madamkaseのお宝コレクション
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☆キュタヒヤの陶芸家ニイメット女史の皿とストゥク・ウスタの鳩☆
ニイメット・ヴァルル：
現代キュタヒヤ陶芸界を代表する若手陶芸家。女性らしい繊細なデザインと、化学染料の専門家としての知識を駆使して、１３色をベースに濃淡のグラデーションなど、かつてのキュタヒヤになかった多彩な色使いで世間をあっと言わせた。
ニイメット作品の出現は、グランド・バザールの青系統ばかりだった土産物屋の店頭をがらりと模様替えさせ、グランド・バザール全体の色が変わったと言っても過言ではない。
その色鮮やかな皿や小鉢は見るものの心を暖かく、幸福感に浸らせる不思議な効果を持ち、病気の人に見舞いに贈れば気分快適なセラピー作用を発揮すると、欧米でも大人気である。
ストゥク・オルチャル（ストゥク・ウスタ）:
日本にも紹介され、何度も展示会を開いているストゥク・ウスタは、キュタヒヤ陶芸界に革命をもたらしたパイオニア。オスマン朝時代からの伝統的なデザインから脱皮、ヒッタイト、ウラルト、ヘレニズム、ローマ、ビザンティン、セルジュクなど、歴史・考古学からも題材をとって、モザイク風な絵付けを定着させた。
ニイメットさんとともにトルコでもっとも外貨を稼ぐ陶芸家として人気を博している。
１９８３年、ハワイで買ったオパールの指輪
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