ハトムギ
イネ科 一年草
【学名】 Coix Lacryma-Jobi Var. Ma-Yuen
【別名】 コウボウムギ、シコクムギ
【将来的なサイズ】 高さ:1.5m 幅:20cm
【花期】 7月
【原産地】 東南アジア
【耐寒性】 なし
【利用部分】 果実
【利用方法】 お茶、料理
【効能】 消炎作用、滋養効果、強壮作用、利尿作用
代謝促進作用、保湿作用、美肌効果
【注意点】 妊娠中の摂取は念のため控える。
ハトムギの特徴・品種
ハトムギは6~7月ころに葉の間から花穂を出し、楕円形をした淡い褐色の実を実らせる。
ハトムギの名前の由来は、ハトがこの実をよく食べるためにつけられた。
日本では江戸時代中期から栽培され、漢方薬として利用されてきた。
ハトムギの代用とされるジュズダマはハトムギの原種で、薬効はハトムギより劣る。
ハトムギの栽培方法・収穫方法・利用方法
◆栽培方法◆
ハトムギの種まきは、4月。
ハトムギは日当たりがよく、湿度のある場所に植える。
ハトムギは一度、生長すると、毎年こぼれ種で増える。
発芽後は過湿にせずに、生育中期から保水力のある肥沃な場所で育てる。
◆収穫方法◆
ハトムギの収穫は、9~10月。
ハトムギの収穫は上記の収穫期に刈り取り、殻をつけたままか手でむいて種子のみにして、日干しにして乾燥させる。
◆利用方法◆
秋に採取した果実をフライパンなどで煎って、お茶に利用。
お粥やご飯に炊き込む。
ハトムギの種皮を取り除いたものは、生薬のヨクイニンになる。