リスボン市電博物館 (3) (Museu da Carris)
「どうぞ降りて、あちらへどうぞ!」赤い市電から降りて、歩いて、車庫へ向かう。
振り返ると、運転手さんは、市電のポールを、ひもで引っ張って、
架線からはずし、ポールの向きを変えていた。
車庫の中は展示スペースだ。
2階建てバスと市電でいっぱい。
片っ端から写真を撮る。
年代物の市電ばっか。
惜しむらくは近くにぎっしり置かれているので、1台1台を写しにくいこと。
運転手さんは、いつのまにか車庫の入口のイスに腰掛けていた。
ボクは気にせずに1台ずつ写真に収める。
まあ、だいたい撮ったかな?
出口は?
運転手さんの居るところかな?
運転手さんはおもむろに立ち上がると、
ボクの前を歩き出す。
先ほどの赤い市電の前で立ち止まり、
なんと、赤い市電で、帰りも送ってくれるんだって!
ボク一人のために、なんとも手厚いおもてなしだ。
赤い市電は、大回りして古いバスの前を通って、
守衛所の前まで、
どうぞ!
ビックリするくらいのおもてなし。
(今も使われている市電の車庫まで、もっと乗っていたかったけど、)
オブリガード!
※ 実は、この市電送り迎えは、
ボクだけの特別サービスでなく、通常のサービスのようだ。
もらったパンフレットを後で読むと、
1切符売り場 2展示場 3トラムツアー 4展示場
と地図の所で 紹介されていたのだ。
閉館ぎりぎりとか人が多すぎなければ、全員この古いトラムに乗れます。
もし、リスボンに行ったら、是非寄ってみてください。
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