スープセロリ

スープセロリ
セリ科 多年草
【学名】 Apium Gravelolens Var. Dulce
【別名】 キンセイ、スープセルリ、中国セロリ
【将来的なサイズ】 高さ:40cm 幅:20cm
【花期】 4~5月
【原産地】 中国
【耐寒性】 半耐寒性
【利用部分】 茎、葉
【利用方法】 料理
【効能】 解熱作用、血中コレステロールの低下、利尿作用、風邪の予防
【注意点】 夏の乾燥には注意

スープセロリの特徴・品種

スープセロリはセロリの原種。
セロリに比べると茎株は大きくならず、茎は細く直立する。
その姿はミツバに似ていて、葉は羽状複葉。
スープセロリの花は白く小さく、複散形花序に花をつける。
セロリより強い香りがあるが、クセはあまりないので、セロリに比べて食べやすいという人もいる。

スープセロリの栽培方法・収穫方法・利用方法

◆栽培方法◆
スープセロリの種は3月~5月、9月~10月頃に蒔く。
スープセロリは秋口から翌年の6月終わりまでは生育期になるので、半日陰になる戸外で育てる。
スープセロリは耐陰性があるので、多少の日陰なら十分に育つが、明るい日陰で育てた方が軟らかい葉になる。
スープセロリはタネを蒔いてから、1ヶ月半ほどで収穫可能。
スープセロリの種まきは、筋まきか株間15cmで播種し、比較的密に栽培する。
スープセロリは移植を嫌うので、植え替える場合は、根鉢は崩さないようにする。
スープセロリは直射日光にあてすぎると、アクが強くなり、筋が固くなる。
そのため、発芽して本葉が4~6枚になったら、明るい日陰に置くようにすると、柔らかく食べやすくなる。
スープセロリの花茎が伸びたら摘み取る。
収穫せずに放任すると多年草化するが、株の勢いが弱くなって品質が悪くなる。
毎年種を蒔いて育てた方がおいしい。
こぼれ種で増える。
スープセロリは夏に乾燥させすぎるとダニが発生しやすくなる

◆収穫方法◆
スープセロリの収穫は10~7月。
スールセロリの収穫は草丈が15~20cmくらいで抜き取るか、地上部を3cmほど残して刈り取る。

◆利用方法◆
スープセロリは茎も葉も柔らかく、食用として利用可能。
サラダ、スープの浮き実、炒めもの、和え物、おひたし、中国料理の香り付けに利用。
スープセロリは風味が強いので、風味付けには控えめに入れる。



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