前様日記

前様日記

2009.03.20
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テーマ: メッセージ(262)
カテゴリ: メッセージ


やろうと思いつつ、関係ないことばかりやっていて、とどのつまり本来やらなくてはいけないことに手をつけないのです。

核心のまわりをグルグル回っているだけの行動パターンがあるのには気がついていますか?

恋人に結婚を申し込もうとして、話せないとか・・・
妻に離婚を話さなければならないのに、言えないとか・・・
上司として部下に転勤の辞令を話さなければならないけど、切り出せないとか・・・


話をするのにあたって、恋人がすんなり結婚に承諾してくれ気配があるなら、
妻が離婚を拒まないのがわかっているなら、
部下が転勤を望んでいたのなら、
悩まないでしょう。

すんなり話が受け入れられるとわかっているのなら、あなただけでなく誰でも告白できるでしょう。

恐れの感情は出てこないでしょう。

相手がどう思っているかわからない場合、断られるのを恐ろしいと不安感や恐怖感が出てきますので、なかなか話せないのです。
勇気を振り絞って、告白し、実際に肘鉄をくわされ、きっぱり断られたりすると、「駄目な私。」とか思い、自分を責めまくるようなマイナスの気持ちが出てきますから、そのネガティブな感情を感じるのが恐ろしく、いやな気分にならなくて済む様に避け、現実から逃げようとしますよね。

このように、やらなければならない事が出来ないという時は、「自分が悪い。」と自分を責めるマイナスな嫌な感情を感じたくないのです。
行動した結果が、自分がシュミレーションしているような幸福を感じる結果ではないかもしれないと、自信がないのです。

自信がない場合の多くは、結果に求める完成度が高い場合が多い。
完成度が高い傾向にある人を、完全主義者とか、完ぺき主義者とか言います。

完全主義者とか完ぺき主義者と聞くと、何でも完璧にやりこなす人と思うかもしれませんが、それは違います。
完全主義者とか完ぺき主義者は、「完全に出来ないことは、一切しない人」という人たちです。

完璧や完全に出来る事しかしないので、あたかもスーパーマンのように見えるかもしれません。
彼らは、完成度が高くないことは認めません。
まあまあ出来ているとか、そこそこ出来ているという結果は一切認めないのです。
ですから、日常の思考パターンも、出来るか出来ないか、善か悪か、○か×かの、二極の世界で生きています。
神や天使は味方で、悪魔は敵と見ているわけです。
まあまあとか、そこそこ、△の存在は一切認めない世界で生きています。
不十分さは、認められないのです。

何ゆえに不十分さを認めないのでしょうか。

何かを認めたくないと思っている場合、心のどこかに「自分は、認めたくないものと同じ状態にある。」と気がついているのです。
そして、自分を責めています。

例えば、はげている頭を気にしているとします。
誰かに「ハゲ」と言われると、とても不快な気分になります。
なぜなら、「自分でもハゲでかっこ悪い」といつも自分を責めているのですから、そんなことを駄目押しで言われたくないのです。

自分でも不十分だと思い責めているのですから、他人にまで言われて不十分だと感じる事はしたくないのです。

自分の不十分さを自分が攻撃しているエネルギー分だけ、それを感じたくないので完ぺき主義になります。
完ぺき主義で、勧善懲悪が大好きな人は、心の奥底で不十分さを責めているのです。


人間は、神ではありませんから、完璧や完全に、何かを成し、やり遂げることは出来ないでしょう。
それが当たり前と認めましょう。
そして、どうせ嫌な気分を感じるのなら、行動したほうがましと、自分に言い聞かせて開き直りましょう。
やってみると、出来てしまったりすることも多々あるはずです。

完成度のハードルを下げることができるなら、やり遂げられることも増えるでしょう。

まず、動きなさい。

決断して、動かない限りは、私たちはサポートに入れませんからね。




前様の メッセージ用のブログ ↓は下記です。応援ヨロシク!

http://maesama.blog43.fc2.com/





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最終更新日  2009.03.20 19:07:03
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