いやあ、おもしろかった。
オトタケさんと、竹田双雲さんの対談本。
なづけて、タケタケ本(笑)。
歯に衣着せぬ本音トークに、肩の力が抜けて、元気が出ました。
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『だからこそできること』
1
(最初からp82(第3章の終わり)まで を部分的に引用。
3章までの章タイトルは以下の通り。
○第1章 僕たち、褒められて育ちました
○第2章 「えこひいき」と「個性」
○第3章 親に愛される人、愛されない人
)
・「あなた」だからこそできること。
「わたし」だからこそできること。
誰にだって、
「だからこそ できること」
が、きっとある。
■乙武:
・みんなはどうして前向きになりたいの?
別に前向きでも後ろ向きでもいいんじゃない
。
・ (小学校教師を3年間していた時に)
自分は「 みんなちがって、みんないい 」ということをキーワードに、
一人ひとりの個性を認めてあげる、
「 自分らしく生きていいんだよ 」ということを伝えていた。
けど、そういう教えを受けて自分らしさを大切にして育った子どもは、
社会に出て逆に苦労するんじゃないかと思った。
だって、社会はそうできてない。
・時間のない忙しいお父さん、お母さんでも
自己肯定感を育てられる。
■乙武:・今日10時半に家を出てきたんですけど、
朝7時に起きて子どもと一緒に朝ご飯を食べて、
1時間ほど一緒に散歩に行ってきたんです。車いすに乗って。だから、僕も子どもも一歩も歩かないですけど(笑)。・ 僕が、子どもが生まれた時から毎日のように続けてることなんですけど、「お父さん、今日も大好きだよ」 って
息子たちにハグしながら言ってるんですね。たまにね、「お 父さん、それさっきも言ってたよ」って言われるんだけど、「いいの、お父さん何度でも言いたくなっちゃうの」って。■双雲:・僕も妻と子どもには何回言ってもいい。「大好き愛してる」 と。息子が「パパ好き」って、寝言で言った時は、もう泣いたけどね。よく過保護って言われるけど、でもそれは、過保護じゃない。・妻に最初言ってなかったんだけど、
意識して、「きれいだね」とか「愛してるよ」とか、
「本当にありがとうね」っていうことを言い続けたら、
本当にそう思えてきた。だから最初はいきなり自然にいけなくても、
意識的に言うしかない。■乙武:・ (父にだっこされると) 常にブチュブチュされてた。毎朝のようにリビングに出てくると、
「ヒロ、今日も愛してるぜ」 なんて言ってくれた。・うちの親父は偉ぶるところがなくて、
息子に対しても、自分を落としてでも僕を立ててくれた。・僕は僕のことが、双雲さんは双雲さんのことが、大好き。だから、あんまりその欠点が気にならない。「まあ、いいじゃん、それも含めて人間でしょ」って、思えてる。■双雲:・特効薬はないけど、時間をかければ愛は育てられる。僕はここに確信を持っていて、親に愛されなくても、愛を発見できる鍵はどこにもある。僕の生徒さんにも親から虐待を受けてた人がいるんだけど、
今は立派に人を愛することができてるんで、別に 親じゃなくても、補うことはできる。もちろん自分でも補える。・日々ちっちゃいガッツポーズをするとか、自分のいいところを発見して書くとか。それをやるだけで十分愛は育つ。■乙武:・ (歌の作詞をしたときに、)
何かと出会うことで、必ず自分は、
「ああ、生まれてきてよかった、
誰かとつながれた、あるものとつながれた」
という感覚を持てる時が必ず来る。だから、それまで自分で歩みを止めないで、
歩き続けてほしいというメッセージを込めた。
(p82(第3章「親に愛される人、愛されない人」の終わり)まで) =============================
前回のブログ
の内容も
「愛し、愛されることが大切」
というものでした。
生きていくということに、
その前提として、
愛されている実感が、本当に不可欠なんだなあ、と感じます。
乙武さん、武田双雲さん 共にとても愛されて育てられ、
その結果としてこんなにのびのびと自己表現できるようになったんだ
ということがよくわかります。
自分の家庭も、同じように愛の溢れる家庭にしていきたいです。
続きはまた次回。
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