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2010.11.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
気がつけばサンクスギビングはもう来週
それが終わるとBlack Fridayがあって
それが終わると12月になって
またあっという間にクリスマス
またまたお金のかかる時期です
ここで最近のうちのボーイズたちの近況
<長男君>
9月でやっと15歳になった長男君
彼は学校ではもう10年生なんだけど
彼は彼の学年の中では一番若いほう
彼のほとんどの友達はもう16才になって
その彼らの今の大きな話題は
Driving Permit
コロラドでは15歳になるとこの
Driving permitというものがとれて
それが取れてから何十時間なり
何ヶ月なりして本格的なDriving Licenceが取れるというシステム
このDriving Permitはいろいろな制限があって
たとえば、昼間しか運転しちゃいけないとか
友達を車に乗せちゃいけないとか
いろいろあるらしいんだけど
それでも彼ら男の子、女の子に限らず
やっぱり自分で車を運転するというのは
彼らにとっては結構魅力的なことらしい
うちの通りでも長男君と同じ学年の子5人いるんだけど
みんなはやばやと15歳になって

 うちの長男君もそのPermitを
とりたくてしょうがないみたいだけど
今は少し状況を見ているところ
Permitぺrみをととったとはいえ
車を運転するということは
自分の命に責任を持ち
その他の人の命にも責任を持つという意味
つい最近もこの近くで
4人の高校生(16歳ふたりと17歳ふたり)が
休みの前の日に車で近くを走っていて
直線の道で何があったのかわからないけれど
車のコントロールを失って
車は二回転して道路際の家のフェンスにぶつかって
止まったらしい
そのうちの一人の16歳の男の子は
うちの次男坊の行っている小学校の図書館の先生の息子
その事故で頭を強打したらしく
ライフサポートをつけられたんだけれど
あまりの脳のダメージがひどいため
医師たちも何も手を施すことができず
ご両親は安楽死の選択を余儀なくされたらしい
自分の子供が交通事故にあうのは
親としては結構な衝撃だけど
それにプラスして自分たちでライスサポートの
プラグを抜く選択をしなければならないなんて
考えただけで胸が苦しくなってくる
そういうこともあって長男君の車の運転には
少しだけ躊躇している私です
今は車に乗るたびに彼を前に乗せて
ドライバーの視界がどんなものか体験させているんだけど
彼にはわかっているのかどうか??
手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート
<次男坊のこと>
この前の秋休みに家族でメキシコの
Mazatlanというところへ行ったんだけど
そこはメキシコの中でも小さな漁村で
町はお世辞でも裕福とはいえないようなところ
それでも、まだまだ自然の残っている
すばらしいビーチ沿いの町だから
ビーチ沿いにはメキシコでも裕福な階級の人たちのためのコンドや
アメリカ人のためのホテルとかコンドが立ち並んでいる
空港からホテルまではバスで40分ぐらい
町の中を通ってホテルまで行くんだけど
その間うちの次男坊は私の隣に座って
いつものようにバスの窓から外を見ていた
そこはやはり貧しい漁村の小さい町
今にも壊れそうなレストランだとか
すべての窓に鉄格子の張られた
ペイントの剥げたコンクリートの小さい建物の窓から
子供が顔を出していたり
走っている車ももう20-30年近く乗っているような
フロントのガラスにはひびがはいり
トラックの荷台にはたくさんのジャンクが積まれ
その車自体もさびだらけで
オリジナルのトラックに色もわからないほど
そして子供たちも穴の開いたTシャツとショーツに
ビーチサンダルでそこら辺にたむろしてる
それを見ていた次男坊は
”ママ...ここら辺はあんまり安全なところじゃないね
みんなお金があまりないのかな? ”
って言うから
”そうだよ、特にここら辺はきっと貧困家庭が多くて
あなたはどれだけ自分が幸せかって認識しなきゃね”
って言っていたら突然私たちの乗ったバスが
信号で止まった
そしたらあちらこちらから次男坊ぐらい
それより小さい子供たちが
いきなり私たちの乗ったバスとか
隣に止まったトラックの前の部分にジャンプしてきて
いきなり窓拭きをはじめた
それをみていた次男坊
目が....点....

私は彼に
”ここら辺はみんな貧乏だからあれぐらいの年から
ああやって仕事をしてお金を稼いでいるんだよ
もしかしたら、お父さんお母さんもいなくて
自分たちだけで暮らしている子達かもしれないね”
って言ったら彼はあんぐりと口をあけたまま

どうやら次男坊にとっては相当の
カルチャーショックだったらしい
今まで実際にそんな光景は見たことなかったから...
そして信号が青に変わると
一生懸命まどを拭いていた子供たちは
ドライバーから小銭をもらうといっせいに
車から飛び降りてあちらこちらへ去っていった
次男坊の世界にはそんな世界は
今までなかったんだろうと思う
きちんと両親がそろっていて
住む家があって
毎日の食事に困ることもなくて
あのゲームがほしいだの
あの電話がほしいだの
そんな生活をしている彼には
想像もつかない世界だったみたい
次男坊にそういう生活をしろって
言っているのではないけれど
この広い世界の中には
そういう生活をせざるを得ない子供たちがいることも
理解してほしいし
今回こうやってそういう状況を自分の目で
見ることのできた次男坊は
少しでも自分の置かれている環境に
感謝できる気持ちを持ってくれたらなって思う
それだけでも学ぶことができたなら
今回のバケーションも捨てたものでは
なかったかもしれない





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最終更新日  2010.11.22 13:29:00
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