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にこに@ Re:もしもねずみにクッキーをあげると(06/04) まだぬいぐるみありますか? 譲っていた…
2003年05月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類


 劇団四季ミュージカル『キャッツ』は、イギリスの詩人T・S・エリオットの詩集を
ミュージカル仕立てにしたものです。
その詩集「Old possum’s book of Platical Cats」(1940年)に収められている
『大魔術師ミストフェリーズ』『マンゴとランプルの悪ガキコンビ』の2編の原詩を
エロール・ル・カインが、絵本にしたものがこの作品。
(「キャッツ ボス猫グロウルタイガー絶体絶命」という絵本もあります。)

* * *

ほるぷ出版より画像使用許可を得て掲載しています。
* * *
(T・S・エリオット文/エロール・ル・カイン絵/田村隆一訳)ほるぷ出版

<あらすじ>
『大魔術師ミストフェリーズ』
黒猫ミストフェリーズは、神出鬼没の魔術師。
青いマントに星に月の模様の入った大きなマントで現れます。
軽やかでユーモラスな詩と共に、ミストフェリーズが魔術を見せてくれます。

そしてもうひとつは
『マンゴとランプルの悪ガキコンビ』
いたずら双子猫のマンゴとランプルのお話。と、一冊の絵本に二話入っています。

エロール・ル・カインのどの作風にも、不思議な世界と優雅な美を感じます。
特に、この『魔術師キャッツ』は、イメージを最大限に膨らませて描いたという感じを個人的に受けます。
美術的に質の高い絵本。まだお話が理解できない子供にも、見せてあげたい作品の数々だと思います。

グリム童話に挿絵をしたシンデレラや、またアラジンと魔法のランプなども手がけていますので
古典童話の絵本を見たいという方にもお勧めの絵本画家です♪
『魔術師キャッツ』では動を感じますし、古典童話の絵本では静を感じます・・・

話は変わりますが、『ちびまる子ちゃん』の作者『さくらももこ』さんは、
このエロール・ル・カインの大ファンだそうです。
実は、この事を知ったのはつい最近で、私の絵本日記をリンクして頂いている
ちびろずるーむ さんのページを読ませて頂いて知りました。
(イギリスが大好きな管理人さんの素敵なサイトです♪)
まるちゃん♪も好きな私.. さくらももこサンがエロール・ル・カインのファンだったのは嬉しい限りです。





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最終更新日  2003年05月02日 23時06分47秒
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