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★クリスマスアドベントって何かな★
クリスチャンではない方も、ぜひ意味を知っておいてはいかがですか?
【アドベントについて】
多くの人は「クリスマスがイエスキリストがお生まれになった日」だということを知っています。でも、「アドベント」という言葉はあまり馴染みがないかもしれません。
ご降誕を迎える季節のことを挿します。
クリスマスの4週間前から日曜の礼拝ごとにろうそくを1本ずつともし、心静かにクリスマスを待ちます。
4本目のろうそくに日をともす日ががクリスマスです。
★第一アドベントについて★~マリヤの受胎告知~
昔、ユダヤの国々の人々は、神様がお約束になった神の子がこの世に現れる日を今か今かと待っていました。
その頃、ナザレの町に神様を信じる心の優しい女の人が住んでいました。女の人の名前はマリヤといいました。マリヤは、ヨセフという大工のいいなづけでした。
ある日のこと、マリヤのところに神様の御使いが来ていいました。
「マリヤさん、おめでとう。神様があなたに男の子の赤ちゃんをくださいますよ。」
「えっ、赤ちゃん?そんなこととんでもないです。私はまだヨセフさんと結婚もしていないのに・・・。」
「心配しなくてもいいのです。その赤ちゃんは神様のお子様です。そして神様を信じる人達を救ってくださるのです。神様には何でも出来ないことはありません。」
するとマリヤは
「わかりました。どうぞ神様の御心のようになさってください。」
と、素直に信じて答えました。
*ルカによる福音書1章26~38節*
★第二アドベントについて★~羊飼いと天使~
ベツレヘムの近くの丘で、寝ずに羊の番をしていた羊飼い達は、光と共に夜空から舞い降りてきた天使に・・・
「すべての人たちを救う、救い主がお生まれになりました。その方は、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ておられます。」
と知らされました。待ちに待った救い主誕生の知らせを聞いて、羊飼い達はすっかり嬉しくなりました。
「さあ、ベツレヘムに行こう。神様が知らせてくださった出来事を見に行こう。」
と急ぎました。
羊飼い達が見つけたその場所は、薄暗い馬小屋でした。ろうそくの光に近づくと、飼い葉桶があり、その中に赤ちゃんイエス様が眠っていました。
羊飼い達は心からのお祝いをしてその場を去ると、町の人々にそのことを知らせて歩きました。
*ルカによる福音書2章8~20節*
★第三アドベントについて★~東方の博士たち~
東の国に占星術の学者達がおりました。
ある晩のこと、新しく輝く不思議な星を見つけた学者達は、それが救い主のお生まれになったしるしであることを知り、会いに行くことにしました。らくだの背に揺られ、東の国で見たその星が道案内をしてくれました。
やがてベツレヘムの馬小屋の上で星は止まったのでその中に入り、マリヤとヨセフに見守られて眠るイエス様に会い、自分の国から持ってきた贈り物の黄金、乳香、没薬を捧げて心からお祝いしました。
こうして人々に祝福されてお生まれになったイエス様は、やがて成人され人々に救いの福音を語られ、罪から救ってくださいました。
それ以来2000年経ち、今も生きて働いておられます。
*****クリスマスはそのことを感謝しお祝いする日なのです*****
*マタイによる福音書2章1~12節*
【クリスマス豆知識】
***アドベントカレンダー***
布などで作ったクリスマスツリーに、毎日ひとつづつ小さなオーナメントをつけていきます。マリヤさん、ヨセフさん、羊、らくだ、星、羊飼い、赤ちゃんイエス様・・・そしてツリーにいっぱいオーナメントがついたら楽しみに待っていた「クリスマス」の日がやってくるのです。
***クリスマスツリー***
クリスマス・ツリーはクリスマスの雰囲気を盛り上げる1つの大きな役目をはたしますが、この始まりはドイツからでした。
ドイツのクリスマス・ツリーは今日飾られているようなキラキラ色々なものを飾ったのとは違い、寒い冬にもなお、緑の枝をのびのびと張ってまっすぐに立つ、木、そのももの美しさを強調します。
ドイツ人は「聖夜の木」と、英語で言うクリスマス・ツリーとは全く別物だと誇らしげに言います。人形や玩具や豆電気やプレゼントをたくさん飾って綿をかぶせ、せっかくの美しい緑を隠してしまったようなツリーは「聖夜の木」ではないといいます。
ドイツでも19世紀に一般化しましたが、「聖夜の木」はマルチン・ルターが創始したものと伝えられています。
ツリーの伝説は各国いろいろありますが、生命を表す、いきいきとした緑の葉に目を止めてみましょう。
***ポインセチア***
世界中どこでもクリスマスの花といえばポインセチア。真紅に展開した包が美しいのでクリスマスの装飾に使われるようになりました。
赤と緑の葉、赤い葉が花のようですが実は葉っぱです。花は真ん中の黄色い部分です。原産地はメキシコ、中央アメリカあたりです。
この植物は、1825年在メキシコ、アメリカ公使のヨエル・R・ポインセットによって発見され、学者達によって珍しい花と認められ、公使の名にちなんでポインセチアと名づけられました。
赤い色はキリストが十字架上で流された血潮の色を思い出させます。そして赤い葉がクリスマスの植物として特別の意味があるかのようで、メシヤの約束を象徴しています。
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