかって曲がりだしてきた!やばい!ブレーキ!」

ズザザッ

ク「・・・・・・あれ?」
オルフェ「よし、ひっかかった。これで追いつかんかな?」
ク「ちぃぃ!」
ト「ここは俺に任せとけ!1位くらいとってきてやるよ」
ク「ありがたいんだかなんなんだか」



オルフェ「バスだとクランクがきつ・・・ん?」
ト「へへへwwwwwちょっとごめんよwwww」

ガンッ!
キュルルルルルッ!
オルフェ「うわわわ、スピンしちまった・・・。クソ!」
ト「悪いね。こういうのもレースなんだぜ!」
ク(うまい・・・。トラッドはこういう妨害がうまいのか。)
ト「そうなんだぜ!」
ク「なんで心読めるんだよ怖えーよ」

最終コーナー

マウロウ「前のポルシェ・・はえぇ・・」
コブラン「んんん・・粘るな・・。」



ト「お、クルスも黒いのぬかしたか。あとはあいつらだけだな」
ク「OK」

ズザザザッ!

最終ラップ


ク「早くしないとヤバそうだ・・。」



第一コーナー


マウロウ「!!!やばい!ミスった!」

ズザザザザ・・・・ガンッ!

コブラン「ふー、あぶない・・。」
ト「お、ラッキーw」
ク「あらー・・どんまい」



コブラン「なんだ後ろのシルビア・・見たこと無いな」
ト「抜くタイミングがねぇな・・。次のクランクまで待つか」
ク「これじゃ一位がとれねえ!先に急がせてもらうぜ!」

ブァァァン!
ト「あ!抜かれた・・・・。ま、いっか。仲間だし」

第三コーナー

ズザザザザザッ!

ク「めちゃくちゃ滑る・・・・けどこのまま滑ればオンロードだ」
コブラン「めちゃくちゃ大胆な走りだな・・。一つ間違えてたらぶつかってんぞ・・。」

ストレート

ク「よし、追いついた!」
コブラン「やべ!これじゃ抜かされる!」

最終コーナー

ク「よし、インをとった!勝てる!」
コブラン「させるか!」




ゴール!

1・・・クルス
2・・・コブラン
3・・・トラッド
4・・・マウロウ
5・・・ピーオー
6・・・ポーリー
7・・・オルフェ
8・・・パステル
9・・・ピロー
10・・・テグニス
11・・・コウタ
12・・・クリーン



審「クルスさん、1位おめでとうございます!賞金の800Gです!トラッドさんは3位だったので400Gです!」
ク「ありがとうございます」



------------グランジガーデン-----------

ク「これで所持金1600Gか・・・何か買えるかな」
ト「プラモ」
ク「お前死ねよ」




ク「とりあえず、次はエコーフォレストか、フジシティに行くかなんだけど、どうする?」
ト「んー・・・。とりあえずフジシティに行ってみようか。」
ク「OK、じゃあ早速行こうじゃないか」











-------------第5話「謎の文書」-------------



ク「ふぅ、やっぱ遠いな・・・。でも、アイランドブリッジが見えてきたからもう少しかな」
ト「へぇー」
ク「あれ、いつものリアクションどうしたんだよ」
ト「いや、橋に興味ねぇし」
ク「湖には興味あんのかよ」
ト「無いよ」
ク「なにこいつ」






----------フジシティ------------

ト「すげえええ!江戸!江戸!江戸だよ!まじ日本!古来!すげえええ!日本!」
ク「うぜーな本当お前」


ヒラヒラヒラ・・・。

ク「なんだこれ・・・「悪魔乃機心乃心得」・・・?」
???「ああああ、それを拾っちゃ困る。返してくれないかの?」
ク「あ、すいません。それにしてもこれなんですか?」
???「これか?少し危険じゃが・・・いいかの?」
ク「いいですよ。興味あります」
???「聞いたことがあるかも知れんが、悪魔のエンジンとは知っておるか?」
ク「はい知ってますよ。ガソリンを使わずに最強の馬力をもつエンジンのことですよね。」
???「そうじゃ。しかし多大なリスクを伴う。」
ク「どんなですか?」
???「使ったものは普通のQではなくなる。それに使っていくうちにそのエンジンに魂を掏り取られて死んでいくのじゃ」
ク「恐ろしいですね・・。」
???「作り方も禍々しくてな。普通のエンジンのように鉄やアルミ等を使うわけではなくQの魂を使って作られる。当然そのQは死んでいく」
ク「・・・・。」
???「まぁ、あなた方には関係無い話でしょうがな。もしそんな話を持ちかけられても断ることじゃ。」
ク「あ・・ありがとうございます。あ、そういえばあなたの名前は?」
キン「キンじゃ。レースはしないが、歴史を調べておる。分からない事があったらこのキンの下へ駆け込みなされ!」
ク「頼もしいですね!ありがとうございます!」
ト「俺カンペキ空気な件」






----------Q'sファクトリー-----------

レ「いらっしゃい。今日はどうするかな?」
ク「ここのレース場ってどんなのですかね?」
レ「これがマップだ。よく見といたほうがいい。迷うからな・・。」
ク(うわ・・・すげぇ複雑・・。むずいな・・)
ト「そうでもないだろ」
ク「だからなんで心が読めるんだよ」



ク「とりあえずこの装備じゃ貧弱だからな、パーツショップへ行くぞ」
ト「おっけ」





-------------パーツショップ-----------

パ「へいらっしゃい!なにを買ってくかな?」
ク「威勢いいね。とりあえず所持金は・・・1600Gか。どうしようか」
ト「ブルーMAXとかいいんじゃね?」
ク「でも一人分しか買えないな・・・・。」
ト「じゃあお前付けとけよ。俺はパンサー付けて600Gでなんか買う。これでいいだろう」
ク「お前にしてはなかなか頭のいいこというな。じゃあブルーMAXください」
パ「ありがとうございやす!1000Gです!」
ク「はいどうぞ」
ト「じゃあライトシャーシください。」
パ「ありがとうございやす!500Gです!」
ト「あいよ」
パ「またのご来店お待ちしておりやす!」









----------Q'sファクトリー-----------

ク「じゃあブルーMAX付けてくれ」
レ「おっけい。パンサーを外すけどいいか?」
ク「いいですよ。そのパンサーをあいつに付けといてください」
レ「了解」


ガコッガッキュルキュルキュルキュル・・


レ「おっけー。あとはトラッドさんだな。ライトシャーシとパンサーだったよな」
ト「お願いします!」


ガコッ(略

ト「うわ省略された」
レ「めんどいから効果音はこれから省くね」
ク「準備もできたし、レースに行くか」
ト「おっけー」
レ「じゃあレース場まで案内するよ。」






------------準備室-----------

審「グリッド発表しま」


1・・・ディーツ
2・・・コブラン
3・・・ピーオー
4・・・ギイチ
5・・・トラッド
6・・・ナナハひめ
7・・・ヘイゾー
8・・・キヨキチ
9・・・キハチ
10・・・アレックス
11・・・クリーン
12・・・クルス




ク「またかよ・・・。」
ト「うはwwwwwwwwwwどどんまいwwwwwwwwwww」
ク「」




第五話、終


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