206284

心も身体も元気になろう

誤解語現象

『現在、日本の子どもたちは「精神障害」というレッテル貼りや「向精神薬」
による薬漬けの危険にさらされています。初めて見る言葉を読み間違えたり、
聞き違いをしたり、言葉に詰まったりすると、たちまち「精神医学による
チェック項目」に引っかかり、「学習障害（LD）」のラベルが貼られてしまい
ます。同様に、そわそわしたり、もじもじしたり、他のことに注意を向けたり
すると、「注意欠陥／多動性障害（ADHD）」のラベルが貼られます。

　東京都では、区市教育委員会などを通し、約72万5千人の小･中学生を対象に
上記のチェック項目による診断を教師に行わせていました。そして、教育委員
会や教育庁出張所などから全ての調査結果を回収した都教育庁では、その実態
調査の集計を進めていました。そして、本日その速報結果が都教育委員会第19回
定例会で発表されました。

　全国でも「科学的根拠のない診断リスト」によって、子どもたちが「精神障害」
のラベルを貼られる危機に直面しています。文部科学省では、全国の公立小・中学校
全てを対象に9月1日時点におけるADHDやLDなどの実態調査の実施状況を調査し、
来月初旬にもその状況を発表するとしています。

「教育的支援」という名の下で投薬が奨励される「特別支援」が進められてい
ます。教育による手段ではなく、精神医療による手段、つまり中枢刺激剤の投与
を勧めることが、文部科学省の研究報告として普及されてしまっています。ごく
わずかの「心の専門家」と呼ばれる人によって作成された報告書には、海外で
知られている死亡･自殺事例や薬物依存の問題が報告されていない。日本の教育
関係者には、世界中で多発している向精神薬による被害事例や、精神医療による
死亡事例があまり知らされていなかったのです。』

　上記の「科学的根拠のない」という部分は、該当する症状が肉体的な問題からも
発生しうるという医師の意見であり、関係の参考文献や、市民の人権擁護の会が
発行している冊子をご覧いただきたい。

　ところでこれらの症状は、医学的な問題以外でも起こることがわかっている。
簡単に言うと「勉強の障害」である。それはどういうことか？
　言葉を誤解すると、さまざまな症状が起きる。ここでは言葉を誤解した時の
症状の抜粋を挙げてみる。ちょっと比較して欲しい。

　まず、誤解した言葉、つまり「誤解語」とは、理解されていない、あるいは
間違って理解されている言葉である。
　勉強していてこれに突き当たると、以下のような症状（これだけではないが）
が起きることが知られている。
・そこにいないような気分
・疲れきったような気分
・それに続くヒステリーのような気持ち
・科目の放棄
・眠気をもよおす

　そこにいないような気分とは、勉強していて気が散ったり、別のことを考える
ようなことも含む。

　さらに、文章を音読させることで、誤解語を見つけることが出来るが、それには
読む上でさまざまな症状を起こすのである。
・文章の中の単語を変える
・余分な単語を付け足す
・単語を省く
・単語の一部を読み落とす
・口ごもったり、間違ったりする
・読んでいる時にちゅうちょしたり、とまどったり、あるいはゆっくりと読み始める
・眉をひそめたり、自信なげな様子だったり、ぎこちなくなったり、理解の欠如を何らかの形で示す
・何らかの形で身体を緊張させる
・あくびをしたり、あくびをかみ殺したり、目が潤んできたりする

など。
　これらは意味を完全には理解していない単語を見つけ、辞書で調べ、気分が
よくなるまで例文をつくったりしていくと、なくなる。この手順は完全に正確
に行われる必要がある。詳細はＬ．ロンハバード著「基礎からわかる勉強の技術」
に載っているので、参考にしていただきたい。
http://www.tsuiteru.jp/study/

　さて、上記の症状を見て、私の「子供たちを守れ」のページにある「質問項目」
以下を参考にしていただきたい。誤解語の症状と重なっているところが多分に
あると思う。
　正確な技術と辞書さえあれば、こういった問題が解決できるのなら、子供の
未来にとってもとても良いことではないだろうか。少なくとも、副作用による
自殺や薬物中毒といった危険性はないのだから。

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