-*-*-ゅぅのお部屋-*-*-*

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あの日曜日から ~サユリside~


『ん~最近?それが会ってないんだよね』

サユリは学校の友達にリリのことを聞かれた。

「え?あんなに仲よかったのにね」

『えへ♪でもね~電話も軽くしかしないし・・・』

中1のサユリ。

「サユリから電話しないの?」

『ん~したけどさ。長くて30分?ってとこ?』

「ん~そっかぁ」




サユリは普段から友達にリリのことを自慢していた。

『アイ~聞いてよ昨日ね~リリと電話したんだけど~リリってば超ウケるんだよ♪』

アイは、中学に入ってサユリと1番仲良くなった女の子だった。

「リリちゃんってあの~いつもサユリが言ってる子?」

『うんうん♪その子しかいないっしょ♪』

「で~どうしたわけ?」

『リリってば~サユが○○って言ったらさ~聞き間違いで・・・笑w』

「何笑ってんの?早く言ってよ~気になるし!」

そんな感じで電話の次の日にはリリのことをアイに話していた。




『う~サユはリリと遊びたいのになぁ~』

「誘えば?」

『ムリムリ!断られたらめっちゃショックだって』

「はぁ・・・ならしょうがないね」

『・うぅ・・・』











・・・ねぇリリ・・・

リリは今小学校最後の学年で、楽しいよね・・・

それはわかるよ・・・

でも・・・

サユリには少し苦しいよ・・・

リリがどう思ってるかわからないから

サユリから誘うこともできない・・・

・・・リリ・・・

今リリは何を考えてますか?

サユリのこと、少しは考えてくれてますか・・・

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