らぶぴか

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天国へ旅立った息子の話1



この子は、出産後13日後に天国に旅立ってしまいました。



ピカリンを産んだあと、半年後に妊娠してました

とはいえ、つわりもなにもなく、気がついたのは8月のお盆のあたり・・・

病院に行ったら、5ヶ月でした。

「あっもう、妊娠してしまった」という気持ちが強く、

子供嫌いな旦那さんに妊娠報告するのが正直嫌で、妊娠を喜べませんでした

どうしようという気持ちが大きくて、喜びを感じる気持ちはとても薄かったです



しかし、その後すぐに妊娠中毒症がでてきました。

妊娠中毒症とは、高血圧、蛋白尿、むくみです

先生に入院してくださいといわれたのですが、危機感もなかったというのと

なによりも、1歳になったばかりのピカリンがいるから入院できない

という気持ちが大きかったです。

旦那さんや実母は仕事しているから無理だと


緊急入院する前には、夜中眠れない(正確には眠りが浅い)

おしっこがでない(むくんでいるため)。でても本当にちょこっと

心拍が早い(鼓動が早い)。いつもバクバクしている状態

肩こりなのに、肩に脱力感がある

等で、自分自身ダメだ・・・という気持ちが多きくなりました。


緊急入院してその日に帝王切開をして、出産したのが11月5日

11月5日の朝、トイレに行くと血が混じった尿が

団地の人に話をして、車で送ってもらい診察を受けている間、ピカリンの相手をしてもらいました

病院は市立病院だったのですが、

「もうここでは手に負えないで、もっと大きい病院にいってください」といわれました

しかも、「救急車出しますから、今すぐに」とも

先生の口調があまり緊迫しているようには思えなかったのと

自分自身、信じられない気持ちが強くって、

ずっと「でも・・・」とにごった言葉を言ってました

しかし救急車を出すといわれたので、実母の職場に電話をかけて連絡

先生が実母に話を(現状の話)してくれました。

その後、旦那さんに電話をかけ早退してもらい

実母にピカリンを預け、旦那さんと2人で病院に行きました

すぐに処置室に運ばれ、先生と看護婦さんに囲まれ検査や診察が始まりました(7~8人はいた)

足を開いて診察している傍らで注射や点滴が始まるのです・・・

「先生、針が入りません」

「いい、僕がやる」

等と頭上で緊迫した会話がありましたが、このときもまだ自分自身危機感がなく

なんか、緊迫した雰囲気だな~と妙に観察してました。

質問が始まり、「お昼ごはん食べましたか?」

「えーっと、ここに来る前マックでハンバーガー食べましたけど」

「え?」

「え?ダメでした?」

「えー、何で食べちゃったのー」

そっそういわれても・・・と言おうと思ったのですが、

あっちこっちから質問攻めにあって返答しているため言えませんでした

診察が終わると沢山の荷物を抱えた旦那さんがいました

私が診察をしているあいだ、現状の説明を受けて売店で必要なものの買い物をしてました

このとき旦那さんはすぐに手術をするというのは知っていたのですが

私は知りませんでした・・・





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