ホンダ車除外は残念やけど、トヨタ勢はええ走りやなぁ。

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2005年05月08日

Ｆ－１第５戦スペインＧＰで母国優勝を狙う好調のアロンソ（ルノー）はポールポジションを狙って予選に挑んだものの、前回同様にライコネン（マクラーレン・メルセデス）にその座を明け渡してウェーバー（ウィリアムズ・ＢＭＷ）にも及ばず３位からのスタートとなった。それに続くトヨタ勢はＲ・シューマッハとトゥルーリが４・５位と好位置に居て入賞圏内の期待が掛かっていた。

前回のレース終了後の検査でＢＡＲホンダのバトンの車体重量が軽いという規定違反の処分が下り、今回と次回の２レースの出走除外と前回のトゥルーリ３位と佐藤琢磨５位のポイント無効の厳しい処分でホンダ勢が不在だけにトヨタ勢に期待が高まる訳である。

スタート早々にミナルディの２台がスタート出来ずにコース上に立ち往生になった為、いきなりイエローフラッグが振られてセーフティーカーが２周程先導するというアクシデントがあって、マシン撤去後のリ・スタート後はライコネンがトップを順調に走行するが２位のアロンソのマシンのペースが上がらずにチームメイトのフィジケラに抜かれてしまう。

しかしそのフィジケラのフロントノーズに異常が発生し緊急ピットインでノーズ交換のタイムロスに。その間にファステストで快調に順位を上げてきたＭ・シューマッハ（フェラーリ）にも抜かれる事になった。ところが今季のフェラーリはツキが無いのか、残り２２周というところで後のタイヤが駄目になり緊急ピットインで異例のタイヤ交換、再びコースに復帰したと思ったら今度は前のタイヤがパンクと災難続きで結局レースを諦めてガレージへマシンを突っ込んだ。

その後も順調に走りきったライコネンがそのままトップでゴール、最後迄ライコネンを抜けずにアロンソは連勝ストップで地元スペインＧＰは２位となった。一方大健闘のトヨタ勢はトゥルーリが３位で表彰台に、そして４位にＲ・シューマッハーが続いてジャパンパワーを見せ付けた。ライコネンは今季初優勝でマクラーレンにも復活の兆しが見えたレースであった。

「ホンダ勢が出られんのは残念やけど、その分トヨタ勢がええ走りで頑張っとる出。」「ライコネンは前回リタイアの雪辱を晴らして、いよいよマクラーレンにも復活の気配が出てきたからこれから面白なりそうやな。」

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