バレンタイン
同じくらい愛しているんだから、一番なんか決められない。
同じだけ、心から愛してる。
父、旦那、弟、もう一人の弟、そしてシェイクとエース。
叔父なども入れたいけど、ま、とりあえず。
バレンタインは、こういった、心から愛する男性方に、日ごろの感謝と愛情をまめに伝える機会として大活躍している。
あたしは、毎年、まめにプレゼントを買う。
チョコだけの時とかあったけどね。
でも、必ず欠かさないのが、カード。
普段、憎まれ口やジョークなどばっかりしか飛び出さないあたしの口からは想像もつかないような、臭いカードが、毎年、愛する男性へ配られる。
ちょいと恥ずかしいけど、本当に愛しているしさ。
普段は言えないから、こういう機会にね。
こういう機会がないと、言えないしね。
だから、こういう機会は大事なわけで。
だから、生徒達に、バレンタインの手紙を書いてもらっている。
好きな人？いやいや。
男の子ならお母さんに。
女の子ならお父さんに。
でもさー、結構みんな、照れるのね！
そんなところがかわいかったりしてさ！
「お父さんとお母さんに書きたくないなら、先生にかいてくれてもいいよ～！」というと、みんな、「ヤダー！」と言っていっせいに家族に書き出す（爆）。
どして？
で、今日は傑作なものが出来上がった。
面白すぎるからご紹介！
「半世紀生きた父へ
これからも心臓発作を起こしそうな運転の練習にお付き合い下さい。もし危なくなったら速度制限など構わずに病院まで連れて行くから安心してください。先生はファザコンをadvocateしてるみたい。じゃ。」
だって。
もう一つ。
「お父さんへ
お父さん、ハッピーバレンタインズデー。いつも働いてくれてありがとう。とっても感謝してるよ。ところで私はラップトップが欲しいです。」
だって。
男の子なんか、結構真面目にお母さんにお手紙を書く子が多いけど、女の子の方がシビアよね。
お父さん、かわいそ～！
目の中に入れても痛くない子に、こんな風に書かれてさ！！
お父さんってのは、娘に弱いね～。
（含む、うちの父。がははははー！）
しかも、一人の子のお父さんがお迎えに来て、↑の最初の方の手紙をその場で読んだ。
ニヤニヤしてたっけ。
いや、もうね、見ててあたしがにやけちゃうくらい、ニヤニヤしてたよ！！
めちゃくちゃ嬉しそうだった！！
で、そのお父さんは「バレンタインは好きな人にあげるってだけじゃなくって、家族とかにもあげるもんなんだよ。で、お父さんが何かくれるって見返りを期待したりもするもんなんだよ！そんなの分かっててもお父さんっていうものは嬉しいんだよ！」なんて笑いながらその子に言ってた。
したら、「でも、うちのお父さんはケチだから何もくれないでしょ！」と、悪魔の微笑みをしてたよ、あたしの生徒。
・・・（汗）。
女の子って、お父さんが嫌いな時期がある人が多い。
でも、あたしはなかった。
いや、ケンカ（おいおい、怒られたんだろ！！）して、１週間口をきかなかった時とかあったけど。
父が「お、本読んでるのか！」とか白々しく話し掛けてきて、口をききだす、みたいな。
お父さん、あれでドキドキしてたんじゃねーの！！
どうしよ、このまま、娘に嫌われたらって！！
だから、父があたしと旦那との関係に反対して、一時期口をきいてくれなかったときは、寂しかったな～。
父に口をきいてもらえなかったときも、チョコを家まで届けに行った。
母に渡しておいて、と頼み、泣きながら5分先の、彼（旦那）が待つアパートに帰って行ったっけ。
父も母もだけど、あたしが書いたカードや手紙、全てとっておいてある。
去年、母に少し見せてもらった。
「初めての絵。なんだろう？」って書いてある絵（？）とか。
両親に怒られて、あたしの言い分をってことで、手書きで書いた、１０枚くらいの手紙とか。
は～。
あたしも育って来たわね。
だてに30年も生きてないわ！
今も、バレンタイン、父の日、母の日、敬老の日、それぞれの誕生日、クリスマスなど、プレゼント、カード攻撃のあたし。
きっと、これからも、アニバーサリー女として、活躍していくんだろうな！！
だって、あたし照れ屋だし。
こういう時しか伝えられないから！
で、生徒に「先生は旦那さんに何あげるの？」と聞かれ、困ってしまったあたし。
・・・。
したら、「先生、ひどーい！」と言われてしまった。
・・・。
なんだろー。
ぶっちゃけ、何をもらえるかしか、考えていなかったあたし。
でも、バレンタイン、もうすぐじゃーん！！
そういや、あたしと旦那の最初のバレンタイン。
旦那はバラとテディベアと香水を持ってきた。
あたしは、グーフィーのキーホルダーだけ。
未だに嫌味を言われるよ。
まあまあ、ねにもつなって！！！
がははははー！！
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