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秋に渡仏する余裕ができたので、どこへ行くか考えた。
せっかく行くならイベントにあわせようとカレンダーを調べ、10月上旬にパリで開催される競馬の凱旋門賞に焦点を定めた。渡仏時はいつもワインを買って帰るので、競馬が終わったらブルゴーニュに行くか、と軽く考えて決めた。
凱旋門賞のチケットはピンからキリまであるが、指定席以外で観戦場所に制約がない自由席を購入した。凱旋門賞がある日曜日の当日券、事前販売で 80ユーロぐらい(だったかな?)
(←65ユーロ)。府中の東京競馬場(自由席200円)に比べると、かなり高い。
前日夜にパリ西部に隣接する郊外ピュトーに投宿し、翌日朝トラムに2駅乗って、最寄り駅から20分ほど歩き、セーヌ川を越えて到着した。
競馬のイベントは華やかだが、日本に比べると馬券は実に買いにくい。馬券売り場で尋ねると最低2ユーロとのこと。
前年、前々年の勝者エネイブルを軸に馬連総流しで買い、同馬2着で的中はしたものの、配当が投資額を下回るトリガミに。日本馬のブラストワンピース、フィエールマン、キセキの単勝や複勝も買い期待したが、どれも上位に食い込めなかった。過去のレースに2着に入ったナカヤマフェスタやオルフェーブルが、偉大だったのだろう。
日本の競馬関係者は凱旋門賞での勝利を目標にしているという。会場で出会うアジア系の入場者はことごとく日本人で、余裕のある方が多かった。バブル経済の雰囲気が残る90年代初頭に、パリに初めて来た頃を思い出した。レースは、アイルランドから渡仏していた日本人の留学生と一緒に観戦し、ブラストに騎乗する川田騎手を応援した。
パリ市内のワイン店は休日のところが多く、土曜夜に宿に到着し、月曜朝にパリを出るとなると、ショップめぐりの時間はなかった。おみやげを買う関係で近くに行ったため、マドレーヌのラヴィーニャに足を伸ばしたが、店は閉まっていた。旅の始まりなので重い荷物となるワインを買い込むのも得策ではない。ワインは何も買わず、10月7日朝にリヨン駅からTGVでパリを離れた。(続く)
※動画含め無断引用はお断りします。