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卵巣のう腫 手術編

お花ー紫  卵巣のう腫 手術編  お花ー紫




ものすごい腹痛で救急車で運ばれた私は検査に行くこともなく
その5か月後、手術をすることになります。

救急車で運ばれた病院は錦糸町にある○育会という病院でした。
その病院は産婦人科に力の入った?病院のようです。

女医さんの診断は「このハリは尋常じゃない。すぐ開腹しないと」とのこと。
触診ではそれが婦人病が原因なのか、盲腸なのか、わからない様子でした。
なので外科の女医さんもきて直腸診断(初体験!)もやったり。。。
念のために手術には外科の医師も立ち会うとのこと。

まずは会社と親に連絡を入れてもらう。
鎮痛剤?をうたれ、意識が朦朧としている中でのいろんな検査。
車いすに乗せられ点滴のラック?を支えに病院中を移動。
検査途中で何度も吐き、顔は涙と鼻水でボロボロ。
朝方に運び込まれ、お昼には手術開始。

初めての手術。あまりの痛さに「もう何でもいいから早くしてくれ」と願う。
喘息があるから全身麻酔はできないとかなんとか。。。

痛いのだけは絶対嫌だ。
お腹を切られる感触がわかる。
「痛いーーー、痛いーーー」と訴える私。

でも寝てしまった(笑)

気が付いたらベットの上、ではなくまだ手術台だった。
処置は終わっていた。

結局、私の腹では右側の卵巣の一部が破裂していたそうだ。
6cmくらいあったらしい。
悪い所を一部摘出。癒着もたくさんあったので大変だったらしい。
この時、筋腫もいくつか見つかったが、取る程の大きさではないので
様子を見る事に。

10日間の入院。
退院して1週間後に経過の診断があった以外には何の治療もなかった。

おいおい、これで終わり??

原因は何なの?
また再発はしないの?
そのためにはどうすればいいの?

私の質問には不明瞭な解答しかなかった。。。


この手術の際に、
「よくこんなになるまで放っておいったね。気が付かなかったの?」
と言われた。

そもそも、前の年に私は他の病院で検査してもらっているのだ。
長く通っている皮膚科で紹介してもらった婦人科(開業医)だ。

そこでの診断は「びらんがある」だけだった。
とにかくタバコを止めろ。と言われただけで
卵巣が大きくなってることや筋腫があることなど全く言われなかった。

どうも腑に落ちない。

大きくなった卵巣を小さくすることはできないらしい。
私のように破裂して激痛を経験して手術するか、
破裂する前に手術して取ってしまうか。。。

前もってわかれば穴を2か所あける程度の腹腔手術もあるようだ。
もちろん私はバッチリ開腹。
今もボタンが3つ並んだようなひどい傷跡が残っている。

それから1年後の現在。
私のお腹はまたハレだした。

生理時の出血量がかなり多くなった。
当然ものすごい貧血。
2ー3日は横になってるしかない程だ。

こりゃまずいな、と
まず病院探しから始まった。


子宮筋腫 編~  に続く





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