飾り付けがすんだ屋台正面から。
屋台の彫刻は、”早出八幡宮”に由来する故事や神話が彫りこまれています。
正面には安産母子信仰のシンボル”神功皇后”と竹内宿生禰に抱きかかえられる皇子=のちの”応神天皇”。(ともに早出八幡宮の主祭神)
下の鬼板と懸魚には大蛇退治の”須佐之男命”と八俣の大蛇。
一層目の正面欄間と簾脇には天の岩屋戸の祭祀。”天手力男命”が岩戸に手をかけ”天太玉命”が御幣をもち、”天児屋命”が祝詞を奉上、”天照大神”が僅かに開かれた岩戸から拝める。右脇に”猿田毘古神”、左脇に”天鈿女命”が踊っている。(天照大神は昭和7年に早出八幡宮に合祀された御鍬神宮の主祭神。)
後ろ側には”大国主命=大黒様”(最上部鬼板2枚と懸魚)と稲葉の白うさぎ。その下軒唐破風には”事代主命=恵比寿様”が大鯛を釣り上げているところ。
左右の欄間と簾脇には”海幸彦””山幸彦”。後脇障子右には”少名毘古那神”、左には”弟橘姫”。
13日には子供達のお囃子がこの御殿屋台から流れ、町内を曳いて回る。
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