Wordbook of Kurumimochi               くるみもちの単語帳

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August 17, 2004
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テーマ: 趣味の英語(409)
カテゴリ: カテゴリ未分類
やっと「ニュアンス」の出番です。


私は「微妙な言葉の綾(表現)」だと思っていたのですが、広辞苑によると「色・音・調子・意味・感情などの微細な差異。陰影。濃淡。」
既に言葉の中に「差異」が含まれてる。とすると、「ニュアンスの違い」という表現は適切じゃないみたい。結構使っていたのだけど。「微妙なニュアンス」はどうかしら?

CODによると、18世紀に「色の陰(濃淡)をつくること」を意味するフランス語が語源で、さらにラテン語の「雲」まで遡ることができます。意味は「ニュアンス、(色・音・調子・意味・感情などの)微妙な差異」です。意外なことに数えられる名詞です。

現代のフランス語では同じ綴り"nuance"で、まず「色合、色調、濃淡」の意味、次に「ニュアンス、微妙な差異」の意味です。
「色合、色調、濃淡」は英語では"shade"になります。"shade"には「ニュアンス、わずかな違い」の意味もあるので、フランス語の"nuance"にはこちらの方が近そう。

"nuance"の使い方は、微妙で難しそうなので、例文検索してみました。

"rich in nuance" 「含蓄のある」《ジーニアス英和辞典》


"a delicate [subtle, fine] nuance"「微妙なニュアンス」
"the nuances of a passage"「ある一節のもつニュアンス」
"subtle nuances of taste"「味の微妙な違い」
"It is difficult to catch [pick up] the nuances."
「そのニュアンスを捉えるのは難しい」
"There was a threatening nuance in his words."
「彼の言葉にはおどすような微妙な調子があった」
"The nuance of this escaped me."
「これのニュアンスは私にはつかめなかった」
"Is there some hidden nuance behind these words?"
「これらの言葉の背後には隠れたニュアンスがありますか?」


「微妙なニュアンス」はOK
さらに"taste, flavor"から「味(覚)」についても使われるのがわかります。

《5-million-word Wordbank from The Bank ofEnglish》はなかなか使いこなせないけど、珈琲の記述が二例あったので一つ紹介します。いずれも"flavor nuances"という表現です。

"The brew is rich and thick, and considerably more flavorful than drip coffee, since paper filters remove flavor nuances and add a taste of their own."

訳が付いていないので一緒に考えてみてください。



「その珈琲は濃厚で、ドリップコーヒーよりずいぶん風味に富んでいた。ペーパーフィルターが微かに異なる風味を取り除いて、コーヒー独自の味を加えたので。」《Walnut Daisy 拙訳》

【修正訳】(8/20) ポンチョさん、ありがとう (^o^)/
「その珈琲は濃厚で、ドリップコーヒーよりかなり風味に富んでいた。ドリップコーヒーだと、ペーパーフィルターが珈琲本来の微妙な風味を取り除き、ペーパーフィルター自体の味を加えてしまうので。」





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最終更新日  August 18, 2004 07:11:16 AM


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