心も身体も元気になろう

常識が真実とは限らない


 常識とは世間一般に知られている知識のことですから、定義の上でも真実とは異なります。
 例えば、長年かけて糖尿病は治らないという常識が浸透しました。が、サプリメントや還元水、その他民間療法で治ったという例はいくつもあります。
 何かが見過ごされているのです。
 また、常識の中には真実ではないどころか、詐欺的な嘘があることもあります。

 人はなぜ嘘を見抜けないのでしょう?
 あることに対する嘘を、ずっと信じ続けるのはなぜでしょう?

 それ以前に完全には理解していない何かがあるからです。

 人は理解しきれないものにぶつかると、説明を求めたり、自分自身で理由をつけて納得しようとします。そういう時にあるデータが入り込んできて自分を納得させてしまうと、それが自分の中では確固たるデータになってしまいます。
 しかし、以前理解し切れていなかったものを本当に理解すると、自分を納得させていたデータを吟味できるようになります。
 つまり、世間全体で「よく解っていない」ものに関してあれこれ説明されているものが「常識」としてまかり通っているものは、どう吟味して良いか判らないために、嘘でも信じざるを得ないのです。

 精神疾患というものはおしなべて「よく解っていない」主題です。なので、それを「治療する」という人の意見を受け入れざるを得なくなるでしょう。
 が、こういう時試金石になるのは、「その人が結果を出しているか否か」です。学位や知名度は問題にはなりません。結果を出すか否か。それが決め手です。


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