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2017/09/11
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テーマ: タイ(3443)
カテゴリ: タイ旅行記
イートン(ピロック)の宿に荷物を置き、
タイ・ミャンマー国境 を目指して早速歩き始めました。

時刻は、16:39。



イートン 集落の入口です。
こんな木製のゲートが建ってるんですよ。

ここ イートン は、 スズ鉱山 としてかつて賑わった集落です。

ビルマを1886年に完全に併合したイギリスは、武器製造用にスズを現地調達していました。


1938年、けもの道を伝って現在の イートン の地に辿り着いたタイ側の猟師が
国境を越境して鉱物を掘削しているビルマ人を目撃。山を下りて当局に通告します。

当局はそこで部隊を編成しビルマ人を追い出し調査したところ、
この地には、スズとタングステン鉱の豊富な埋蔵量があることが判明。

1939年から農業省金属局管理の下で鉱山運営が正式に開始されました。

当時 トーンパープーム から徒歩で3日もかかった山奥の地にも関わらず、
最盛期には50前後の鉱山と数千人の住人で活気があったようです。
映画館までありました。

しかしスズ生産国で組織されたスズ生産国同盟による価格管理が破綻し、
スズ危機 」をきっかけに、
この地のスズ鉱も相次いで閉山。ついに全て廃鉱になってしまいました。

鉱夫も去り、百軒前後の静かな今の集落の姿となったのです。


イートン 入口ゲート左の看板には、



上段はミャンマー文字に似せたタイ文字で、


⇑ダウェー市 114マイル
⇑ガムボック郡 52マイル
⇑ミャンマー連邦 2km


では矢印のとおり、この坂を登って行きますか!

登って行くと右手にはヘリポートを兼ねたキャンプ場があり、
その左手に



ワット・ムアンレー・ピロック (วัดเหมืองแร่ปิล็อก)が。
訳すと、 ピロック鉱山寺 ですね。


さらに進むと、あれ?



ゲートがあるぞ。
国境管理警察の「 ヒンゴーン検問 」でした。

現れた青年警官にこの先まで行っていいか尋ねると、
「行っていいです。でも6時までに下りてきてください」
と。

了解です!




先で道が右へ折れているんですが、左手が開けてますね。
何かありそうだなと思いつつ到着すると、



なんだここは?
逆光で見えづらいので右手の丘に少し登って撮影すると、



タイ-ミャンマー永久友好協力地点
とタイ語・ミャンマー語で書かれた碑と警備の詰所があります。

反対側の丘は竹柵で仕切られた上に家屋も見えますね。
ってことはこの碑と竹柵の向こうがミャンマーってことかな。



詰所を良く見たら中にはちゃんと見張り番の人がいました。
この詰所はタイとミャンマーのどっち側なんだろう?

で、ここは何なのかですが、



注意
高圧ガス管


と書かれています。

実は地面の下1.5mにはミャンマーのアンダマン海にある
ヤダナ・ガス田からの天然ガスパイプラインが通っているんです。

ここでタイ・ミャンマー国境を越えて、
ラーチャブリー県のピクントーン発電所まで繋がっています。

どうやら2013年頃に完成したらしいこのプロジェクトには、
三菱商事も関わっているようですよ。


右手の丘を階段で上ると頂上には、



タイ国旗とミャンマー国旗がはためいているのでありました。
ここは ヌーン・サオトン (เนินเสาธง)。
訳すと文字通りの「 旗柱の丘 」。

グーグルマップ を見ると、国境線は両国の国旗の間ではなく、
このすぐ左手を通っているようです。

で、そのミャンマー側の風景を眺めると、



地平線の彼方まで山、山、山!
怖いぐらいです。

あっちもよくこんなところまで道を敷いたもんですね~。



目をちょっと下にやると、緑一面の中に
天然ガスパイプライン関係と思われる道路と施設だけが
視認できました。


丘を下りてさらに先まで歩いてみます。



どこまで行けるかな。

するとたった3分で、



行き止まりです。
タイ国旗が掲げられた施設と土嚢の間には、



おお、国境ゲートか!

詰所には、
友好ルート検問 (จุดเฝ้าตรวจ ช่องทางมิตรภาพ)と。



切り通しの向こうはミャンマーです。

越えてみたい衝動に駆られますが、この国境検問は
地元の人でも通れないんだそうです。

たぶん天然ガスパイプライン関係者のみが通行できる
作業用の国境なんでしょう。


時刻は、17:07。

実はもう1か所、国境の眺望ポイントがあるんですよ。
日暮れまでに間に合うかな。急いで戻るぞ。


<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:939バーツ

<参考>
ศูนย์การเรียนรู้อุตสาหกรรมเหมืองแร่ "ปิล็อก"
ปตท. "โครงการท่อส่งก๊าซธรรมชาติจากแหล่งพม่า ไปยัง สถานีควบคุมความดันก๊าซฯ" (PDF)
『中長期的に見た錫の需給動向-2(需要編) 』 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
『三菱商事、ミャンマーのガス田プロジェクトに資本参画』 財経新聞,2013年12月23日付


※旅は2017年3月27日(月)に行いました。

つづく

※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ
『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』  もぜひご覧ください。

そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。
旅の参考になれば幸いです。



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最終更新日  2017/09/11 11:01:22 AM
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Re:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
Tui☆  さん
วัดเหมืองแร่ปิล็อกのところ、วัดเหมืองปิล็อกになってますよ〜。どっちも正しいみたいですが。

繁栄してた鉱山もグローバル経済の中では木っ端みたいなものなんですね。今も昔も世の中の原理は同じ…
天然資源開発がスタートしたのはリンク先によると近年のことですから、ブランクの間はこの辺りどうなってたんでしょうね。 (2017/09/11 09:32:21 AM)

Re[1]:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
Lamyai_daeng  さん
Tui☆さんへ

>วัดเหมืองแร่ปิล็อกのところ、วัดเหมืองปิล็อกになってますよ〜。>どっちも正しいみたいですが。

ご指摘ありがとうございます!
早速修正しておきました。
この寺には翌日再訪しますよ〜。

>繁栄してた鉱山もグローバル経済の中では木っ端みたいなものなんですね。今も昔も世の中の原理は同じ…

イートンだけでなくプーケットなどの南タイのスズ鉱も同様にこの時期に閉山となったようです。きっとマレーシアやインドネシアにも影響があったんでしょうね。

>天然資源開発がスタートしたのはリンク先によると近年のことですから、ブランクの間はこの辺りどうなってたんでしょうね。

天然ガスパイプラインが通るようになっても、イートンの活気や経済にはたぶんほとんど影響がなかったと思いますよ。逆にこのプロジェクトに反対する人が結構いたようで説明会を何度も開いてますね。しっかり読んでませんが ^_^;)
(2017/09/11 11:07:11 AM)

Re:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
ウーテイス  さん
「タイ-  ミャンマー永久友好協力地点」

その辺はとも角、友好的でない行為は、ミャンマー側!
知っている過去、砲弾が 飛んできた
北方
或いは。国境超えて 学生のクルマを襲った
ミャンマー人は野蛮 と言う思いが強い

仏教徒なのか?


我々のタイ人の仲間も
ミャンマー嫌いが多いです

過去チエンマイはミャンマーに占拠された

国境の町タキレークに(タチレーク?)メサイの北側

毎月一回は言っていた時期があります・・・・

物売りの悪い事!
警官を見れば、蜘蛛の子 散るように 逃げるその早業
髭剃りに付随している 部品を別売りにするし

しつこい事!


官憲が強い印象
庶民を人扱いしない

国境にビルマ人、金になるならなんだって・・・
民度が低くて蛮人的
不注意
交通ルール無視

IQが低い


アウンサン スーチー  の過去の歴史も
知らない一般人
軍政で良かったのに!と、おもう・・・


イギリス嫌いの軍政だったが


時の流れ・・・・


民主化?


アウンサンは英国に殺された
彼の肖像は 古い紙幣に印刷してありますね

他所の国ながら、無関係ながら
歴史書見ても
ビルマは好きになれない

複雑すぎる少数民族


度々行って、宝石を買いました
コレクション
★コランダムが 産地で 高品質
ヒスイの産地でもありますね

小さなものは(カット石)、3000g以上になった
原石は6キロ超える


昔から石が好きでした
見る眼も超えた来る のでした・・・

マテオも持っています
サケットダウは 4個以上
イサーンで良く見つかるらしい


まあ しかし 気の毒なビルマ
イギリスは
世界一の略奪 強盗国家
ビルマの チークは 持ち去った

船の外装 家具材 良質な

大東亜共栄圏 ☞イギリス追い散らす!!
オランダ追い出す

フランス追い出す


日本人は素晴らしい理念のもとに
戦後も残って
独立運動に参画指導した・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーー


タイが、原子力しないのは好ましいです


なんだか
言いたい放題でした・・・・


旅は独り旅が 醍醐味 ですね


では





・ (2017/09/11 01:22:51 PM)

Re:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
ウーテイス  さん

Re:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
随分奥地まで歩かれたんですね。
さすがの健脚ぶりです!

ゲートを一歩超えるとそこはもう別の国で、許可なく入ったら逮捕されかねないというのは日本にいたらわかりにくい感覚ですね。

日本を取り巻く海にも国境線なんかないのですが。

プラチュアップキリカンにも大勢のミャンマー人が出稼ぎに来ています。
正式な許可を持っている人もいるし、無くても普通に働いています。
いわゆる3Kと呼ばれる肉体労働についている人がほとんどで、こういう仕事は今時の若いタイ人は嫌がるので雇い主にとってミャンマー人は貴重な労働力だそうです。
(2017/09/11 10:06:52 PM)

Re[1]:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
Lamyai_daeng  さん
ウーテイスさんへ

>その辺はとも角、友好的でない行為は、ミャンマー側!
>知っている過去、砲弾が 飛んできた

イートンにもかつては砲弾が飛んできたそうですよ。
タイへ向けてというよりは、越境してきている反政府勢力に対してだったようですが。
世界中どこでも隣国同士ってあまり仲良くないですよね。

>過去チエンマイはミャンマーに占拠された

アユタヤもビルマ軍によって陥落しましたし…。

>国境の町タキレークに(タチレーク?)メサイの北側
>
>毎月一回は言っていた時期があります・・・・

毎月行っていたとはずいぶん頻繁ですね。
立派な観光地ですよね。

>複雑すぎる少数民族

タイにも少数民族が沢山いますが、ミャンマーはもっと多いんでしょうね。その辺りも興味があります。

>度々行って、宝石を買いました
>コレクション
>★コランダムが 産地で 高品質
>ヒスイの産地でもありますね

ヒスイの産地だとは知りませんでした。
たしかルビーの産地でもありますよね。
(2017/09/12 08:28:45 AM)

Re[1]:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
Lamyai_daeng  さん
ウーテイスさんへ

ヒスイ仏ですか? 興味深いですね ^^
(2017/09/12 08:30:32 AM)

Re[1]:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
Lamyai_daeng  さん
バンコク「竹亭」さんへ

>随分奥地まで歩かれたんですね。
>さすがの健脚ぶりです!

集落から一番奥の国境検問まででもそんなに遠くないんですよ。
2kmあるかないかといった印象です。景色を楽しみながら歩いたのでまったく苦になりませんでした。

>ゲートを一歩超えるとそこはもう別の国で、許可なく入ったら逮捕されかね>ないというのは日本にいたらわかりにくい感覚ですね。
>
>日本を取り巻く海にも国境線なんかないのですが。

陸地の国境がない島国の日本人としては、こういうゲートの向こうが別の国という光景にロマンを感じます。あのポールを挟んで国家体制も民族も文化もガラっと変わるなんてワクワクしますよね。またえも知れぬ恐怖も感じられるのが陸路国境の醍醐味でもあります。

>プラチュアップキリカンにも大勢のミャンマー人が出稼ぎに来ています。
>正式な許可を持っている人もいるし、無くても普通に働いています。
>いわゆる3Kと呼ばれる肉体労働についている人がほとんどで、こういう仕事は今時の若いタイ人は嫌がるので雇い主にとってミャンマー人は貴重な労働力だそうです。

プラチュアップにもミャンマー人労働者が来ているんですか。タイ人の労働賃金はインラック政権時にグンと値上げされましたもんね。さすがに政権が変わったからと言って値下げするわけにもいかないから、外国人の安い賃金に頼る経済はしばらく続くんでしょう。
(2017/09/12 08:39:50 AM)

Re:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
maikawa さん
タイの領土ながら、ビルマ人が先に錫を見つけていたというのは興味深いですね。タイ・ミャンマーのどちら側から来るのにせよ山越えの中、よくぞ錫鉱山を見つけたという感じです。
それが今ではミャンマー側の施設にアクセスするのに、ミャンマー(ダウェイ)からよりもタイ側から入ったほうが便利というのも歴史を感じさせます。

錫鉱山の閉山後も、何か見つけて(農業、畜産でしょうか?)イートンに活気が残ってたから、パイプラインに飛びつかなかったのでしょうね。
ガスプラントなどの施設が出来るならまだしも、パイプラインの経由地というだけでは、金銭的にいきなり潤うわけではなく、むしろ工事による自然体系の破壊や有事の際のパイプライン目当てのテロなどの不安のほうがあり、地元の方々は喜ばなかったのでしょう。


いつも話がそれてしまい恐縮ですが、マハーチャイ(サムットサコン県)~バーンプナームローン(Ban Phu Nam Ron・カンチャナブリ県)という路線バスが今年開業したそうです。
マハチャイからポータラーム、バンポーン、ムアン・カンチャナブリ経由で、カンチャナブリではチェンマイ方面に連絡とありました。
路線番号は396番で、モー2クラスの大型バスかマイクロバスでの運行です。
マハーチャイのスタジアムの先にある、ミンガラ・ミャンマー・センターという団体(?)の前から出ており、この辺りで働くミャンマー人向けの路線のようです。
มหาชัย สาย396で検索すると詳細が出てきます。 (2017/09/12 04:34:48 PM)

Re[1]:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
Lamyai_daeng  さん
maikawaさんへ

>タイの領土ながら、ビルマ人が先に錫を見つけていたというのは興味深いですね。タイ・ミャンマーのどちら側から来るのにせよ山越えの中、よくぞ錫鉱山を見つけたという感じです。

ミャンマー側を眺めると、本当に地平線の果てまで山が連なっているんですよ。こんな山奥の山奥まで錫を求めてやって来たかつてのビルマ人は凄すぎます。死を覚悟しなければ辿り着けませんもん。

>それが今ではミャンマー側の施設にアクセスするのに、ミャンマー(ダウェイ)からよりもタイ側から入ったほうが便利というのも歴史を感じさせます。

ミャンマー側の山間部はその後反政府の少数民族勢力の拠点と化していたので、なおさらアクセスが困難なまま放置されてきたんでしょうね。

>錫鉱山の閉山後も、何か見つけて(農業、畜産でしょうか?)イートンに活気が残ってたから、パイプラインに飛びつかなかったのでしょうね。
>ガスプラントなどの施設が出来るならまだしも、パイプラインの経由地というだけでは、金銭的にいきなり潤うわけではなく、むしろ工事による自然体系の破壊や有事の際のパイプライン目当てのテロなどの不安のほうがあり、地元の方々は喜ばなかったのでしょう。

イートンにはガスパイプラインの中継施設が建設されて稼働中ですが、集落の人々の生活を見ると地元への経済的恩恵は微々たるものだろうと推測します。
つい最近になって秘境の観光地として国内では注目され始めているので、私が今回宿泊したようないわゆる「ホームステイ」(民泊に毛が生えたような宿泊施設)は数多くあるようですよ。

>いつも話がそれてしまい恐縮ですが、マハーチャイ(サムットサコン県)~バーンプナームローン(Ban Phu Nam Ron・カンチャナブリ県)という路線バスが今年開業したそうです。
>マハチャイからポータラーム、バンポーン、ムアン・カンチャナブリ経由で、カンチャナブリではチェンマイ方面に連絡とありました。
>路線番号は396番で、モー2クラスの大型バスかマイクロバスでの運行です。
>マハーチャイのスタジアムの先にある、ミンガラ・ミャンマー・センターという団体(?)の前から出ており、この辺りで働くミャンマー人向けの路線のようです。
>มหาชัย สาย396で検索すると詳細が出てきます。

いつもディープな情報ありがとうございます!
バーンプナムローンは数年前に新設された常設国境ですよね。カンチャナブリー・バスターミナルからローカルバスが出ているのでいつか行こうと思いつつ後回しになってました ^_^;)
マハーチャイからメーソート行きのロッ・トゥーが運行されているのは見たことがあります。いずれも周辺に多く居住するミャンマー人の里帰り需要を見込んだ路線ですね。そうか、スリーパゴダパス行きバスが1日1便に減便されたのは、ミャンマーへ帰国するルートの選択肢が増えたのが原因なのかもしれませんね。
(2017/09/12 10:10:32 PM)

Re:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
GKen  さん
これはすごい奥地ですね。こういうところ、わくわくします。
スズ危機なるものがあったとは、全く知りませんでした。勉強になりました。
今ではスズの相場も上がっていますので、マレー半島のスズが復活してもいいと思うのですが、できなかったようですね。 (2017/09/13 08:57:43 PM)

Re:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
maikawa さん
Lamyai daengさま
> バーンプナムローンは数年前に新設された常設国境ですよね。カンチャナブリー・バスターミナルからローカルバスが出ているのでいつか行こうと思いつつ後回しになってました ^_^;)

そう、そこです、正式な国境としてはスリーパコダパスの1つ南にあたるみたいですね(その間にイートン国境がありますね)。
スリーパコダパスが、モン州とカレン州という場所が場所なだけに外国人NGなので、それを避けるバイパスルート。
ミャンマー側の国境付近は集落が1つあるくらいなので、国境が開設された時期にダウェイまでの道路が出来たのかもしれません。

カンチャナブリからバーンプナムローンまでのバス(ソンテオ?)は8172番か8191番っぽいですね、いずれも1日2~3本の路線です。6年前の陸運局(って言うんですか?motではなく、dlt.go.thのほうです)カンチャナブリ支局の資料情報ですが…。

>マハーチャイからメーソート行きのロッ・トゥーが運行されているのは見たことがあります。
今度は私が初耳です、貴重な情報ありがとうございます。明らかにミャンマー人目当ての路線ですね。多分コンソンの管轄じゃ無さそうですね、そしてロットゥにしては所要時間が長いアヤシイ路線です(笑)、一応どちらかの県には登録してある路線だとは思いますが…。

ところでこの396番路線なんですが、大型バスは普通の2等なんですが、マイクロバスのほうは、ワゴン車ではなく日本で言うところのマイクロバス(恐らく三菱ふそうのローザという車種です)なんですよ。タイでは珍しいですよね。

>そうか、スリーパゴダパス行きバスが1日1便に減便されたのは、ミャンマーへ帰国するルートの選択肢が増えたのが原因なのかもしれませんね。
なるほど、バーンプナムローン国境に真っ先に流れてくるのは、元々スリーパゴダパス越えてからタニンダーリ州へ南下する客層ですので、スリーパゴダパスが減便というのは自然ですね。
コンソン社のことなので、単純に車両故障で減便かもしれませんが(笑)。 (2017/09/13 11:23:18 PM)

Re[1]:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
Lamyai_daeng  さん
GKenさんへ

>これはすごい奥地ですね。こういうところ、わくわくします。

昔の人もよくこんな山奥まで分け入ってスズ鉱を発見したものだと感心しましたよ。
国境から見たミャンマー側の果てまで続く山地の光景には、地球上にこんな光景があったのかと驚きました。

>スズ危機なるものがあったとは、全く知りませんでした。勉強になりました。
>今ではスズの相場も上がっていますので、マレー半島のスズが復活してもいいと思うのですが、できなかったようですね。

私も今回調べていて初めて知りました。
プーケットも元々、スズ鉱山で働く華僑らで発展した町ですもんね。
相場は戻ってもスズ鉱が復活しないのは、利益を得られる価格までは達していないのかもしれませんね。
(2017/09/14 10:16:14 AM)

Re[1]:国境の丘ヌーンサオトン ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[5](09/11)  
Lamyai_daeng  さん
maikawaさんへ

>そう、そこです、正式な国境としてはスリーパコダパスの1つ南にあたるみたいですね(その間にイートン国境がありますね)。
>スリーパコダパスが、モン州とカレン州という場所が場所なだけに外国人NGなので、それを避けるバイパスルート。
>ミャンマー側の国境付近は集落が1つあるくらいなので、国境が開設された時期にダウェイまでの道路が出来たのかもしれません。

たぶん国境開設に合わせて道路を作ったのか拡張整備したんでしょうね。
バーンプナムローンの地名のとおり、温泉もあるようなのでいつか行ってみたいです。

>カンチャナブリからバーンプナムローンまでのバス(ソンテオ?)は8172番か8191番っぽいですね、いずれも1日2~3本の路線です。6年前の陸運局(って言うんですか?motではなく、dlt.go.thのほうです)カンチャナブリ支局の資料情報ですが…。

あれ、記憶ではオンボロバスだった気がするのですが、もしかしたらバスとソンテオが入り混じった路線かもしれません。見かけただけの印象なのですが、今ではもう少し本数が多いように思いますよ。

>今度は私が初耳です、貴重な情報ありがとうございます。明らかにミャンマー人目当ての路線ですね。多分コンソンの管轄じゃ無さそうですね、そしてロットゥにしては所要時間が長いアヤシイ路線です(笑)、一応どちらかの県には登録してある路線だとは思いますが…。

マハーチャイの船着場からまっすぐのびる目抜き通り(?)沿いにここ始発のバスやソンテオの停留所が並んでいますよね。数年前にその中でメーソート行きの乗り場を見かけましたよ。垂れ幕までかかっていました。

>ところでこの396番路線なんですが、大型バスは普通の2等なんですが、マイクロバスのほうは、ワゴン車ではなく日本で言うところのマイクロバス(恐らく三菱ふそうのローザという車種です)なんですよ。タイでは珍しいですよね。

珍しいですね。エカマイと東部のバンセーン・シーラチャー方面を結ぶ路線でもマイクロバスが使われています。私も先日初めて見かけました。
政府は今後、ロッ・トゥーを全てそういったマイクロバスに更新したい方針のようです。でもどうなることやら…。

>なるほど、バーンプナムローン国境に真っ先に流れてくるのは、元々スリーパゴダパス越えてからタニンダーリ州へ南下する客層ですので、スリーパゴダパスが減便というのは自然ですね。
>コンソン社のことなので、単純に車両故障で減便かもしれませんが(笑)。

あ、そういうこともあるんですか(笑)
たしかに長距離バスは車体に行き先が書いてあるから、基本的に他路線で使いまわしできませんもんね ^_^;)

(2017/09/14 10:28:09 AM)

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