まちゃぴの部屋

まちゃぴの部屋

入院日記 3



今日はいよいよ手術当日。
朝いつもどおり目覚めたはるぴーは特別水分を欲しがる様子もなく普通に過ごす。
良かった♪

朝8時には同じ一番手で手術を受ける(執刀医が違う)メンバーが手術室へ向かう。
はるぴーの他には中高生くらいの男の子と生後4ヶ月の口唇裂の赤ちゃん。

お兄ちゃんはストレッチャーで、はるぴーと赤ちゃんはママの抱っこで移動。

手術室があるフロアの入り口まで来るとさすがに緊張してくる。
はるぴーもソワソワと落ち着かない。

そりゃそうだよね~、手術着に身を包んだ人達がいっぱい立ってるんだもん。
はるぴーからみたらきっと宇宙人に見えたに違いない。

初対面のそんな人たちにすんなり付いていくわけもなく、大泣きのはるぴー。
必死に私にしがみつくはるぴーを
まるでマジックテープをバリバリッと引っぺがすように引き離して
精一杯の笑顔で「すぐ迎えに来るからね!」と送り出した。

涙をこらえて後ろに戻ると、そんな様子を見ていた赤ちゃんのママが泣いている~~!
それをみた私がもらい泣き(!?)しちゃってしばらく涙が止まりませんでした(T_T)ダー
手術の必要な体に産んでしまってごめんね・・・そんな思いがこみ上げてきちゃってね~。

息子を学校に送り出してから駆けつけたパパとひたすらはるぴーの帰りを待つ。
手術事態は鼓膜や福耳のことも含めて2時間程度の予定。
でもある程度麻酔から覚めてから返されるらしくなかなか帰ってこない。

一緒に手術室に向かった人達が続々と帰ってくる中で不安が募る。。。
心配でお昼ご飯を食べる気にもならないで待っていた。

結局送り出してから4時間半後にやっとお迎えの連絡が入る。
パパと迎えに行ってしばらく待つと赤ちゃん用ストレッチャーにグッタリと横たわるはるぴーが出てきた。

私の顔を見て泣き出すはるぴー。
看護士さんが「抱っこしていいですよ」というので小さな体でがんばったはるぴーをしっかりと抱きしめると胸がいっぱいに・・・
パパも「はるちゃん、よくがんばったね」と声をかける。
きっと同じ気持ちだったに違いない。

無理に大きな口を開けて手術したせいで口の両端が少し裂けた状態になっていた。
ほんとに、ほんとにがんばったね。

ベッドに戻ってもずっと泣き続けるはるぴーを抱いてなだめて1時間・・・
やっとウトウトしたのでベッドに寝かした。

落ち着いた所で息子が帰ってくるのでパパは帰宅。あとは私ががんばらないとな。
1時間ほど眠って起きた後、TVを見てみる。

1時間ほど経ったので始めての水分をとらせてみる。
10mlまでOKなんだけど、やっぱり痛いのか口を動かすのが嫌みたいで飲まない。
なんとかスプーンでイオン飲料を5ml飲んだ。

その後疲れたのかまた眠る。
あんなに練習したスパウトは嫌がったので
次に起きた時もやはりスプーンでちびちびと10ml水分補給。

その後もウトウトするものの、バイタルチェックのたびに泣いて起きる。
でもなんとか背中トントンで寝てくれた。
なんだかぐずる気力もないみたいに見える。

私も朝までほとんど眠れなかった。

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5/20 入院5日目  

この日はとにかくぐずりっぱなしで機嫌が悪い。
腕の抑制筒も嫌だしね。

ベッドから降りたり登ったり、抱っこしたりベビーカーに乗せたりするたびに点滴の調節が必要とかで看護士さんを呼ばなくてはならない。
でもそんなにしょっちゅう呼んでられないので最後の方は自分で調節しちゃってたよ(^_^;)

朝食の水分も嫌がってあまり飲まない。
でも飲めないと点滴が増えると聞いて必死で飲ます。

なんとか起き上がるほど元気になってきたのでプレイコーナーで気分転換してみたりする。
ちょこっと笑顔も出てきた(*^_^*)良かった♪

でも部屋に戻ると泣くー!
暑いし、うるさいしで眠れないみたい・・

何度も何度も抱っこでウトウト→部屋に戻っては泣くの繰り返しをしてやっと寝かせた・・・
ツライよ~(/_;)

週末に窓際の人達が退院するというので再三ベッド位置の移動をお願いするものの却下される。(T_T)ダー

夜にはなんとか点滴も終了。
今日も疲れた・・・毎日つかれてんじゃん(^_^;)

続く


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