焼酎で乾杯♪

ゴーヤチャンプルー・Kushy風

最初に種明かしをすると、ゴーヤチャンプルーは皆さんそれぞれの得意なレシピでいいのです。単に"Kushy風"と銘打ったのは、卵の使い方が独特なだけです。卵に火を通さず、出来上がりに卵黄のみを生で載せて絡めるというだけのものですが、これはお勧めです。
《材料》
・ゴーヤ1本　・木綿豆腐1丁　・豚肉ハム100g　・卵黄(S)2個
・調味料(顆粒のダシ、中華スープの素、泡盛、塩、醤油、ごま油)

1.　ゴーヤは縦半分に切り、2ミリ幅くらいにスライスします。塩を少々振り5分ほど放置、水洗いしてざるに上げます。
なお、｢ゴーヤは苦くなければつまらない｣という場合、この塩もみの工程は省いていいです。
2.　木綿豆腐はなんと電子レンジで温めます。豆腐の内部が沸騰してプルプルと震えるまで温めましょう。うちのレンジの強いほうで3分温めました。
これをキッチンペーパーに包んで重石をして30分ほど水切りをします。水切りをしたら拍子木に切ります。
3.　ハムも大体豆腐と同じようなサイズに切ります。
私が使ったものは、岐阜の名産品である

明宝ハムでした。おいしいですよ、これ、高いけど。

沖縄産ゴーヤーと一緒にゴーヤーチャンプルーはいかが？スパムまたはチューリップポーク缶詰

SPAM などを使うのが一般的みたいですけど。
4.　顆粒のだしをティースプーンに1杯ほど、中華だしも同量とり、大さじ1杯程度の熱湯で溶きます。さらに泡盛大さじ1杯も準備しておきます。泡盛は多分なくても大丈夫。でも入れると気分が盛り上がります(笑)
5.　大さじ1杯くらいのごま油をフライパンで熱し、ゴーヤをさっとかき混ぜ、豆腐、ハムを投入して炒めます。火が十分通ったら溶かしておいたダシ＆中華スープ、および泡盛を投入します。さらに塩を2-3つまみ。
6.　醤油を香り漬けにさっと振り掛けます。味見をして足りなければ塩を追加し完成。
7.　盛り付けたら、天辺をへこませて卵黄を乗せます。卵黄をつぶして絡めながらいただきます。

このレシピの肝は卵とじ状態とかいり卵と絡めるとか言う状態でなく、最後に卵黄を乗せ、余熱で半熟気味になった卵黄を絡めつつ食べるところ。
以前からゴーヤチャンプルーの卵が邪魔だと思っていました。以前、通いつめたとってもおいしいお店のマスターが｢卵が邪魔｣といって味噌味で出してくれたのがヒントでした。私も｢卵がないとこんなに口当たりがいいのか｣と驚きました。でも卵がないと苦味が飛び出してしまう。
そのマスターは味噌を使うことでゴーヤの苦味を丸くしていましたが、私は半熟卵黄でやってみて大成功でした。
皆さん、得意のレシピの仕上げに卵黄を試してください、きっと気に入ってもらえると思います。お勧めです。

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