Une Fleur d'un Criminel ~罪人の華~

Une Fleur d'un Criminel ~罪人の華~

cactus

サボテン

私は幸せを知っている
貴方といた日々は不幸だったから
なのに断ち切れないでいる
窓辺には貴方がくれたサボテン
砂漠のように乾いた土で
まだ死に切れずにもがいている

また此処に戻る日がいつか来るのかな
後悔せずに振り返らずに
そう決めたけど

秋が過ぎて冬が来て
私は一人凍えるの
貴方がいなくて…それでいいのに
寂しさを覚えるのは何故だろう
頬を伝う一筋の冷たさは何だろう


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