きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2012.01.16
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カテゴリ: 小学校

きみ、ひとを育む教師(ひと)ならば
  「小学校の先生」といわれる私たちの仕事とその意味』

(岡崎勝、
ジャパンマシニスト社、2011/2、1500円)

この本の読書メモを書いていっています。

今日が第2回。

僕がかなり衝撃を受けた部分です。

「あ、こういう見方・考え方があるのか!」と目を開かれた思いでした。

==============================
『きみ、ひとを育む教師(ひと)ならば』
読書メモ ロゴ
(p32~38「 身体と心の成長をめぐって 」 より。
太字 は、この本の内容。 緑文字 は僕の個人的な感想です。)

身体と心の成長をめぐって ) 

・あるとき、1年生のクラスに、
 身体に障害をもち、身長が伸びない朝子さんが入学してきた。

 「朝子さんにとって 身長を測るということは どういうことだろうか?」

・「年を経れば身体が大きくなるのはあたりまえ」ということを、
 少し考え直してみようと思った。

 少なくとも、子ども一人ひとりの伸び方は異なっているし、
 障害をふくめて それぞれの身体をみんなで、それなりに
 受け入れるべきだと思った。

スマイル障害のある子たちにここ何年か関わらせてもらって、
  「障害をふくめて、みんなのことをそれぞれ違っていると考える」
  という考え方が、すごくすんなりと自分の中で落ちてきました。

  そして、これはすごく大事なことだと思っています。

  「障害」=「だからこの子は特別、例外」 と考えない。
  そう考えたら、それで終わってしまいます。
  周囲は、何も変わらない。

  でも、もしかしたら、今までのみんなの当りまえが、
  実は「当りまえ」でないかもしれない。

  「当りまえ」を疑う、こういった気づきというものを、
  本を読んだり、お話を聞いたりして、
  教えてもらう。
  これって、すごくありがたいことだと思います。

  今までを考え直すところから、
  社会の進歩や、教育の工夫が生まれます。

  著者の岡崎先生には、いいことを教えていただいたという気持ちで
  いっぱいです。

同じことに縛られる「 平均 」や、
 他者と差を見せつけるような「 測定 」は
 なんのためにあるのだろうか。

スマイル 僕たちはかなり「平均」や「測定」に支配された世界にいます。
   「 そもそも、それって何のため? 」と
   考え直してみることも、
   時には必要かもしれません。

   「今まで大事だと思っていたけど、
    実はそう大事じゃないのかも・・・」
   と思えることがあるかもしれません。

   個人的には、僕はデータを取るのは大好きなんです。
   データをもとに考えるのが、好きなんですね。
   でもそれが、決めつけや差別のもとになってしまってはいけない。

   特別支援教育で用いられるウェクスラー式検査などでは
   「個人内差」というものを数値化して一覧にします。
   数値をとることで「今まで気づかなかったことに気づく」という利点があります。
   数値を、偏った見方を排除して、
   「いろいろあっていいけど、そこから見えてくるものもあるかもしれないね」
   という まっさらでテキトーな気持ちで利用することが 大事だと思います。

   測定も、平均も、それ自体はいいとか悪いとかいうものじゃない。
   ただ、あまりにもそれにイロをつけて見すぎたら、
   いけないんじゃないか。

   体重の平均を気にして 子どもなのにダイエットする子もいます。
   平均に毒された社会は、違いに否定的で、生きづらくなる社会だ
   と思いました。

   みなさんは、どうお考えになりますか?

・「心は脳にある?」と聞かれたら・・・

 ボクは、「 心は、体中にある 」と答えた。

 「あのね、足がいうことを聞かないで勝手に動いて、
  友だちを蹴ったりすることがあるでしょう」

大笑い ある、ある。
   なるほど、こういう説明の仕方も、あるんですね。

(p38の内容まで。続きはまた次回。)==============================

次回は、あいだの「教室のつくり方」をちょっと飛ばして、
『生活指導』するということ 」のところからを
読んでいきます。

「迷惑」ということをどうとらえるか?

著者の考えを受けて思ったことを書かせてもらいながら、
ブログをご覧の皆様とも意見交換できたらうれしい、
思っています。

今回の記事についても、ぜひご意見お寄せください。

今日はちょっとコメントを書きすぎちゃいました。(^.^;)皆さんの反応が、気になります。

ありがとうのおじぎ男の子
    ↓記事がお役にたてましたら、クリックいただけるとうれしいです。大笑い

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Last updated  2012.01.16 22:33:45
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