Une Fleur d'un Criminel ~罪人の華~

Une Fleur d'un Criminel ~罪人の華~

EPIC

叙事詩

遥か昔、神に捨てられた。
哀しさのあまりに、身を投げた。
それを嘆いた神がいた。

昔、神に捨てられた。
再び訪れた、独りの夏。

身を投げる勇気はなく、
神に許しを乞う勇気もない。
代わりに涙で河を創った。

神の下へ戻りたいのなら、
私を討つがいいだろう。
サタンが天使に囁いた。

神に背いたサタンの背、
言葉通りに貫いた。

悪はサタンかミカエルか、
それとも全てを仕組んだ神か。
答えは神すら知らない闇へ。


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