土曜日は、「 進路交流会 」がありました。
障害のある子の進路のことを中心に、いろいろご存知の方からたくさんのことをお聞きできました。
講師は神戸の垂水養護学校に勤務されていた佐藤こうじゅん先生です。
現在の「障害児教育」は日本全体で言うと
まだまだインクルーシブ(直訳すると「包み込む」。エクスクルーシブ(排除する、のけ者にする)の反対)には程遠いですが、
講師の方の
・通常学級から取り出して、先生がマンツーマンで教えると、確かに力はつく。
しかし、「 マンツーマンでないとできなくなる
」
という習慣がついてしまう危険がある。
将来の保証を考えたとき、それでいいのか。
という言葉に、「 インクルーシブ教育 」(通常学級で他の子と同じように障害のある子も一緒に学ぶことを基本とする教育)の必要性を改めて確認しました。
障害のある子の受け入れに関しては、
公立高校での受け入れが依然としてきびしい
という話です。
講師の方は
・「障害のある子がいなくて当たり前」の環境でやっているから、
高校の教師の抵抗は非常に大きい。
受け入れてはじめてわかるんや。
まずは受け入れてみい、と言いたい。
と言われていました。
いろいろと壁はありますが、徐々に突き崩していきたいと私も思っております。
なお、知らなかったのですが
障害のある子の家庭のための「 支援費制度
」というものが
近年はじまったそうで、
登録すれば補助金が下りたり行政サービスが受けられたり
メリットがあるそうです。
デメリットはそんなにないそうなので、
ご存じなかった方で当てはまりそうな方は、
一度調べてみてはいかがでしょうか。
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