TRENTINO-Alto Adige ~南チロルの町たち~ 30
EMILIA-ROMAGNA ~エミリア・ロマーニア~ 161
La Costiera Amalfitana ~アマルフィ海岸 105
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アッシジの隣町、スペッロの路地にて。古い建物の間の石畳ってなんか風情がありますよね~ 実は、アッシジの町では、もうほとんどがアスファルト舗装の道になっていました。これはもちろん、地震で被災したアッシジの復興の証でもあるわけなんですが、こうしていまだに昔ながらの小道を歩くと、かつてのアッシジもこうだったんだろうなぁ~。。などと感慨にふけってしまいます。 先日アッシジの風景をアップしたさいに、UMIUさんのコメントで、アッシジのサン・フランチェスコを描いた映画「ブラザー・サン、シスター・ムーン」のことを知り、早速DVDを入手して見たんです聖フランチェスコが生きた中世イタリアの風景はまさにこの写真のような石畳の小道と、どこまでもつづくウンブリアの自然が美しい映像世界でした ストーリー的にはかなり象徴的な作品で、その分見る側のイメージや宗教観といったもので随分見え方も変ってくると思いましたが、華やかな俗世を捨てて修道の道に入ったフランチェスコがぼろをまとい、裸足でこの石畳の道を踏みしめて歩く姿には自然と胸を打たれます。坂の多いウンブリアの城塞都市では、雨が降ると石畳の溝を雨水が伝い流れ、くぼみには水溜りができます。そんな石畳を踏みしめるフランチェスコの足は汚れて真っ黒になっているのに、彼と弟子たちの表情が対照的なまでに明るく晴れやかだったのが印象的でした。やっぱり今のクルマ社会を考えれば、石畳よりもアスファルトのほうが断然便利だし、修理も簡単ですよね。実際に、アッシジや去年のラクイラのように、災害が起こったときにもめくれた石畳の残骸がそのまま瓦礫になってしまうよりも、アスファルトのほうがいいのかもしれません。 でもやっぱり、石畳のこのぬくもり、捨てがたいんですよね~~~
July 11, 2010
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カンパニア州から、夜通しクルマを走らせてやってきたのは再びウンブリア。サービスエリアで仮眠を取りながらのロングドライブでしたが、ペルージャの近くまで来るとようやく、東の空が明るくなりました 普段は宵っ張りの朝寝坊な私なんですが、こうしてたまに朝日を拝むとやっぱり、気持ちいいものですね~ 朝日にウットリした後は、腹ごしらえ~。このころにはもう、私のアタマの中はこんな映像がグルグルとまわってました(笑)・・・実際には、開いてるバールに駆け込んで、ブリオッシュとカプチーノだけの朝食でしたけど
July 9, 2010
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アッシジ最大の見所、サン・フランチェスコ聖堂ですといっても、日没間近のこの時間、あたりはひっそりと静まり返っています。日中はそれこそ、世界中からの観光客や巡礼者たちが押し寄せる聖堂ですが、この時間はなんだか拍子抜けするくらい静か。いいところのお坊ちゃまで、おいしいもの、キレイなもの、欲しいものなんでも(?)手に入るような生活を捨てて、修道生活を送ったサン・フランチェスコの姿が見えてくるようです。そんな静かな夕暮れのひととき、ひと気のない路地はまるで貸切状態。 クリーム色の石積みの町並みも、夕日に照らされてオレンジ色に染まり始めていました どこからともなく美味しい香りが漂ってくるこの時間帯、けっこうオススメですヨ
July 1, 2010
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夕方のアッシジ。有名なサンフランチェスコ聖堂がある町の西側とは正反対の東側の入り口です。こちらは聖地というよりも観光地らしいたたずまい。 お土産やワインのお店が並んでいるとおりは、ぶらぶら歩いているだけでも楽しいです♪ 町の城壁から、昼間お散歩したふもとのほうを見下ろしてみました。斜面には緑がまぶしいオリーブ畑♪このあたりはちょうど、アッシジの町を縁取る「縁側」みたいなところ。ふもとののどかな風景を眺めてもいいし・・・・ 夕暮れ時の大きな太陽がつくる、ドラマチックな町の影絵を眺めるのもまた、しみじみといい場所なのであります。。。。
June 30, 2010
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のどかなアッシジの風景です♪収穫後の麦畑には、この時期のイタリアの風景にはかかせない、麦わらロールたち。う~ん、お日様の香りがしそうですネ丘の上に広がる古都アッシジの町並みも素敵ですが、もう少しこの自然の中のお散歩を楽しんでみましょ♪ 夕方になって、畑には小鳥たちが舞い降りてきました・・・といっても最初は石ころか何かだと思ってたんですけど 次の瞬間、一斉に飛び立ちました!いったい誰が合図したのかしら?っていうくらい見事にみんなで飛び立ったんですよ~。見知らぬガイジンに、ムコウがビックリしたのかもしれませんネ。。。。
June 29, 2010
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ウンブリアの散歩道、こんな並木道もあるんです☆時々車が通ると、白い砂ぼこりが舞い上がって大変なんだけど、たま~に通る車以外には人もいなくて、貸しきり状態♪ 杉(かしら?)並木の外側はこんな、ブドウ畑になっていました。こちらもまた、涼しげですね~ どれどれ、ちょっと見てみましょう♪ まだ若いぶどうの実。真夏の午後の日差しを透かしている重なり合った葉の香りがとっても新鮮だったのでした~
June 28, 2010
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・・・そろそろ、夏休みのバカンスを夢見てしまう今日この頃。久しぶりにウンブリアあたりもまた、いいかもしれない なぁんて。ここは、アッシジのふもとの小さな村。トウモロコシや小麦畑に囲まれた未舗装の小道をの~んびり歩いてると、道端に咲いている小さな花や、空に浮かんだ雲まで愛しく思えてきます どこまでも歩いて行きたくなるような白い道この道をまっすぐ、向こうの丘まで進んでゆくと、 聖地アッシジへと辿り着くのであります。。。。ウンブリアでのんびりお散歩、そんなバカンスもまた、いいかもね~~~
June 27, 2010
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オルヴィエートのドゥオモ前のお土産やさん。ガイドブックを見ると、オルヴィエートの名物は、ごらんのような陶器と、白ワインとのこと。確かに、町を歩いているといたるところで目に付くのが陶器のお土産ものや、エノテカの看板。旅行に行く楽しみの一つはショッピングですが、楽しいからって買い物をしすぎてしまうと、荷物が重たくなってしまうもの。だから、お土産選びなんていうと、どうにかして「軽くて」「かさばらなくて」「その土地らしい」モノを探そうと、結構難しかったりしますよね特にイタリアでは、ワインや陶器など、最初っから重たいモノの方が多い気がするんですけど。。。。 ・・・・やっぱり、陶器を選ぶのって、勇気がいりますよね~~~結局私が買ったのは、こんなヤツでした(笑)
May 23, 2009
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オルヴィエートの路地をあるいていたら、いつの間にかこんなお屋敷の前にやってきました。パラッツォ・デル・ポーポロ、かつて自治都市だったころの隊長さんの住まいだったところなんだそうです どっしりとした建物ですが、最上部の狭間がちょっとカワイイと思いません??お城の壁とか、お屋敷の最上部とかに、こんなギザギザの狭間をよく見かけますが、このカタチによって、当時支持していた政党がわかっちゃうっていうの、最近知りましたきれいな凹凸を描いたものは、グエルフィ派の狭間で教皇支持の政党。 コレに対して、写真のように凸部分が二股に分かれてツバメのしっぽみたいになっているのがギベリン党で、反教皇派。 ギベリン派の狭間はたいてい、燕尾服をさかさにしたようなカタチが多いんだけど、ココのは、さらに先端がカールしているのなんだかオシャレね~♪ ちなみに、よくあるギベリン派の狭間はこんな感じ。ミラノ近郊、ヴィジェーヴァノの塔の写真デス☆ ポーポロ宮殿の前には、駐車場と化した広場。休日にはここにもにぎやかな市が立つようですが、平日だとこんな静かなんですネ。意外と穴場駐車場かも♪
May 23, 2009
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古い町並みが魅力のオルヴィエート。世界中から観光客が集まる町ということで、思いがけない出会いがありました♪雰囲気のある小道だナ、っと覗いてみたら。。。。 ベティーちゃんじゃあありませんか最近姿を見ないと思ったら、オルヴィエートで看板ムスメのアルバイトをしていたようです相変わらず、キュートでセクシーなベティーちゃん、オルヴィエートでも人気者なのかもネ♪
May 22, 2009
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オルヴィエートのドゥオモから、少し町歩き♪広場に面したカフェも、こんな町並みだとなんだかおしゃれに感じてしまいますそれでは、向かって左手の路地を入ってみたいと思います。。。 路地に入るとすぐに、右側に古~い壁。一番上の写真の、時計塔の壁です皆さん、前を向いて歩いているけど、重そうな紋章がたくさんついているの かなり年代ものっぽいから、真下を歩くのってちょっとコワイかも。。。。
May 22, 2009
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華やかなオルヴィエートのドゥオモ。着工から完成まで、実に400年の歳月がかかったそうですミラノの大聖堂の彫刻も見事だけど、ココのはフルカラー、金箔入り、って感じでまたすばらしい美しさです この大聖堂の大きさを実感できるのが、トナリの博物館と比較したときこちらの博物館も、単独で見ると大きくて立派な建物。昔の宮殿だったところなんですって。博物館や人の大きさと比べると本当に、このドゥオモの大きさが実感できます。 絵のように見えるのは、とても細かいモザイク。そして、モザイクを囲む額縁のように見える彫刻もまた、ため息が出るほどのすばらしさ ・・・こちらのモザイクは、マリア様の結婚、かな、なんてモザイクを見るだけでも、ゆっくりと時間をかけて見てみたくなるドゥオモです♪
May 21, 2009
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ウンブリアでもっとも美しい町といわれるオルヴィエート。切り立った岩山の上に作られた要塞都市の中心には、華麗なドゥオモレースのようなファザードの、黄金のモザイクは、日差しを受けるとキラキラと輝いて、そりゃあもうキレイです♪ でもね、ちょっと横にまわってみると、こんな感じ正面があまりにもキラキラしていたから、こんな派手目なシマシマ模様も、なんだか地味に感じてしまいますでも、大胆なストライプ模様の建物なんて、当時も今も、かなりモダンですよね☆ シマシマの壁からは、飛び出すライオン・・・・面白いわぁ~(笑)
May 21, 2009
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アップダウンの続く、ウンブリアの丘陵地帯を走ってゆくと、目の前に白亜の教会が現れましたトーディのシンボル、サンタ・マリア・デッラ・コンソラツィオーネ教会です16世紀初頭から、約100年の歳月をかけて完成した美しい教会は、ブドウ畑の緑と、小麦畑の黄金色の風景から突然抜け出したように、目の前に現れます。 教会から国道沿いに続く城壁は、13世紀にまでさかのぼるそうです。この城壁の内側、丘の上に広がる町がトーディ。周囲の丘よりもひときわ高いところにあるので、眼下にはテーヴェレの谷を見下ろす絶景の町。 城壁に囲まれた町自体も、中世の町並みをそのまま伝えるたたずまいとして、人気のあるところです。 それにしても、こんな立派な教会がどうして、城壁の外側にポツンと建っているんでしょうネ。 なんだかちょっと、寂しげデス
May 20, 2009
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テルニから、トーディを通って、オルヴィエートへと向かうドライヴで、「FIORE」という名前の村を通りました。FIORE、とは「お花」という意味。かわいらしい名前の村だなぁ、なんて感心しつつ、ドライブを続けていると。。。。 道路沿いに見えてきたのは、お花ならぬ、廃墟でした。。。。周囲は、見渡す限りの小麦とブドウの畑。残念ながら、「花」は咲いていないのか、と思ったら。。。 元気なひまわり畑が現れたのでした今年も、あと1ヶ月もすれば、ひまわりたちが咲き始める季節。 夏が待ち遠しい今日この頃、一足早く夏の景色を引っ張り出して、ウキウキしてしまう私なのでした♪
May 20, 2009
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ウンブリアのドライブでは、小さな集落や町をいくつも通り抜けます。丘陵が連なるウンブリア地方ならではの景色なのかもしれませんが、どの集落も、小高い丘の上のお城のような感じ。 ・・・・実際、お城なのかもしれないと思ってしまう、村の入り口トスコラーノもそうでしたが、集落全体を石を積み上げた砦が取り囲んでいます。なんとなく、よそ者は入りにくい感じもしますネ。 砦の中は、こんなかわいらしい集落になっていました。クルマ1台がやっと、というような細い路地を挟んで、閑静な住宅が立ち並んでいます。トスコラーノもそうでしたが、この集落も、砦の入り口ちかくに郵便局とバールがあったくらいで、あとはほとんどが地元の人たちのお宅。車でぐるっと集落を一回りするのに5分しかかかりません 小高い丘の上の集落だから、一番外側の道路沿いには、こんな風にベンチが並んでいます。・・・ウンブリアの自然を眺めながら、土地の人たちが話し込んでいる光景が目に浮かぶようですネ。。
May 19, 2009
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ホテルのお庭から、お向かいの丘陵を見上げると、丘の上に小さな集落が見えていますあの集落が、宿から一番近い村、トスコラーノ。 ホテルからは車で20分くらいのところにある小さな村は、おとぎ話にでてくるようなかわいらしいたたずまい♪私たちも、一度だけ、ディナーをとりにこの村へ行ってきました。 教会の鐘楼を取り囲むようにぐるっと丸い形の小さな村、トスコラーノには地元の人が通うリストランテが1軒だけあります。 食事の前に、この村を一回り、回ってみることにしましたが、ゆっくり歩いても15分くらいで一回りできちゃった 石畳の道を照らす、オレンジ色の照明と、石積みの家。いかにもイタリアらしいたたずまいに、旅人としてはすっかり癒されてしまったのでした♪ ようやくたどり着いたレストランの駐車場には、これまたかわいらしい礼拝堂。・・・最初はこの建物がレストランだと思ってしまったんですけど(笑) 小さいけど、結構歴史のある礼拝堂みたい。中には鮮やかなフレスコ画で受胎告知が描かれていました。 時が止まったかのような、静かなトスコラーノ。今の生活とはまったくかけ離れた世界ですが、ちょっぴりあこがれちゃうんですよね、こういう暮らし。。。
May 19, 2009
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ウンブリアの隠れ家宿、チクラミニホテル。中庭には、雰囲気のある井戸まであったりして。 館内のお食事どころ。広々としたレストランは明るくて居心地のいいサロンみたいです。私たちが泊まったときには子供たちの団体がいたのですが、意外と静かにすごせました。 食堂につづく廊下で、パンを焼く人たちの絵が飾ってありました。・・・そういえば、ウンブリアやお隣のトスカーナのパンって、ちょっと普通のパンとちがうんですよね。いわゆる「無塩」のパンということで、生地に塩を使わないで焼いたパンなんです。塩を使わないパンは、初めて食べたときにはなんともフシギな味わいに感じたものですが、慣れてみたら、噛めばかむほど小麦の味わいが広がる、深みのあるおいしさ。しっとりとした食感もまた、なんともいえないおいしさです。 塩なしのパンは、その昔塩の税金が高かったからとか、フィレンツェと敵対していた海洋都市ピサが、港を封鎖して、当時貴重だった塩のルートをふさいでしまったからだとか、諸説あるようです確かに、内陸では塩を手に入れることは難しかったのでしょうね。日本でも、甲斐の武田信玄に、ライバルの上杉謙信が塩を送り、「敵に塩を送る」という言葉が生まれたんだっけ。イタリアの真ん中、ウンブリアで、塩のないパンを食べながら、ニッポンの戦国時代を思い出してしまった私なのであります
May 18, 2009
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チクラミニのホテルにはこんな立派なプールもありました地中海に突き出す巨大な半島であるイタリアでは、スイスやフランス、オーストリアなどと国境を隔てている北イタリアを除けば、ほとんどが海に面した州ばかりです。20ある州のうち、海に面していないのはアオスタ、ロンバルディア、トレンティーノ・アルト・アディジェ、そしてココ、ウンブリアの5つの州だけ。これからの季節、朝晩は涼しいものの、やっぱり日中日差しが強くなるとジリジリと暑くなってきますので、こんなプールがあったら、ますます楽しそう☆ プールサイドの建物には、花盛りのジャスミンの木がありました~白くて可憐なジャスミンの花はプールの水色に反射してきれいですし、ただ日光浴が目的でのんびりとデッキチェアーにもたれていても、さわやかな初夏の香りを運んでくるのです。。。☆そろそろ小麦色の肌が恋しい季節。こんな隠れ家ホテルで、夏本番前にちょっぴり肌を焼いておくというのもカッコイイですね~~~
May 18, 2009
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馬というのは、美しい動物ですよね以前から、乗馬とかやってみたかった私。まずは、馬と仲良くならないとイケマセンよね。・・・ということで、傍によってまずはご挨拶。 近くで見ると、大きな瞳が優しげなお馬さんBuongiorno~♪って挨拶したら。。。 ものすごく接近して、品定め(?)をされてしまったのでした~
May 17, 2009
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広々としたチクラミニホテルの敷地には、牛やヤギ、馬といった家畜もいて、気軽に触れ合うこともできます。こちらは、お馬さんの厩舎ですネ 厩舎はちょうどお掃除中だったので、馬たちはみんな、外につながれていました。美しいですネ~♪ 厩舎のすぐそばにはなだらかな丘陵の斜面をりようした牧草地が広がっていて、馬たちも日中は自由に過ごすことができるようです。 のんびり、のんびり☆ウンブリアでの休暇の過ごし方は、お馬さんたちのほうが上手かもしれませんネ♪
May 17, 2009
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チクラミニホテルは、音楽の宿♪・・・ロビーにはピアノが置いてあって、誰でも自由に弾くことができます。ロビーはもちろん、階段の踊り場や、なんとお部屋の中にも、ピアノがありました。 合宿の子供たちが使っている部屋には、なにやらたくさんのパネルが貼ってあります 知る人ぞ知る、イタリアの人気作詞家のMogolのパネル・・・といっても、私にとってはまったく知らないヒトだったんですけど、一緒に行った相方はというと「へえ~!」だの「ほぉ~!」だのと感心していましたので、たぶん相当有名な方なのだと思います もともとミラノ出身のMogolですが、このウンブリアで、作詞家や音楽家、そして歌手のための学校を作るために尽力したそうで、このホテルはいわば、彼が目指した学校としての役割も果たしているらしいのですネ。このプロジェクトには、私も知ってる歌手のクラウディオ・バリオーニらも賛同しているとか。ナルホド、お部屋にピアノがあったり、敷地内に録音スタジオや音響設備の整ったホールがあるワケです。いつか、ここから生まれた音楽を聞くことができるのかもしれないなどと、ちょっとわくわくしてしまうお話デス♪ そんな、Mogolさんのパネルに囲まれたお部屋では、子供たちが朝の課題(?)を広げたまま、ランチに出かけてしまったようです。。。どんな勉強をしているのか、ちょっとだけ、見てみようっと♪ ・・・・・音楽じゃなくて、お絵かきの時間だったのかも~~~~☆ピアノつきのお部屋の様子は、こちらでご覧ください♪☆
May 16, 2009
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今回泊まったホテルは、ウンブリアの南、テルニ市郊外の森の中にあります。一番近い集落へも、車で20分くらいかかります。自然に囲まれた隠れ家的なホテルなので、都会で暮らすヒトが行くと、あまりの静けさにナニをしてよいのやら、困ってしまうかも(笑) もちろん、ホテルの中ですごすためのアクティビティは充実していますが、一番の目的は、「何もしない」というコト。ケータイの電波もつながりにくい森の中。 たまには、時計も見ないでのんびりとすごすという贅沢に浸ってみる。簡単なようでいて、実はなかなかできないコトですよね 私も、ホントはもっとのんびりと滞在を楽しめればよかったんですが、ついついアッチへ行ったり、コッチを覗いたりと、動き回ってしまいました(笑)おかげさまで、ホテルについていろいろと探検できたんですけど ・・・・てきぱきと動くカメリエーレを見てホッとしてしまう私、やっぱりビンボー性なんですねホテルの様子は次回に続きます♪
May 16, 2009
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ウンブリアの隠れ家スパ、チクラミニテルメ。人里はなれた丘陵地に牧場、畑、プールやジム、そして音楽スタジオまで完備されています私たちが行ったときには、ローマからの小学生たちの合宿中でした。英会話の強化合宿のようでしたが、お勉強のほかにもスポーツや音楽など、レクリエーションも充実。 ちょうど休み時間のようで、中庭にはたくさんの子供たちが元気に遊んでいました。 やっぱり、一番人気はカルチョ男の子はモチロン、女の子も元気にボールを追って走り回っています。 そんな中庭の片隅では、楽器の練習にいそしむ子もみんな、のびのびして楽しそう☆私も、こんな合宿ならぜひ、参加してみたいデス~(笑)
May 15, 2009
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昨日のバラ園で思い出した、ウンブリアの薔薇アヴィリアーノ・ウンブロという小さな村の中にあるホテルで、スパやアグリツーリズモ施設もある、隠れ家的な癒しの宿。このお宿の敷地にも、たくさんのバラが咲いていました☆ テルニの市内へと続く道路から、森の中を走る私道を通って、このお宿の入り口へ着きます。ホテルだけでなく、周囲の森を含めて総面積は5000平米という広々とした施設の入り口には、よく手入れされたバラの花。 ウンブリアは、薔薇の花が多いトコロ。アッシジの聖フランチェスコが修行時代に雑念や誘惑を振り払うために、バラの茂みに身を投じたという話もあり、アッシジはもちろん、多くの町や村で薔薇を見たような気がします。 バラにも色々あるけれど、この赤はやっぱり、イタリアの赤よね~~~
May 15, 2009
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古都ペルージャの路地裏から。古い町を縦横に走る細い路地は、クルマが一台通るのがやっと、という感じ。 こういう町ではやっぱり、ミニサイズのクルマよね。ちょっとしたスキマとか、くぼみに上手に停めておけるし、通行の妨げにもならないし。歩いている人も、坂が多いし、道は細くて入り組んでるから、なれないと迷子になりそうです。 かといって、足元ばかりを見ているワケにもいきません。 ほらね、ふと見上げるとこんな可愛らしい看板お店の名前も「アンティーカ」とつくだけに、雰囲気たっぷりな看板ですよね♪ 創業1929年。…あと20年くらいで100周年ですネ。イタリアの古都で100周年、なんていっても、まだまだ若い!って思いがちですが、100年ってスゴイことですよね~こういうお店を、また何年か経ってから行ったときに見つけると、格別にうれしくなったりしますよね。 いつかまた、この看板を探しに行きたいと思う私なのでした♪
December 20, 2008
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高台の町、スペッロからは、こうして時折建物のムコウにウンブリアの大地を見ることができます。石畳とやさしいセピアカラーの小さな町、スペッロは、小さいながらも訪れる人の心を十分に和ませてくれます♪きっと、まだまだこういう小さくて雰囲気のある場所が沢山あるんでしょうね~~。また、イタリアに行きたくなっちゃいます 町の中にあるアーチの天井部分には、スペッロの全景を描いたフレスコ画がありました20世紀初頭に描かれた町の景色は、三角屋根の教会や城壁に囲まれた様子など、数十年を経てもなお、変わっていないんですネ。 こちらが現在のスペッロ。こんな景色を何百年と見守ってきたウンブリアの懐の大きさに感動しつつ、小さなスペッロを後にします。。。・・・・さあ、この時点で19時をまわったところ高速道路でボローニャ経由、ミラノ行き。目標は0時までにミラノへ帰ること アッリヴェデルチ、スペッロ Ciao-ciao!!
November 2, 2008
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スペッロの建物にはよく、こういう小さな穴があいています。そして、穴をよく見てみると、 ・・・ハトが住んでいますもともと開いているくぼみにハトが巣を作ったのか、それとも最初からハト専用のスペースとしてくぼみを作ったのか。。。?ちょっと不思議ですよねでも、住んでいるハトにとっては結構な事。上の写真だと、かなり大きなマンションタイプだけど。。。 こちらのお部屋は南向き、日当たり良好で閑静な環境。。。ちょっとセレブ向きかしら(笑) もちろんすべての建物についているわけじゃないのですが、よ~く見ると所々にこういうくぼみがあるので、歩いているうちに気になってしまったというわけです
November 2, 2008
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ローマ時代のアーチを見たら、今度は下り坂のスペッロ。道幅は相変わらず狭くて、両側の建物が迫ってくるみたいです。でも、そんな通りから見える景色はまた、期せずして切り取られた風景画のようでステキです☆ さっきの通りから見えていた塔のある教会は、坂を下りきってみると塔は見えなくて、なんだかシンプル。四角い白い壁に、小さなバラ窓しかなくて、ちょっとさびしい感じさえしますよね。スペッロの建物はこんなシンプルなつくりが多いのかも。窓にお花を飾ったりするのは、そういうシンプルさに個性を出したりする役割もあるのかもしれません。。。 ここは、小さなお宿らしいのですが、小さな看板に「B&B(ベッド&ブレックファースト)」と書かれていなければ多分誰も気づかないと思いますあんまりゴテゴテ飾るのもどうかと思うけど、これはさすがに、シンプルを通り越して、地味だと思うんですけど~~~
November 1, 2008
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スペッロの高台にある、ローマ時代の遺構がこの石造りの小さなアーチ。ローマ時代の遺構といえば、レンガ造りのものが多い中、ウンブリアで採れる白っぽい石灰岩を積み重ねて作られたこのアーチは、なかなかの存在感です。 アーチの横には、お城の面影を残す建物なども残っています。とても古いもの⇒古いもの⇒ちょっと古いもの、といった風に時代を塗り替えるのではなく、以前からあるものを大切にしながら、現代らしく生活するというイタリアらしい考え方が、このちいさなアーチを守ってきたのかもしれません。スペッロの見所だし、アッシジの人たちも「ロマンティック」というほどのアーチが、実はこんなに地味な(笑)モノだとは思ってもいなかった私は、ちょっと拍子抜け。でも、こういう小さいところを大切にして、町の歴史や昔の人々に思いをはせるというのは、やはりロマンティックですよね♪ そんな風に思ってもう一度、アーチを見てみると、腕を組んだカップルが仲良く歩いていくところでした 古い遺構でも、こうして人がそばにいる風景はまた、格別ですね。こういう見方を知っているイタリアの人たちがちょっと、うらやましくなってしまいました
October 31, 2008
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スペッロの丘の上からの眺めは、ふもとに広がるウンブリアの大地と、背後に迫る丘陵地帯とのコントラストが美しい調和を見せてくれます♪ こちらは、背後の丘陵地を眺めたところ。右手奥のほうに、スペッロと同じように丘の上に広がる町が見ています。町の上のほうには古い城跡も見えますが、あそこがアッシジ。 アッシジを望む見晴台には、簡素な十字架が立てられています。ここから眺める夕日もまた、きれいなんでしょうネ。。。♪さて、スペッロの見所のひとつである、ローマ時代のアーチですが、実はこの写真にも一部写っています。・・・そう、右下の石造りのアーチです思っていたよりも小さくて、「ええ!?コレが~!?」なんてつぶやいてしまったのですが(笑)、実は見れば見るほど愛らしく、美しいアーチなのですヨ☆続きはまた、あとで
October 30, 2008
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スペッロは、坂の町。 丘陵地の町はどこもそうですが、こういうところに住むと、足腰が鍛えられそうデス。特に古い町並みが残っているスペッロでは、坂道もこんな風にレトロ。 石畳の坂道は、真ん中が階段状になっていて、両側はなだらかな坂道状態。こういう作りはなにか計算されて作られているんでしょうネ。 ウチの母などはひざが弱くて階段は登るのはいいけど降りるときにつらいから、こういう坂道のほうがいい、って言いそうです(笑) フフフ、こういう場所こそ、「井戸端会議」にピッタリですネ~♪なんて言いながら、坂道を登ること数十分。。。いい加減疲れてきたころ、ようやく丘の上にたどり着きました。 中世のころにはお城があったスペッロですから、こうして丘の上に出てみると、城壁が残っていたりして、平和な町の暮らしとはまた違う雰囲気です。この城壁の突き当りにお城の跡、そしてローマ時代に作られたという、石造りのアーチがあるとのこと見通しの悪い城壁の中を歩いていくと、とうとう。。。 視界が開けて、雲の間からお日様の光が帯となって降り注ぐ、ウンブリアの大地を見下ろすことができたのでした~♪・・・いや、絶景、絶景☆
October 29, 2008
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スペッロのチェントロです☆小さな町なので、チェントロといっても教会を中心とした広場の一角でしかありません上の写真で見えているのは市庁舎。市庁舎の前にあるのが、 開放感のある広場。町自体が高台の上にあるので、広場の奥からはウンブリアの平原を見下ろすことができます。 ここに来るまでは静かなたたずまいだったスペッロも、さすがに地元の人、観光客などでにぎやかな雰囲気になってきました♪ ふもとからもよく見える、三角屋根の鐘楼が美しい教会。時刻はちょうど6時を回ったところで、夕方のお祈りを告げる鐘の音が大音響で響いていました。絵画展が併設されていたのですが、時間外だったので見ることはできず。。。そのときは「まあいいか」なんて思うのですが、帰ってきてから思うとやっぱり、普段なかなか行けないところですから、なんだか残念です。。。 残念なので、カフェで一休みです(笑)・・・・へぇ~、生ハム&メロンとかあるんだ~~~~
October 29, 2008
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スペッロの町は、石造りの家や道がとってもキレイでも、あんまりキレイすぎても、ちょっとディズニーランドみたいで物足りないと感じてしまうのは私だけ。。。?? だからね、こんな風に日常的な光景というか、暮らしている人の姿があってはじめて、町の雰囲気というか、旅の実感がわいてくるような気がします家族でお買い物して帰ってきて、ドアチャイムを鳴らして「Eccomi!(私よ~!)」なんてインターフォン越しに叫んでいる若いお母さん。・・・・いっぱいお買い物してきたみたいですネ そして、奥のほうに座っているおじいちゃんがいるの、わかります?スペッロに限らず、イタリアの町ではよく見られますが、家の前に椅子を置いて近所の人とおしゃべりしたり、道行く人を眺めている、そんな光景デス。 ・・・・いつの間にか、そのまま・・・なんていうこともこういうのが当たり前の風景であるのがちょっとうらやましくなってしまった私デス。平和ですネ♪
October 28, 2008
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セピアカラーの、スペッロの町並み。石畳の狭い路地の両側に、ひしめくように立ち並ぶ古い建物は独特の風情がありますネ。洗濯物までがそのまま、絵になってしまうのはこういう昔ながらのイタリアの街並みだからこそかもしれません ・・・そんなスペッロの路地歩きをしていて、ふと目に付いたのがこの、左に分かれる小道 なにが気になったかというと、通りの名前なんです。 VIA POVERA VITA、って書いてあるんです~~POVERA(ポーヴェラ)というのは「貧しい」とか、「哀れな」という意味の形容詞。コレに「人生」という意味のVITAがつながると、「かわいそうな人生」とか、「貧しい暮らし」っていうような意味になりますよね町の通りの名前だというのに、どうしてこんな名前をつけたんでしょうか。。?とっても気になります。もしかしたら、ただ「まずしい」という意味ではなくてアッシジのフランチェスコがそうであったように「清貧」をモットーとした暮らしをするようにという意味なのかもしれませんが、こういう地名もあるんですね~~~ ・・・で、いったいどんな暮らしぶりなのかと、思わず通りを覗いてみたのですが。。。。誰もいない。。。イエ、奥のほうに誰かいる?? ピンク色のお洋服に身を包んだ女の子が二人、宿題でもやっているんでしょうか、真剣な表情で頭を寄せています。そして、足元のわんこが、よそ者から女の子を守るかのように仁王立ちして(?)こっちを見ているの・・・やっぱり、どう見てもポーヴェラ・ヴィータな通りではないですよね(笑)。。むしろ、la vita rosa、ばら色(ピンク色)の人生という感じかも。。。♪
October 27, 2008
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スペッロの町に入ってすぐに、出迎えてくれた猫たち。このキジトラと、もう1匹、黒猫がいましたが、 どちらも人懐こくて、観光客に大人気♪ こちらのキジトラ君のほうが、のんびり屋さん。知らない人がたくさんいるのに、平気で道の真ん中で寝転んだり、毛づくろいしたり。 「・・・・ん? 今、ボクのことうわさしてる?」と、気づいたのか(笑) しっぽをピン!と立てて、すたすたと歩き始めます。。。。 お兄ちゃん格の黒猫と一緒に、薄暗いアーチをくぐっていくので、後を追ってみたら。。 かわいらしい、スペッロの生活区へと入り込んでいたのでした~ばら色の建物、窓に飾られた花、そして石畳の坂道。。ちょっと、クルマのCMみたいですネ
October 27, 2008
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アッシジから、クルマで南へ15分ほど行ったところにSPELLOという、小さな町があります。ホテルの人のオススメの場所で、とってもロマンティックなパエーゼなのよ、ということだったのでミラノに帰る前に、少し足を伸ばしてみることにしました♪ アッシジやペルージャなどと同じ、丘の上の町は、昔ながらの城壁に囲まれています。町の入り口には、「SPELLO」、という名前の下にSplendidissima colonia、すてきな居住区、なんて書いてありますネ「すばらしい」という意味のSplendidaをさらに最上級で表現しているところに、地元の人たちの自信というか、郷土愛を感じますよね♪どれだけ「すばらしい」町なのか、早速町の中へ入ってみたいと思います♪ 町は、ローマ時代までさかのぼることができるという、歴史のあるトコロ。近郊のアッシジやペルージャ、スポレートといった町のように、有名な史跡やお祭りがあるわけでもないので、特にガイドブックなどには載っていませんが、地元ウンブリアの人々からは、美しくて歴史のある街として人気があるようです。町の中と外を隔てる城壁のあたりは、こうしてアスファルトの道路なんですが、町の中に入ると、美しい石畳の坂道も健在。 ほんとうにキレイなところでした☆ まずは、町の全景を見てみます。こうして上から見ると、一つの丘、というか山すべてが町になっているんですネ。今私たちがいるところは、写真の右下、駐車場の近く。見所は、中心部にある三角屋根の塔のドゥオモと、一番上の高台にあるローマ時代の石造りのアーチ、そしてそこからの眺望。アッシジで結構歩いてきたんですけど、ココでもやっぱり、歩くのね~~~ ・・・なんて、眺めていたのは実はこの案内看板の写真アッシジから近いということもあり、結構観光客が来ていて、町の歴史などを読んだりしていますが、そこへ、どこからともなくトコトコとやってきた黒猫 首輪をつけているので、どこかの飼い猫なんでしょうねもしかして、よそ者をチェックしに来たのかしら。。。 いつの間にか、キジトラ君も現れて、観光地の入り口は急に和やかムード猫たちは、人が大好きみたいで、道端でゴロリン♪と横になってアピールしていますもちろん、猫大好きな私にとってもうれしい出会い♪確かに、splendidissimaな町かも~。。。なんて、ちょっとゲンキンですね(笑)今日からしばらく、スペッロの風景にお付き合いください♪
October 26, 2008
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アッシジのフランチェスコ聖堂の、中庭に面した入り口の上に描かれていたフレスコ画。聖フランチェスコが、イエス様と一緒に十字架を担って歩まれている光景なのですが、やさしくフランチェスコを振り返るイエス様のまなざしに心を打たれました 以前ミラノの教会で、イタリア語のお祈りの言葉を印刷したパンフレットをいただいて、折があれば読んでいたのですが、今日はせっかくなのでフランチェスコにちなんだ「平和を願う祈り」をご紹介☆O Signore, fa' di me uno strumento della tua pace Dov'è odio ch'io porti l'amore; Dov'è offesa ch'io porti il perdono Dov'è discordia ch'io porti l'unione; Dov'è dubbio ch'io porti la fede, Dov'è errore ch'io porti la verità; Dov'è disperazione ch'io porti la speranza Dov'è tristezza ch'io porti la gioia; Dov'è tenebra ch'io porti la luce Oh! Maestro, fa' che io non cerchi tanto: Ad essere consolato, quanto a consolare Ad essere compreso, quanto a comprendere Ad essere amato, quanto ad amare Poiché é dando che si riceve Perdonando che si é perdonati, Morendo, che si risuscita a Vita Eterna.(神よ、わたしをあなたの平和の使いにしてください。 憎しみのあるところに、愛をもたらすことができますように、いさかいのあるところに、赦しを 分裂のあるところに、一致を 迷いのあるところに、信仰を 誤りのあるところに、真理を 絶望のあるところに、希望を 悲しみのあるところに、よろこびを 闇のあるところに、光を もたらすことができますように、 助け、導いてください。 神よ、わたしに 慰められることよりも、慰めることを 理解されることよりも、理解することを 愛されることよりも、愛することを 望ませてください。 自分を捨てて初めて 自分を見出し 赦してこそゆるされ 死ぬことによってのみ 永遠の生命によみがえることを 深く悟らせてください。)有名な、平和を願う祈りは、イタリア語では「Preghiera Semplice」、「素朴な祈り」といいます。 素朴な祈りにこめられた、シンプルな言葉ほど、実は生きていくにはなかなか難しいことばかりですよねだからこそ、みんなこの祈りに特別な思いを感じるのかもしれませんネ☆
October 25, 2008
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さあ、いよいよアッシジの聖地であるサン・フランチェスコ聖堂へやってきました~☆聖フランチェスコはアッシジだけではなく、いまやイタリアという、国の守護聖人でもあるので、なんだか緊張してしまいます。。。(笑) とはいえ、肝心の聖堂内は、残念ながら撮影禁止。。。本当は、シンプルな外観からは想像しにくいほどの極彩色のフレスコ画で埋め尽くされた世界なのです 聖堂の売店で買った絵葉書の写真で雰囲気を感じていただければ。。。。こんな風に、天井から壁までびっしりと、色鮮やかなフレスコ画で覆われているので、一つずつ眺めるだけでも、本当なら数時間必要です。建物は2階建てのようになっていて、一番上の写真で見えていたファザードのある入り口は2階部分(上部聖堂)になります。上部聖堂には、あまりにも有名ですが、ジォットの名作、「聖フランチェスコの生涯」という、大きな28枚のフレスコ画があります。入り口では各国語のオーディオガイドが用意されているので、それを使うのもイイと思います♪また、予約するのでしょうか、団体さんには修道士サマがじきじきに、見所などを案内してくれるようでした 大きな聖堂内ですが、さすがにたくさんの観光客。時折、私語が大きくなると、どこからともなく「スィレンツォ~~ッ(静かに!)」という声が響いてきます。聖地の持つ独特の雰囲気、荘厳さ、神聖さのようなものが聖堂内の空気をピンと張り詰めたものにしている感じでした。 上部聖堂では人が多すぎてちょっと疲れてしまったので、一旦階段を下りて、歴史のある下部聖堂へ向かいます。聖フランチェスコの死の2年後に建設が始まったという下部聖堂は、上部に比べると天井がやや低く、暗い感じで、ますます厳かな雰囲気。礼拝堂のそばには、聖フランチェスコの遺品を展示する小部屋もありました。実際に着ていたといわれている修道服、ロザリオや書簡などを間近に見ることができるのですが、等身大の聖フランチェスコを感じるような、なにか圧倒的なオーラがあり、思わず、そのぼろぼろの修道服の上に手を載せて(もちろんガラス越しですけど)、しばらくひざまずいてしまったのでした。。 フランチェスコの聖遺物を見て、すっかり感動してしまった私 もう一度下部聖堂へ戻り、いよいよ聖人様が眠っているクリプタへ。上下の聖堂が、とっても華やかなフレスコ画で覆われていたので、クリプタはさぞかしキンキラキンなのだろうと思っていたのですが、実際には、自然の洞窟のような質素な世界アッシジの大地を穿って作られたような、ひんやりとしたクリプタの中央に、何の飾りもない黒っぽい石棺が、むき出しの岩の上に安置されていて、その周囲をフェンスで覆っているだけの、本当にシンプルなお墓。上の聖堂の華やかさがまるで他人事のように、静かに、静かに眠る聖フランチェスコの棺を見上げていたのですが、本当に穏やかで暖かい雰囲気に身体中が満たされるような、ありがたいキモチでいっぱいになり、しばらくフェンスのそばにひざまずいて、お祈りをささげてきました。・・・そのご利益なのか、実はこのあとミラノに帰ってからも、思いがけないラッキーなことがたくさんあったんですヨ すっかり感動して、中庭に出るころにはお日様がまた、顔をだしていました中庭には、修道院に続く美しい回廊があります。荘厳で神秘的な空間である聖堂とはまた別の、ホッと一息つけるような場所です。この回廊の一部に、聖品をあつかう売店があり、ロザリオやろうそく、十字架などが売られていました。沿道のおみやげ物店に比べると少し割安でしたので、お土産用にろうそくやロザリオなどを購入~。 修道服をきた神父様たちも、私たち観光客に笑顔で祝福をくださいました♪晴れやかな気分で聖堂を後にした私ですが、やはりアッシジは聖地なのだと、妙に実感してしまったのです。。。。。
October 25, 2008
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さて、雨上がりのウンブリアです。雲が切れて、青空が見えてきましたので、昨日に引き続き、アッシジの町へむかいます♪ お宿からはクルマでおよそ15分くらい。収穫を終えた小麦畑と、緑が鮮やかなオリーブ畑のむこうに、小高い丘の上に広がる聖地アッシジの全景が見渡せます。これから向かうサン・フランチェスコ聖堂は、ちょうどあの町の左端の建物です。 町の中から、ファザードだけを見ると、一見大して大きくないような印象なのですが、横から見ると、実はこんなに巨大な修道院なのでしたさすが、世界中から巡礼者を集めるところですネ。今からの見学にかかる時間を思ってちょっぴり覚悟。。。(笑) 覚悟を決めて(?)、昨日下見をしておいたサン・ジャコモの門の外にクルマを停めて、歩いて聖堂へ。昨日の夕方、あんなに静まり返っていたのが信じられないくらいの賑わいです なんとなく、修学旅行で行った京都とかを思い出してしまったんですが。。。。(笑) たぶん、この賑わいが、いつものアッシジの表情なのかもしれないですネ☆周りのおみやげ物やさんをひやかしながら、ゆっくりと人の流れに従って坂を下り、念願のサン・フランチェスコ様が眠る聖堂へとむかったのでした。。。。
October 25, 2008
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今回、アッシジで滞在したお宿、サン・クリスピーノ。 私たちのお部屋からは、自由に外と行き来できるような玄関、というか扉がありました♪夜のアッシジを満喫した翌日は、実は朝からかなり強い雨 でも、雷が鳴っていて、遠くの空が明るかったのでホテル内のスパで午前中はのんびりして、午後から再びアッシジに向かうことにしました。ようやく雨が上がったので、少しお宿のお庭も探検したいと思います♪ ウンブリアの平原の真ん中に建っているお宿は、昔のカッシーナ、農場を改築したもの。敷地は広くて自家製のブドウや野菜などもとれますし、なんといっても広いお庭のどこに行ってもラヴェンダーと薔薇の花がいい香りで迎えてくれるのです白いバラが咲く一角には、マリア様の礼拝堂があって、清楚な雰囲気です。 そして、朝食室を兼ねたサンルームのそばには、ピンク色のバラ。後で知ったのですが、アッシジとバラの花は以外にも密接な関係が。修道の道に入った聖フランチェスコが、誘惑的な考えに悩んだときに、その考えから逃れるために自ら野バラの茂みに身を投じたという話があって、不思議なことにフランチェスコが身を投じたバラの茂みは瞬間的にトゲがなくなった、というありがたいお話があるんですネ。そんな逸話からか、聖フランチェスコのバジリカはもちろん、アッシジの町や周辺の町には、バラの花が多く植えられていたように思います。それにしても、「バラ」と一言で言っても、いろんな種類があるのですね 可憐な白いバラも、たくさん咲いていると本当に華やかですし、 夕焼けみたいな、なんともいえないオレンジ色のバラも。雨上がりでしずくを含んだ花びらと、下草のラヴェンダーがとってもみずみずしくていい香りでした♪ そして、こんなキレイなバラも☆こんなにびっしりと重なった花びらのバラ、初めて見ちゃいましたこれぞ、「ばら色」という感じの鮮やかな色ですね♪ ゆっくりとお庭を歩いているうちに、いつの間にか青空が広がってきました☆雨が降らなければ、こんなにゆっくりとお庭やバラの花を眺めることもなかったかもしれないですから、なんだかうれしくなってしまいますネ♪☆☆アッシジのすばらしい景色の写真つき! ホテル「サン・クリスピーノ」の公式ホームページはコチラからどうぞ⇒ SAN CRISPINO ASSISI ☆☆
October 24, 2008
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アッシジといえば、聖フランチェスコのバジリカと、聖キアーラ教会。東西に細長い町の、西の端が聖フランチェスコ聖堂、東の端がサンタ・キアーラ教会です。こちらはサンタ・キアーラ教会。聖女キアーラの名前にふさわしい、やさしいピンクと白のストライプが印象的。夕方通った時にはだ~れもいなかったんですが。。。 夜、22時過ぎに通ったら、子供たちがサッカーなどをしていました~ 観光客でにぎわう日中は静かにしていて、こうして夜遊ぶのかな、なんて思ったらなんだか申し訳なくなってしまいましたが、ただ単に、昼間は暑いからなのかもしれないですネ サンタ・キアーラ教会の近くの駐車場から車に乗って、丘陵をドライブし、再びサンフランチェスコ聖堂の近く、サン・ジャコモの門へとやってきました。これで、明日また、聖堂へくるときに道に迷わなくてもすみそうデス♪この通りも、昼間と夜とではまた、ガラリと雰囲気が変わりますネ☆ そして、こちらが夜のサン・フランチェスコ聖堂。背景にはウンブリアの夜景が宝石のように散らばっていて、白いバジリカが夜空にくっきりとライトアップされています。・・・・なんとも荘厳、というか幻想的な夜景に、しばしうっとりと、たたずんでしまったのでした☆
October 24, 2008
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お腹もいっぱいになったことだし、そろそろクルマにもどろうかと思いますが、その前においしいジェラートが食べたくて、再び町をさまよい始めた私たちの視界に飛び込んできた、一軒のお菓子屋さんこのウィンドウ、どうですか~まるで、宝石やさんのようなディスプレイです ・・・ああ、山積みのカンノーリたち。。。さすがにこの時間、お店は閉まっているので、見るだけのスイーツなんですが、食べることができないと思うと余計においしそうに見えてしまいますよね~ こちらは、お土産用ですネ、「PAN DI SAN FRANCESCO」、フランチェスコのパンという名前で、パッケージもなんだかご利益がありそうです ・・・たぶん、中身はこんな感じなのかな~。。。 ・・・まぁ、このクラスになるともう、デザートというよりは朝食用ですネ☆これでもか!っていう重量感がもぉ、たまりません(笑) 結局、かわいらしいジェラテリアを見つけて、無事にデザートもチャージ♪夕方からのアッシジ訪問でしたが、思いのほか楽しめたと思います。この後はクルマでもう一度サンフランチェスコのバジリカの夜景を見てから、お宿へ帰りたいと思います☆
October 23, 2008
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コムーネ広場の近くのリストランテで軽く夕食を済ませてから、再び広場に出てみると、あたりはすっかり夜の景色に夕暮れの広場も美しかったけど、夜はまた、格別ですね広場の広さに対して明かりが多いというか、ほかの町に比べると格段に明るい気がしますが、それでも照明の使い方、色使いなどはさすが。アッシジという町が平和なイメージがあるからかもしれませんが、こういうところなら夜遅くまでブラブラしても安心な感じがします♪ とりわけ、神殿の美しかったこと実はここでは学生たちのコーラスのミニコンサートが開かれていました♪ 食事の前にチラシをもらっていたんですが、食べている間に終わってしまっていたのが残念。。。 ホントはピッツァくらいで軽く済ませるつもりだったんですが、メニューを見ていたらお腹がすいちゃって、結局パスタとピッツァのほかにちゃんとお肉料理まで食べちゃった。 ・・・例によって、食べたものの写真はほとんど残っていないciao-chie.です(苦笑)このパスタもね、すごい量だったんですよ。これでも半分くらい食べちゃった後なんです。チーズでお色直し(?)してみました。・・・・かけすぎですね~
October 22, 2008
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コムーネ広場の噴水~。こういう噴水って、ただ眺めるダケじゃなくて、みんな普通に手や顔を洗ったりしているの。口をすすいでいるおじいちゃんとかもたまにいるんだけど、大丈夫なの??なんて思ってしまうのって、われわれ日本人の「抗菌」に敏感なお国柄のせい? 落ち着いて考えれば、数十年前だったら日本でもそんなに気にしない光景だったんだろうけど、最近は何かと敏感になってしまっていますよね。イタリアのゆるやかでナチュラルな考え方が、都会の人たちにも少し必要なんじゃないかと、しみじみ思ってしまいます。。さて、噴水のムコウに見えている建物はプリオーリ宮殿。宮殿といっても、ペルージャと同じように現在では市庁舎として使われている建物で、こちらのほうがこじんまりとしている分、お役所っぽい感じがします。 でも、よく見ると紋章がついていたり、ちょっとした装飾はやはり、お屋敷ですよね。 特に私が気に入ったのはこの街灯なのです♪昔からのランプに照らされる広場はそれだけでもありがたいキモチ(笑) ひとつずつ、ランプをぶら下げている飾りが違うところも面白いですよね。なんて思って写真に撮ってきたワケなんですが、実はブログ用に写真を加工していてふと気づいた点があります。それは、右下の標識なんだろう、フツウの道路標識とはちょっと違う、というか見たことない絵なんですけど~~~~・・・・と、いうわけで例の標識を拡大してみました。 お分かりになりますでしょうか?どうやら、階段に座り込んで飲食をするな、というような絵のように見えるんですが、皆様いかがですか??お向かいのミネルヴァ神殿などではみなさん平気で階段に座っていたんですけど、さすがに市庁舎だからお行儀よくしなさい、ってコト?現地にいるときに気づいていたら、気をつけて周りの階段を見回していたんだろうけど、今となってはナゾ。。。(笑)でも、こういう標識、効果あるんでしょうかね。。。
October 22, 2008
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たぶん、アッシジで一番賑やかなのがココ、コムーネ広場。もちろん、フランチェスコ聖堂が開いていれば別なんでしょうけど。。。夕暮れ時、いよいよ暗くなる時間帯ですが、ココに来てようやく人がたくさん集まっているような感じがしました。 いくつかのカフェやレストラン、そしてなんと言っても目立つのが、ローマ時代の建物である、ミネルヴァ神殿ローマ風、ではなくて、ちゃんとローマ帝政時代に建てられた神殿なのだそうでして、長い歴史の中でキリスト教の修道会として、また中世には一時牢獄としても使われたことがあるのだそうですよ そして、神殿の隣にはリッパな塔。ポポロの塔というのですが、あんまり高すぎて、写真に納まりきらない。。。無念!最初はひとつの建物かと思っていたのですが、神殿に比べるとこちらの塔は14世紀に建てられたとのこと。そういわれると、確かに違う時代の建物なんだけど、なかなか似合っていますよねポポロの塔を、きちんと上まで写真に収めたければ、東西に細長い広場を横切って、東側から撮るのがオススメ。 ホラ、塔も神殿も、広場も納まります♪ちょうど、夕焼けがキレイな瞬間でした。 ほとんど数秒の間に撮った3枚なんですが、それぞれ空の色が違うのですヨ☆ うっすら、黄色味を帯びた雲の色も。。。 数秒でこんなばら色に・・・・明日も、いいお天気になるといいですネ☆
October 21, 2008
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サン・ジャコモの門から、細い路地を歩いて、アッシジのメインストリートである、サン・フランチェスコ通りに出てきました。さすがに、この通りだと、人通りもありますネ♪そろそろおなかもすいてきた事ですし、ピッツェリアでも探そうと話していると。。。 こんなかわいらしいお菓子屋さんが。。。いやん、お腹がすいているときに限って、こういうお店が目に付いてしまうんですよね~。思わず目をそらそうとしたら。。。 なんと、お隣もお菓子屋さんウィンドウには、「スペチャリタ・ディ・アッシジ(アッシジスペシャル!)」なんていう文字も躍っています。 ・・・このずっしりとした重量感!ウンブリアのお菓子はこういうどっしりとした質感のある焼き菓子が多いのですが、ディスプレイの仕方もとっても美しいのが特徴。 お菓子というよりはまるでインテリアのようですああ、おいしそう~~~~ こういうクッキー系の焼き菓子もいいですが、 ・・・・巨大なメレンゲ菓子も捨てがたいです!
October 21, 2008
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アッシジのフランチェスコ聖堂から、私たちは再びサンタキアーラへ戻ることになりますが、帰りはまた、違う道を通ることにしました。ちょっと高い方の斜面を登っていくと。。。 いやぁ、夕日に照らされた建物の美しいこと!正面に見えているアーチ式の門は、サン・ジャコモの門。実は、サンフランチェスコ聖堂から一番近い駐車場は、この門のそばにあったのでした 石を積み上げて作られた門のわずかな隙間には、白い鳩が休憩中。鳩といえば、聖フランチェスコは、小鳥たちにも説教をした、という伝説がありますネ。鳥たちに説教をするフランチェスコの像は、すっかりシンボル化して、おみやげ物などにも多く見られます。鳥や狼にまで説教をしたというフランチェスコ。猫好きとしては、彼が猫にも説教をしたかどうか、なんてことが気になったりして(笑) でも、駐車場の空き地でにゃんこ発見 なんだか、暑い日中いっぱいをこの草むらで眠っていて、涼しい夕方になってからようやく目が覚めた、という感じですネさすがのフランチェスコも、猫のマイペースには説教をしてもムダだとおもったのかしら。。。(笑) ・・・なんて話しながら、明日はココにクルマを停めよう、と決めたのでした~。
October 20, 2008
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日暮れのサン・フランチェスコ聖堂。ガイドブックによると、見学できるのは日没まで、ということだったのですがなにぶん真夏ということもあり、まだ日は沈んでいないものの、20時をまわっているので扉は固く閉ざされていました。もちろん、時間外は承知で行ったのですが、こんなに静かだとは思っていなかったんですよ~。 誰かほかにも観光客がいるのかなって。・・・・もしかしたらみんな、夕食のお時間だったのかしら。 こうも誰もいないと、かえって貸切みたいでちょっとうれしくなってしまいます♪聖フランチェスコに関しては教会通いを始めてから何度となくその生涯について聞いたり読んだりしていて、このバジリカへ来るのもとっても楽しみにしていただけに、今この瞬間は中に入れなくとも、なんとなく「聖域」に来ているような気がしたものデス☆ 一見シンプル、だけどよく見ると細かい装飾が美しいファザード。 重厚な木の扉に手を当てて、「明日また来ますからね~~~!」と、心の中で、聖フランチェスコに直接予約(。。。??) ・・・振り返ると、バラ色の夕日に染まる、アッシジの町が見えたのでした♪
October 20, 2008
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静かなアッシジ。ちょうど、観光客たちが引き上げる時間帯だったからなのか、通りはなんだかひっそりとしていました。私たちが、観光のメインストリートから少しずれた通りを歩いていたからなのかもしれませんが、それにしても静か。私たちのほかには数組の観光客がいるだけで、地元の人たちはナニをしているのかと思ったくらいです。 まあ、その分町のたたずまいというか、雰囲気を満喫できたワケですが。。。建物をつなぐアーチの向こうには、ウンブリアの平原。こんな景色を毎日、当たり前のように眺める生活って、いったいどんな気分なんだろう~。 ・・・そんなことを思いながら歩いていると、生活感のある景色が現れました♪絵葉書みたいなキレイな風景もいいけれど、こういう日常のニオイのする光景はもっと好き広告とか、ごみ箱とか、びっしりと停められた車とか。。。。誰もいないんだけど、こういう景色があると、日々のざわめきが聞こえてくるような気がしますよネ☆脇の坂道もかなり急勾配だけど、なんだか気になります♪ ふと、横を見ると、階段に座り込んでいる学生たち。その横を、ピッツァの箱を抱えて降りてくるスィニョーラ。・・・ほのかに、香ばしい香りが漂ってきます。 実は、看板も何にもないんだけど、あの学生たちの右側の建物が、小さいピッツェリアになっていて、持ち帰り専用の窓口になっていたのでしたアッシジの町に泊まるなら、夜はこういうピッツァを買って、手軽に部屋でのんびりするのもいいかもしれませんネ。 一見、静かな雰囲気のアッシジの夕暮れですが、耳を澄ませると路地裏やよろい戸の奥から、いつもの「イタリアの音」が聞こえてきます♪テレビの音、食器やグラスのぶつかる音。。。。コレって別に、イタリアの音ってワケじゃないんですけどね(笑)、この景色から聞こえてくるから。。。。・・・・そろそろ、建物を染めるお日様の色も濃くなってきたナ、と思ったとき。 ようやく、サン・フランチェスコ聖堂の前にたどり着いたのでした~
October 19, 2008
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