週刊ST(ジャパンタイムズ)
4月6日号の課題
「雨はいつ上がると思いますか?」。
4月13日の日記
)は
What time do you think it’ll stop raining?
5月4日号に掲載されたモデル例は
When do you think it will let up?
今回もハートマーク。 素直にWhenを使えばよかったんだぁ。stopの他に let up(嫌なこと[=ここでは雨]が終わる)、 clear up(雨がやんで、晴れる)も使えるそうです。詳しくは週刊ST5月4日号(5月1日発売)本紙をご覧下さ~い。
さて今日のお勉強。
4月27日号の課題
「だいぶ元気になりました」。
私の答案(投稿文)は
I’m getting rather better.
「だいぶ」は和英辞典で引くと veryが出てきますが、この課題文の「だいぶ」は以前に比べて「元気」になったであって「とても元気」と言うわけではありません。全快の手前、まだ完全には良くなっていない状態を表しています。
「とても元気になりました」とは言い換えできないけれど、「かなり元気になりました」ならほぼ同じ。「かなり」なら ratherを使いたいところ。控えめでありながら、強い含みをもつ言葉。「なりました」だと過去のように聞こえるけれど、以前より良い状態にある現在をさすのだから、現在時制でいいはず。
「だいぶ」にこだわらなければ、
I’m getting better. が一番自然な感じ。これなら言えます。強調の「だいぶ」がない「元気になりました」の方が全快の意味もあって不思議な感じ。こちらなら
I got better.
問題文には良くなりつつある、まだ直りきらない現状が暗に示されていてちょっと難しい。 ratherと進行形(良くなりつつある)を使いたくて上の投稿文を作ってみました。優秀者欄に載ったら、通じるということで実際に使ってみます。
次は旅の写真第三弾。先週、先々週の山はベスビオ(Vesuvio)山、英語だとベスビオス(Vesuvius)山。見事よもぎさん正解です。ご明察の通り、二枚目はポンペイ遺跡から撮りました。一枚目はナポリ駅に入る直前のユーロスターから。噴火でポンペイの街を埋めたあのベスビオ火山です。フニクリ・フニクラで有名なフニコラーレ(登山鉄道)は20世紀半ばの溶岩流出で破壊されてしまったそうです。
今日はポンペイ遺跡より番犬注意の玄関タイル写真です。ポンペイは紀元79年の噴火で埋没してしまったのですが、番犬を飼っていたり、パンを窯で焼いていたり、公衆浴場には床暖房があったりと現代とあまり変わらない暮らしをしていたそうです。
というわけでこの春休みにイタリアに行ってきました。すっかり遅くなりましたが、ぼちぼち写真をアップしてきますのでお楽しみに。(^_-)-☆
さて次回5月4日号の課題は
「取るに足らない問題など一つもない」。
これを英語で表現してください。
一緒に投稿してみようと思われる方はこちらからどうぞ。→ 「ヤワらかアタマの英作文教室」