出産当日ドキュメント

出産当日のドキュメント

2005年4月4日(月)

AM3:45 母と主人と私の3人で不安と緊張に包まれ、暗い異国の夜道を、病院へと急いだ。

AM4:10 シーンとした駐車場に車を止め入院の荷物を抱え皆無口で、静まり返った病院の緊急の受付に向かいました。

AM4:15 受付へ行き色々な説明とサインをするのに一時間ほどかかり、ちょっと不安げ。

AM5:15 処置室と思われる個室に通され一人の若いナースが血圧、赤ちゃんの心音の聞こえる為の機械のベルトをお腹に取り付け、

AM5:30 子宮口を柔らかくするお薬を付けました。
      これ以降はゼリー・水とジュース以外は取ることができなくなりました。     
      何も口に出来ないことを知っていたので、車の中で前日母が煮てく 
      た高野豆腐・昆布・シイタケ・人参の煮物を少し食べました。

AM6:30 ナースから、歩行するようにと指示があり、主人と2人で
      病院内を15分ほど歩きました。

AM7:15 助産婦さんと男のナースの見習の2人が診察にきました。
      微弱でなく陣痛がくれば良いなと思っていました。

AM7:35 心配を少し消すように10分おきに陣痛が始まりました。
      誰も変わっては貰えない何とか自分で乗り切らねばならない試練の時です。
      親になるための試練だと思いました。

AM7:40 助産婦が再度薬を着け、これ以後は歩行禁止 

AM7:53 8分間隔に陣痛 

AM8:08 6分間隔に陣痛

AM8:48 広い分娩室に車椅子で移動

AM8:56 主治医到着

AM9:04 点滴

AM9:10 4分間隔とどんどん押し寄せる陣痛に耐え

AM9:20 今までに最大の陣痛・・ 

AM9:40 男の麻酔師が処置(無痛注射)
      打ってすぐには痛みは治まらず、再び陣痛の波が押し寄せる。
      足がしびれてきて変な感じ。背骨辺りがひんやりとする。

AM9:57 3分間隔、陣痛の波は来るが少し痛みは治まったのでホッと一息。

AM10:13 主治医診察、「4時間後?」とつぶやいて立ち去った。夕方前と言われていたので少しホッとした。
       何とかお昼すぎには生まれてくれる様祈る。

AM10:42 血圧少し上昇・しかし問題なし。

AM10:43 こんな中、血液検査の採血、皆それぞれのプロが入れ替わり立ち代り訪れる。

AM10:48 2分間隔・・・母に似たのか順調に進む。

AM10:52 子宮口7センチ・・・随分早い。

AM11:10 大きな陣痛の波・・・無痛でなければもう耐えられないほどの陣痛の大きさ・・。
       陣痛を表す波形がグラフを書く紙のマスをはみ出している。自然分娩なら大変。

AM11:40 1分半間隔・・・もうすぐ

AM11:55 子宮口8センチ、10センチになったらお産とのこと「もうすぐ!!!」と笑顔を見せながら助産婦が立ち去る・・・

AM11:10 ますます陣痛の強さが増し、期待と不安を胸にそのときを待つ。
       その間慌しく何人ものナース達により赤ちゃんの準備が進められ

AM12:55 いよいよ子宮口10センチ
       助産婦により呼吸法の練習。

PM1:00 赤ちゃんが回転している・・と主治医。緊張・・・
      主治医と助産婦の『プッシュ!プッシュ!プッシュ!・・・」と言う冷静で力強い声と主人の頑張れ!と言う声が響く。
      一人の看護婦が突然大きなタオルを両手に広げカーテンの中へサッと入った瞬間!

PM1:31 「オギャー オギャー!!」と元気な泣き声。3265グラムの女の子誕生。




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