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カトマンズ09:45→(KB401)→11:00パロ
宿泊:Hotel Migmar
ここからのおいらの頭の中のBGMは これ
でした。
皆さんもこの雰囲気をどうぞご一緒に。
早朝6時にホテルをチェックアウトし、
送迎車で空港へ向かいます。
この日もメーデー絡みの集会があちこちで開かれており、
道路によっては人間バリケードで封鎖されている箇所もありました。
ツーリストは優先的に通過させてくれるものの、
何十人もの民衆が送迎車の中を外から取り巻くようにチェックする為、
平静を装ってはいたものの、生きた心地がしませんでした。
ターミナルビル入口の行列
カトマンズ、トリブバン国際空港へ到着。
何故かターミナルビルへ入る前からすごい行列。
どうやら搭乗客以外はターミナルビルへ入る事が出来ないようで、
入口でパスポート及び搭乗券の確認、セキュリティチェックが行われます。
まぁ国際空港とはいえ、ビル内には送迎客用の飲食施設などもないし、
ビル外には客引きがもの凄い数でしたから、ある意味適切な措置かも
知れません。
乗客以外はビル内立入禁止の表示が。

「麻薬犬?」と思いきや、ただの野良犬。
本当にこの国は野良犬が多かったです。
お前もここから立入禁止だってよ(笑)。
首都の国際空港とは思えない薄暗いチェックインカウンターで
ドゥルクエアーの搭乗手続を行います。
乗客の国籍も様々。
さすがにブータンへ行く人々は、旅慣れた、というか「旅の玄人」を
彷彿させる風貌の人たちが多いような気がしました。
こちらがボーディングパス。
まるで高速バスの乗車券のようなペーパーチケットです。
地上業務はネパール航空が代行しているようですね。
ビルには本当にキオスク1軒しかなかったので、
ビル内散策という選択肢もなく、すぐに2階のイミグレーションへ。
出国スタンプを押印してもらい、出発ロビーへと進みます。
15日間のツーリストビザと出入国証。
ネパールの電力事情の悪さを物語るような
朝から既に薄暗い国際線出発ロビーです。
一応、お土産品店やちょっとしたコーヒースタンドはありました。
チョコレートやチップスの品揃えはオーストラリアとほぼ一緒でした
。
ホテルは朝食付でしたが、出発が早朝だった為、ホテル側がミールボックスを
用意してくれました。(業界通称「朝欠サンド」と言います)
これがホールケーキのパッケージ並みのデカさ。
さて中身は・・・。
ジャムサンド、マフィン、ゆで卵2個、リンゴ、バナナ2本
チーズ、パック入りジュースです。お猿になった気分・・・。
とりあえず食べられるだけ食べ、残りはリュックに詰め込みました。
出発ロビーから搭乗ゲートへ向かうまでは、
さらにセキュリティチェックがあります。
ここでボディチェックとかばんの開被検査を受けた後に、
ボーディングパスに検査済のスタンプをもらい、
ようやく搭乗ゲートへ向かいます。
日本やオーストラリアではイミグレーション前でこのような検査を受けますが、
ネパールではイミグレでこの検査がない分、ゲート前で行われる訳ですね。
国によってセキュリティシステムが違う事にちょっと驚きでした。

こちらが出発ゲートです。
ここへ入る際にも、再度ボーディングパスの提示が求められます。

ゲート前の待合スペース
さて、出発時刻までの一時を、持参した小説などを読みながら過ごしていたのですが、
しばらくすると係員の兄ちゃんがやってきて、
「パロ行きは遅れるから、あっちのコーヒーショップでパンとコーヒーをもらっておいで」
と言いました。
「どれくらい遅れるの」と聞いたところ、肩をすくめて、
「さぁ」との事。
まぁあんたに聞いてもしゃあないから、言われた通りにコーヒーサービスを
受けて待つ事にしましょう。
待合ブースの隣のコーヒースタンドでは、遅延客の対応に大忙し。
おいらも並んで、チーズのサンドイッチとコーヒーの配布を受けました。
まぁ特にトランジットがある訳でもないので、気長に待つ事にしました。
結局待つ事2時間。
ようやく出発ゲートがオープンし、搭乗開始です。
そして目の前に、いよいよ現実となったサンダードラゴンの翼が。
ドゥルクエアーはブータンの国営航空。
そしてブータン唯一の国際空港であるパロに乗り入れする唯一の航空会社。
つまり、陸路を除いてブータンへ入国する人は
100%この飛行機に乗らなくてはなりません。
1983年初就航。2004年からこの最新鋭A319が導入されています。
就航25周年の記念ステッカー

搭乗時の機内の様子
出発準備も整い、いよいよ隣国ブータンへ向けて出発です。
国際線ながら、飛行時間は僅か50分の短い空の旅です。
「離着陸の際にはデジタル機器の使用はお控え下さい」
と言うアナウンスを聞きながら、あちらこちらのシートではカメラ撮影が
行われていました。さすが観光路線とも言うべきか。CAも黙認状態です。
という訳で、おいらも「元航空人」としては風上にも置けない行為ですが、
こっそりとこの記念すべき空の旅をカメラに収めさせていただきました。
カトマンズ離陸直後


チーズクロワッサンとデニッシュの機内食。この日すでに3食目のパン(泣)。

雲の向こうにヒマラヤ山脈が見えました。画像では見づらいですが。

僅かな水平飛行の後、間もなくランディングです。窓の外に緑豊かなブータンの国土が広がります
ランディングまでの風景は、Youtubeの動画でお楽しみ下さい。
(クリックすると動画にリンクします。音が出ます)
さぁ、いよいよ幸せの国、ブータンへの入国です。
(しかしおいらも引っ張るねぇー)
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