風邪を引きました。
そんなわけで寝ていることが多かったですが、
せっかく近いところで障害者スポーツの全国大会(のじぎく兵庫大会)をやっているので、
この機会を逃すまいと、ボウリングと視覚障害者サッカー、フライングディスクを見てきました。
< ボウリング
>(知的障害)
スペアーやストライクをとったときに画面に出てくるマークが手書きのものになっていました。
先週の健常者の大会とはちがい、スピード感もなくフォームにぎこちなさもありますが、
一生懸命トライする姿、うまくできて「やったー」と喜ぶ姿は、見た目の華やかさよりももっと大事なものを見せてくれている気がします。
得点は個人によりばらばらで100点オーバーの人もいれば、50点に行かない人もいました。こういうものを見るとつくづく、「点数ではないよな」と思います。
< 視覚障害者サッカー
>
これは実際に見てみると、その大変さは想像以上です。
アイマスク体験をした人ならわかると思いますが、
目をつぶって動く時って、おそるおそるそおっとでないと動けないのです。
それが、その状態でサッカーですと!
ボールからは音が聞こえるので、目をつぶって神経を集中させると、
ボールがどこにあるかはわかります。でも、それを動きながら聴いて、聴いた音にあわせて走ったり蹴ったりとなると
それは神業です。

足元にボールがあるとわかっていてそれを蹴るならまだできます。
しかし、仲間がどこにいるかわからないので、パスがだせない。
また、パスを受けてキックというのも非常に難しい。
サッカーの得点パターンである、「来たボールにあわせてシュート」というのがとてつもなくむずかしいのです。
いちおう、相手ゴールのうしろにはコーラーという声で知らせる役の人がいて、
手をたたいたり、声を出したりして、今ボールがどこにあるかとか、「ゴールはここだよ!」
ということとかを教えています。
しかし、それにしてもまったく見えない中で声と音だけを頼りにするサッカーって・・・
想像を絶します。
しかし、それでもやりたくなるほど、サッカーは魅力に満ちたスポーツなのですね。
< フライングディスク
>(知的障害・身体障害)
見たのは、遠投距離をきそう種目ですが、ほかに円形の的の中を正確に通すことを競う種目もあります。
立って投げるバージョンのほか、
座って投げるものもあり、
立ち投げ、座り投げそれぞれ男女別に競われ、表彰されます。
勤務校でも練習させようかなと思って見に行きましたが、
感想としてはあまり学校での体育授業向きではないかな?
(体をねじる動きを教えるのにはいいけど、投げるものも投げ方も特殊で、
また一人で反復練習というのがしにくい。
ただ、おもしろいとは思うので子どもが興味を示せば
教師とマンツーマンでやってみるのもいいかも。)
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