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『やはり釣り合いの無いモノだな、全員が接近戦とは』
流星さんは銃使いなんですけどね・・・。
でも一人だけ後ろで撃つだけだったら目立てないからねー。
お前等なー・・・・・・。
『・・・・・・貴公達は一体何をしに来たのだ?』
・・・・・・へぇ、タフな奴だ。
大事な女が待っていて、な・・・それに、只の優男で・・・終わりたくは無い・・・・・・。
ご忠告どうも・・・・・・だが男って生き物は何事も勝ちたくてどうしようもない・・・違うか?(じゃらっ)
蛇腹剣か、それにしてはでかいな・・・・・・。
俺が昔使っていたのを改良した武器・・・ 「夜刀ノ神」
だ、試すのは今日が初めてだがな。
へぇ・・・それで、俺に勝てる算段でもあるのか?
さぁな・・・・・・だが、試す価値はある・・・ ッ!!
随分と大雑把だな、避けてくれと言ってるようなもんだぜ?
コイツは一つ回避した所で「避けた」内には入らん、次は左だ。
おっと・・・ぬっ!?
右、左斜め上、上・・・・・・どうした、わざわざ口で言ってやっているぞ?
クッ!?(『蛇眼』じゃ追い付かねぇ・・・弾く事も避ける事も出来ずに、受けるのが手一杯か!!)
「自分に向かってくる一点の攻撃」
を回避しながら接近し、自分の間合いに持ち込んでいた・・・・・・
だが、俺のコイツは俺を中心にした 「全面の攻撃」
という防御が出来る・・・・・・ 動体視力に頼り一瞬しか視えないお前の眼では無理だ――― ッ!!
(剣を弾かれ)ちっ・・・!?
悪いな、強い者イジメは俺も趣味なんでね―――
羅刹、咆吼乱舞ッ!!!
・・・・・・ッ!!
・・・力技だったが中々に楽しめた、たまにはこういうのも悪くない。
(ズキッ)

「ロキの仔は後二人か・・・俺の傷が癒えるまで持ち答えられていれば幸いなんだがな・・・」[Femme Enfant]Terminal 2012.08.30
Femme Enfant:あとがき 2012.08.30
Femme Enfant:第十九話 2012.08.30
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