この本の読書メモのつづきです。
今日が第3回。(最終回)
▼第1回は こちら 。
『 ソーシャルメディア炎上事件簿
TWITTER、FACEBOOK、ネット動画...』
(小林直樹、日経BP
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『ソーシャルメディア炎上事件簿』
3
(p141~。第3章「炎上防衛Q&A 知っておきたい20の知恵」より。
太字
は、この本の内容。 緑文字
は僕の個人的な感想です。)
・Q: 不用意な発言で失敗しないためには
、
どうすればいい?
A:リアルタイムWebの時代、
特にツイッターは湧き上がった感情をすぐさまその場で吐き出せる。
喜怒哀楽のうち「怒」をぶつけると、何かとトラブルを招きやすい。
「喜」の感情を吐露して度を越したケースもある。
(ウェスティンホテル東京で大物カップルを目撃・投稿した
飲食店アルバイトスタッフの事例)
「投稿前チェックリスト」
(p164)
1. この投稿内容に 一抹の不安も、危うさも感じるところはないか?
2. この投稿が大勢の人にRT(転送)されても差し支えないか?
3. 特定の人・層について言及している場合、
該当者が見ても問題ないか?
4. 上司、取引先など仕事上の関係者が見ても問題にならないか?
5. 親・きょうだい、愛するパートナーor意中の人が見ても構わないか?
・Q:「プチ炎上」状態になってしまった。
お詫びを出す際の注意点は?
A:1つは 安易に先延ばしをしないこと 。
もう1つは お詫びと抗議をセットにしないこと 。
・Q:会社としてお詫びを掲載し、プチ炎上はひとまず沈静化。
ブログを持つ経営幹部は
当分、投稿を見合わせるべきか?
A:炎上の事後対応において「沈黙は金」は当てはまらない。
「嵐が過ぎ去るまで待とう」と考えがちだが、
だんまりを決め込んでいても”自然治癒”はない。
引きこもっている限り、自社に関するネット上の情報は、
不祥事の件が最新情報として残り続けるだけ。
ソーシャルで悪評が広まったなら、
ソーシャルで挽回するのが筋。
今どき、ネットで悪評がたつのは
ある程度名が知られている企業・学校・組織なら
どこでも可能性があること
悪評がたった際に、それをカバーできる動きができるか、
問われています。
「 沈黙せずに挽回する
」、
このことはこの本で学んだ一番大きなことでした。
悪い事があるとすぐ思考停止したり逃げたりしてしまいがちなので・・・。
・Q:キャラクターを立てた、「軟式」アカウント、
炎上しやすいのではないか?
A: 軟式アカウント
は一般的に、
フォロワーからの話しかけにリプライを返し、
投稿数も多いが、その割にトラブルはあまり起きていない。
「
ローソンクルー♪あきこちゃん
」という、
20歳の大学生を仮想店員のキャラクターに立てている
ローソンには、 炎上予防という面で恩恵があった
。
ただし、 フォロワーとろくに対話もせず沈黙していたら、
逆に自ら炎上要因を作り出すことにもなりかねない
ので要注意。
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リアルでもネットでも、「対話」が大事という時代になってきましたね。
この本は事例が豊富で勉強になるので
ホームページ担当者など、ネットに関わる仕事をされている方には
非常におすすめです。
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