::手作りDays::

::サクへ::



サクに対しては今回は酷いことを沢山してしまったと反省しています。

流産するかもしれないという初期の段階で(旦那が)、

「マミーのお腹にね、赤ちゃんいるから、優しくしてね」と話して
分かったような分からないような顔をしていたサク。

エコー写真を見ながら、可愛い~♪と言ってくれていたサク。

内診のとき、手をつないでくれて、
流産だと知らされた時もずっと、大丈夫よ!と励ましてくれた。

たった3歳なのに。。。

でも、処置の前の晩、二人でエコー写真を見ているとき、
それまで私を励ましてばかりだったサクが、


「赤ちゃん・・・抱っこしたかった~・・・!」とちょっとだけ泣いたね。

それを見たときに、本当に申し訳ない気持ちで一杯になって
沢山、沢山、ごめんね、本当にごめんねと繰り返した私でした。

***

そして手術の翌晩のこと。

仕事を休んではいるものの義母が居るのでなかなか1人になれず
大声で泣きたくても泣けない私が、唯一泣けるのが夜。

布団の中で、天国へ行ってしまった3人の赤ちゃんのことを思い、
その中で産まれて来た奇跡的とも言ってもいいサクの存在。

サクの寝顔を見ながら、いろんな思いがよぎり、声を殺して
泣いていたら、


「泣かんで、マミー」


びっくりしました。
サクを見ても、しっかり目をつぶって眠ってる様子。

まじまじとサクを見つめていると

「あのね、サクちゃんが居るから大丈夫よマミー、泣かんでね」

そして続けて

「サクちゃんと、マミー同じ部屋でずっと一緒におろうね(居ようね)!」

しっかり話しているんだけど、寝顔なんです。

でもうれしくてうれしくて今度はうれし泣きの号泣でした。

サクちゃん、サクちゃんが産まれてくれて本当に良かった。

何かあるごとに、「マミーの宝物ちゃん?」と確かめてくるサク。

本当に、サクは私の世界一の、宝物です。

怒りっぽくて、子供っぽくてせっかちな私を
好きだといってくれてありがとう。

こんな私のところに来てくれて本当に有り難う。

こんなに優しく、明るい子に育ってくれて本当に有り難うね。

天使ちゃん達へ


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